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「Zガンダム」での話です。
エウーゴとティターンズはなぜ戦っているのでしょうか。
「エウーゴ」「ティターンズ」「地球連邦」「ジオン軍」の関係がいまいちわかりません。

また「地球の重力に魂を引かれた人」とはどのような人のことを言うのでしょうか。

お分かりになる方、どうか教えて下さい、お願いします。

A 回答 (4件)

machieさんの答えでほぼ問題ないのですが。



> 2.エウーゴとは

組織としてのエゥーゴは一応連邦とは独立していますが、実際に表だって活躍している人々はブレックス、クワトロ、ブライトなどほとんどが連邦の軍人でもあります。
(カミーユやファ、ジュドーたちは違いますが)
反・地球連邦政府(反地球連邦・政府ではないので注意を)とは言っても実際には反ティターンズとでも言うべき組織で、エゥーゴvsティターンズというのは連邦内部での派閥争いという見方をしたほうがいいでしょう。
ZZでは連邦上層部の命令の為にエゥーゴが自由に活動できないという場面もありました。
ただし、Ζ序盤ではティターンズが圧倒的に優位だったため、エゥーゴ・ティターンズどちらにも属していない連邦の部隊もティターンズの指揮下でエゥーゴと敵対していたものが多数いました。ライラやブランなどがこのパターンです。

戦後はティターンズ壊滅によってエゥーゴが与党とでも言うべき立場に立ちますが、結局連邦そのものの体質は変わらなかったようです。


「重力に魂を…」ですが、いつまでも地球に居座りつづけ、環境破壊を進める人々という意味だと解釈します。
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ZGとはかなり古い話ですが、この質問に対する回答となると、ガンダムの世界における社会背景を伴ってしまいます。



地球連邦とジオン軍の関係ですが、地球連邦というのはガンダムの世界においてほとんどすべてのベ-スとなる組織です。
全地球上の国家を統一し、一つの国家として成立したのが地球連邦。
ジオン軍は、地球上の人口が増えすぎたため、衛星軌道上の「ラグランジュポイント」と呼ばれる7箇所に地球連邦がスペ-スコロニ-群(サイドと呼ばれる)を設置。
この内、月の裏側にあるサイド2が地球連邦に対して独立戦争を挑んだのが後に「1年戦争」と呼ばれる宇宙世紀0079~0080の間に行われた戦争で、初代ガンダムの作品世界はこれを描いています。
この「サイド2」が「ジオン公国」と自称したためこのサイド2固有の軍隊をジオン公国軍、通称「ジオン軍」と呼称します。
これを描いた作品として、初代ガンダムの他に「0080ポケットの中の戦争」、「第08MS小隊」があります。
結局ジオンは連邦に負けジオン軍は解体するのですが、この時の敗残兵が再度連邦に対し戦争を行ったのが宇宙世紀0083で、これを描いたのが「0083スタ-ダストメモリ-」です。結局連邦の勝ちで終わりはしますが、この結果、ジオンの残党狩りとスペ-スノイドの連邦に対する反抗を武力鎮圧することを目的として、連邦軍内にティタ-ンズが結成されます。
当初のティタ-ンズが結成された名目は、あくまで「ジオンの残党狩り」だったため反対する者も居なかったようですが、しばらくするとティタ-ンズの専横が目立つようになり、もう一つの「スペ-スノイドの連邦に対する反抗を武力鎮圧する」のが主目的となってきたため、その存在を危惧する人々が現れ、団結してこれに対抗しようという勢力ができました。これが「エゥ-ゴ」です。エゥ-ゴには連邦軍の一部将官が主体となり、月のアナハイムエレクトロニクス(当時最大のモビルス-ツメ-カ-)の一部、連邦と各サイドの経済界の人々の資金・物資援助により組織として拡大して行きます。
もっとも、アナハイムは連邦軍(主にティタ-ンズ)にも物資を提供(こちらは無償ではない)していましたが。
これが宇宙世紀0085になるとティタ-ンズとエゥ-ゴの全面戦争に発展。これがZガンダムの世界です。
本来、全面戦争に突入する必要性は無かったはずなのですが、ティタ-ンズが地球連邦そのものを牛耳るようになったため、その危惧というか勝手な正義感というか被害者意識とでも呼ぶべきものがエゥ-ゴのスポンサ-達に芽生えたためなのでしょうか?
この後、ティタ-ンズはほぼ霧散状態となり、地球に帰ってきた「アクシズ(これもジオンの残党と言って良い)」と連邦軍の残存兵力及びエゥ-ゴとの戦争が勃発します。これがZZ。ZとZZはスト-リ-がもろに直結した作品なので両方続けて見た方が良いでしょう。


「地球の重力に魂を引かれた人々」とは、Zガンダム以降よくガンダム作品に出てくる言葉ですが、これはコロニ-に住むスペ-スノイドでは無く、地球に居つづけて地球の環境破壊、資源の浪費、コロニ-からの搾取等を行うニュ-タイプでは無いオ-ルドタイプの人々、特に政治中枢にいる権力者のことを指して言われる言葉と言われています。ただ、人によって解釈に若干の違いがあるため、一概にはこのとおりとは言いがたいものがあるのも事実です。

ちなみに、現在入手可能なガンダムの各作品を年代順に追って行くと次のようになります。

機動戦士ガンダム(TV)、0080ポケットの中の戦争(OVA)、第08MS小隊(OVA)が同時期
機動戦士ガンダム0083スタ-ダストメモリ-(OVA及び劇場版)
機動戦士Zガンダム(TV)
ガンダムセンチネル(小説)
機動戦士ガンダムZZ(TV)
逆襲のシャア(劇場版)
閃光のハサウェイ(小説)
機動戦士ガンダムF91(劇場版)
クロスボ-ンガンダム(漫画)
機動戦士Vガンダム(TV)
ガイアギア(小説)
タ-ンAガンダム(TV)
なお、G、W、Xの各ガンダム作品は本来のガンダム世界とは異なった世界ですので、スト-リ-のつながりはありません。
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 ちょびっとだけ補足……というか私の解釈。


 「重力に魂を引かれた人」というのは、ニュータイプはスペースノイドが宇宙生活に適応して感応力などを高めた人類である、と言われているのに対して、“地球生まれのエリート”達が、自分たちが劣った人類であるのを認めたくないが故に、ヒトの革新を拒んでいる……というような事を指しているのではないでしょうか。
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懐かしい話ですね。

かなり昔の話なので忘れてしまった事が多いのですが、うろ覚えですけど、大体以下の通りです。
1.ティターンズとは
一年戦争後(一番始のガンダムの時の戦争の呼称)、地球連邦軍はジオンの残党狩の名目で、エリート部隊であるティターンズを結成。 しかし、ティターンズはその本来の目的を超え地球連邦本体にも影響を持ち始め、挙句にはスペースノイド(宇宙で生まれ育った人々)への圧迫も強めていきます。これはティターンズのメンバーが地球生まれの地球育ち=エリートと言う感覚から来るものです。
2.エウーゴとは
ティターンズの独走を防ごうとする、スペースノイドたちの集まりから、反地球連邦政府エウーゴが誕生します。エウーゴはジオン、地球連邦とも関係無い新たな組織です。
3.両組織の影に...
そして両組織の影にアナハイム・エレクトロニクスの存在が見え隠れします。
1年戦争後にジオン系の企業も吸収し最大の軍事企業となったアナハイム・エレクトロニクスは、ティターンズにモビルスーツを提供しつつ(多分有料で。軍事企業ですから)裏ではエゥーゴの最大のスポンサーと言う側面も見せます。
ちなみにクワトロ大尉(シャー大佐)は一年戦争の最後にガンダムの装甲として使用されたガンダリウム合金を手土産に、エウーゴ側にもぐりこんだようです。

以上簡単ですがエウーゴはティターンズに敵対していくわけです。それとZガンダムの後半からZZ、映画版逆襲のシャーにかけて出てくる、アクシズはジオンの残党の集まりです。

それと「地球の重力に魂を引かれた人」とは、上述した地球産まれを自負する、自称エリート達と捉えて良いのではないようでしょうか。
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