
私は怪談を読むのが好きです。愛読書は講談社KK文庫から出ている「学校の怪談」シリーズ、映像化もされている「新耳袋」シリーズ、スーファミソフト「学校であった怖い話」などです。
そこで質問ですが、「学校の怪談」シリーズで元ネタとなっている書物についてお聞きします。
「不思議な世界を考える会会報」や、「民話と文学の会会報」、「世間話研究会」、「研究収録おおつま」などの文献を読んでみたいのですが、どうすれば手に入るのでしょうか。購入できなくても、図書館などで読むだけで結構なので、ご存知の方は回答をよろしくお願いします。
それから、蛇足になりますが、もしお勧めの怪談集がありましたら併せて教えてください。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは。
○民話と文学の会の「会報」は、ちょっと見つからなかったんですが、下記の雑誌を出しています。
『季刊民話』(1975年冬~1976年秋)年4回。
それを解題して、
『民話と文学』(1977年3月~至現在)年2回。
○世間話研究会は、こんな雑誌を出しています。
『世間話研究』(1989年3月31日~)年1回。
○不思議な世界を考える会は、やはり「会報」は見つかりませんでした。こんな本を出してます。
『怪異百物語』1~5(ポプラ社)。
○研究収録おおつま、は、国立国会図書館の蔵書検索でもヒットしませんでした。題名から考えるに、大妻女子大学あたりの研究紀要(学部とか大学院で出してる学術雑誌)ではないかと思うんですが……。
上記2件は、かなり学術色の強い専門雑誌のようです。
怪談だけじゃないようですし。
「会報」ですが、こういう会の場合、会員だけに配布されることが多いですので、上記の雑誌から会の住所などを調べて、連絡をとってみては如何でしょう。
ご要望通りの回答でなくて申し訳ありません。
怪談集なら、
『現代民話考』松谷みよ子 立風書房 第1期1~12 第2期1~3。なお第1期はちくま文庫にも入ってます。
怪談ばかりじゃないけど、非常に多く入っています。「現代」と題するように、松谷さんが、各地をまわって集めた話です。「テレビ・ラジオの怪談」とか「汽車の話」というふうに。1冊に1テーマです。
これはお薦め。
それから『あの世からのことづて 私の遠野物語』松谷みよ子 ちくま文庫。
やはり彼女があつめた話。2頁くらいの短い話。怖くて、憐れで……。いい話ばかりです。
松谷さんばかりになったけど、いいんだからしかたない。ぞ~っとして、あとでじわ~っと切なく(あるいは暖かく)なります。
ご参考になれば。
>ご要望通りの回答でなくて申し訳ありません。
いえいえ、色々と調べていただいてありがとうございます。実は私も、これらの文献は一般書ではなく学術書的な要素が強いのではないかと思っていましたが、やはりその通りだったようですね。
怪談集についての回答もありがとうございました。早速探して読んでみようと思います。
No.4
- 回答日時:
怪談ではないのですが、不気味(?)な感じのものがお好きなら京極 夏彦の巷説百物語なんかがおもしろいですよ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043620 …すいません、この本は怪談集ってのではありませんが、お勧めです。
京極夏彦氏の小説は好き(といっても京極堂シリーズを2冊読んだだけですが)なので、ぜひ読ませていただきます。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
「民話と文学の会」はいくつか地方の図書館でヒットしていたので、お住まいの地域の図書館を探すのがベストだと思います。
また、会報については#1さんの回答で既出ですが、専門的な物のようです。ただ、神田の古書街などブラつくと思わぬ発見があるので、一度のぞいてみるのも楽しいと思います。「姑獲鳥の夏」に出てくる京極堂みたいな古書店も存在します。
オススメの怪談集ですが、本当にオススメなものを紹介します。
加門 七海さんの「怪談徒然草」です。これは、読んで眠れないほど怖かったです。全部、実話です。
そのほかは、角川ホラー文庫「文芸百物語」です。
加門さんも怪談話を寄せています。
私の住んでいる所にも、大型の図書館があるので一度よく調べることにします。
神田の古書街…東京に行くたびに立ち寄ろうと思いつつ、まだ一度も行ったことがありません。怪談集に限らず、思わぬ掘り出し物がありそうで、ワクワクしますね。
「怪談徒然草」については初耳です。眠れないほど怖い本ならば、必ず読んでみようと思います。貴重な情報をありがとうございました。
お礼に私からも情報を一つ。
「現代奇談」というサイトには、怪談(都市伝説)とその分析が多数載っているので、回答者の皆様もぜひ一度覗いてみてください。
No.2
- 回答日時:
文学や民俗学専門の資料館や文学館あるいは博物館で図書室を持っていれば探しだすのは簡単かもしれません。
自分が知っているものだと千葉県は佐倉市にある”国立歴史民族博物館”なんか可能性あるかもしれません。ただし有料だということがネックになるかもしれません。
まだ読んでおられるかどうか判りませんが江戸後期に活躍した作家:上田秋成が書いた「雨月物語」はどうでしょう。これは日本初の怪奇小説とよばれているもので一冊持っていても損はないのではないかと思います。
情報をありがとうございました。
私は地方に住んでいるので、上京の折にでも千葉の民族博物館に足を運んでみることにします。
「雨月物語」については、高校時代に少しだけ読んだ記憶がありますが、この機会にもう一度通読してみようかなぁ
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