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映画で監督はだれだれ、製作総指揮はだれだれとある場合があります。
製作総指揮というのはどういうことをするのですか?
監督にアドバイスをするのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

質問から外れますが、同じような「総監督」という肩書きについて書いてみます。



よく大物監督の名が「スピルバーグ総監督」や「コッポラ~」とクレジットに出ますが、
すでに地位を築いた巨匠たちが、若手の有望監督を伸ばしてやるため
パトロンとして資金と作品を用意してあげるのだと聞いたことがあります。

巨匠のもとには魅力的な脚本が集まりますが、自分が撮れるのは1本のみ。
他の候補を捨てるには惜しいので、資金やコネの乏しい若手に与えて撮らせてみる。
評価が高ければ、自分も「名伯楽」として名声が高まるから都合がいい。
・・・と書くとちょっとあざといですが(笑)、要はプロデューサーと違って、
あれこれ口出ししない「後援者タイプ」だと思ってください。


映画界に限らず、欧米ではビジネス界の長老たちが、若いベンチャー企業家を積極的に
支援する伝統があります。自ら成功したあとは、恩恵をうけた業界の将来に寄与したい
という継承儀式のような習慣です。
(当然、有望株にツバをつけておく意味もあります)

生き馬の目を抜くようなハリウッドでも、こういう寛大な支援者がいるからこそ、
本当の良作が絶え間なく生み出されるのだと思います。
                                    
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自分も含めスポンサー(金)を集める


監督とか脚本とか役者とかを決めるあるいは、決める人を決める
映画を作る上でのスケジュールを決める
広告とか映画を買ってくれるところを決める
とかそういう製作に関するなんもかんもを指揮するんじゃないでしょうか
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すごく大雑把な言い方になりますが、映画に出資している会社の社長さんに対して、「製作総指揮」というクレジットを使うことがほとんどです。



ということで映画を作るうえでの実務としては、特に何かをするわけではありませんし、これをしなくてはいけないという、何か特別な仕事があるわけでもありません。ただ角川系の映画は例外が多いかもしれませんけど。

何もしないといっても、出資をしている以上は責任者的な立場もあるので、脚本に目を通してもらったり、完成時には試写をして見てはもらいます。
「あの会社がこんな映画を作った」なんて悪い噂がたっても困りますので、そのあたりのことはちゃんと見極めているはずです。



海外だと出資者が監督の演出や脚本に対して、あれこれ要求することはありますが、日本の場合だとそういった例はあまり聞いたことがありません。

内容には口を出さないものの、日本の場合は配給公開の時に、宣伝にかかわってくる「製作総指揮=社長さん」もいます。
「こんなイベントをやって試写をやったら、映画の宣伝にもなるし、うちの会社の宣伝にもなる」というわけです。


映画を作るうえで立場上、監督よりも権限が上となるスタッフは他に
プロデューサー
アソシエイトプロデューサー
ラインプロデューサー
といったパートがあり、実際の実務はこの3つのパートが仕切りのがほとんどです。

大きなわけ方になりますが、プロデューサーの仕事には
1.製作予算の管理、
2.監督初めスタッフやキャストなど人の管理
3.映画そのものの良し悪しの管理
といったものがあります。

3.のとことで監督にアドバイスしたりすることもあり、ハリウッドの場合は、「あの場面はこのように撮影しろ」とか、演出においても監督以上に権限をふるうプロデューサーは多いようです。
平気で結末を変えたりもしますし。

これは「ファイナルカット権」という最終権限のすべてをプロデューサーが握っているためですが、そうされたくないため、ハリウッドの監督は自分でプロデューサーを兼ねる人も多いです。
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