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CCNA等のネットワーク関連で出てくるのですが、
ネットワークループとルーティングループの違いが、
わからないので教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

こんにちは


#1 の方は惜しい、もうチョイです。

私も#2の方同様、”ネットワークループ”という言葉は、
聞いた事が無いです。

多分、L2 レイヤレベルのループだと思いますが、
この場合、関係してくるのが、”FDB(Forwarding DataBase)”です。

FDB はMAC Address とPort が紐付けされたテーブルで、
L2 の通信は、このテーブル情報を元に行われます。

ループが起こる条件は、
対向のスイッチ間で複数のケーブルを接続した場合や、
複数のスイッチを介して同一ネットワーク内でループ状態を作った時
などに発生します。

回避するためには、ループ状態を無くすか、
複数のスイッチにまたがる場合は、
スパニングツリー(STP)を利用したり、
対向間のスイッチで複数本のリンクを結ぶ場合には、
イーサチャネル(リンクアグリゲーション)やSTP を利用したりします。


一方の”ルーティングループ”は、
ルーティングテーブルの情報を元にループ状態が発生します。

発生する場所は、ルータやL3SW などのルーティングテーブルを持った機器で、
複数の機器が関係して起こります。

ループが起こる条件は、
障害に備え冗長化したネットワークで、
ルーティング設定を誤った場合に発生します。
(言い換えれば、こちらもL2 ループと同様に、
ループしていないNW では発生しません。
当たり前ですが。。。)
また、複数のルーティングプロトコルを使用している場合、
それぞれの収束時間(コンバージェンスタイム)の間に、
一時的なループ状態が発生する場合があります。
(STP を使用している場合、STP の収束も関係します)

ループが発生すると、
Ping したときにTTL が消費されExpire になります。
Traceroute した時には、何度も同じGW アドレスが表示されます。

回避するためには、冗長化の経路を無くす(ループを作らない)か、
ルーティングの設定を正しく行う必要があります。


参考になりそうなページを、紹介しておきますね。
http://www.n-study.com/network/2001/02/post_32.h …
http://www5e.biglobe.ne.jp/~aji/30min/32.html


CCNA 取得、頑張ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になりました。
CCNA頑張りまーす。

お礼日時:2005/06/06 21:22

ルーティングのループの原因はディスタンスベクタだけではありません。

スタティックルーティングでもループを発生させることはできますし、リンクステートでもデータベースの同期が不完全な場合は発生する可能性があります。

ネットワーク・ループという言い方はあまり使わないので、果たしてブロードキャスト・ドメイン内でのループ、を指しているのかどうか分かりません。語感からは、ループ現象の総称のような気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
CCNA頑張りまーす。

お礼日時:2005/06/06 21:21

こんばんは。

いま私も勉強中ですが、自分なりにまとめてみました。

・ネットワークループ
ブロードキャストドメインネットワーク内でフレームがループしてしまう現象。
ネットワークの経路が単一の場合、障害が発生するとネットワークが停止するため、冗長リンク(複数経路)を提供してネットワークの停止を回避し、継続して使用可能にします。
そこでブロードキャストフレームやユニキャストフレームがループしてしまいネットワークにダメージを与えます。
スパニング・ツリー・プロトコルで防止します。

・ルーティングループ
ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコル(例:RIP)を使用したルーター同士で起こるパケットの往復ループ。
最大ホップ数、スプリットホライズン、ルートポイズニング、ホールドダウンタイマ等でルーティングループの防止をします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
CCNA頑張りまーす。

お礼日時:2005/06/06 21:23

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