アラブ圏に旅行するときの注意点

　今度エジプト、イスラエルの順で陸路の旅行をしようと思っていて、将来他のアラブの国も旅行することを考えてイスラエルの入国と出国のスタンプを押さないでもらおうと思っています。あと、エジプトから出るときにもイスラエルに入国したことがバレバレになってしまうので出国のスタンプを押さないでもらおうと思っています。そうするとパスポートにはエジプトの入国スタンプしか残りません。エジプト出国のスタンプがない場合、「イスラエルに入国したのではないか？」と他のアラブの国に入国する際に怪しまれたりするのでしょうか？それとも理由を言って、エジプトの入国のスタンプも押さないでもらったほうがいいのでしょうか？

No.3 ベストアンサー 回答者： fountainofs 回答日時： 2006/03/25 17:59

中東に住んでいる者です。

タバからエイラートへ陸路で抜けたこともあります。

＞エジプトの入国のスタンプも押さないでもらったほうがいいのでしょうか。
カイロ空港で入国時には、それは多分無理ではないかな。あまり丁寧な窓口ではないです。

イスラエルでは希望すると旅券でなく別のカードに入国・出国のスタンプを押してもらえますが、実は、タバの国境エジプト側でも、旅券に出入国スタンプを押さす、別のカードにスタンプを押してもらえる制度があります。どうやらご存知のようですね。
（ただし、十年前の私の経験では、当の現場のエジプト人係官がこの制度を全然しらないことが多いので、延々3時間くらい現場の国境事務所の責任者の部屋で談判し、ようやくできた。エジプトはそういう国です。）

＞エジプト出国のスタンプがない場合、「イスラエルに入国したのではないか？」と他のアラブの国に入国する際に怪しまれたりするのでしょうか？

これは答えが難しい、、、。一般論としては、ある国の入国審査で、別の国のスタンプが出入両方揃っているかなんて見ていないと思います。ただ、例えばシリアとか、イスラエル・ボイコットにひじょうに敏感な国では、ビザを出すときに、旅券の全ページを丹念にチェックしているから、、、。

心配なら、将来イスラエル・ボイコットしている国に行くときには、日本外務省にもう一つの旅券を発行してもらうのがベストの解決。旅券をもう一回もらう手数料ちはかかりますが、「保護又は渡航の便宜のため特に必要があると（外務省が）認める場合」には一般旅券の二重発給申請ができます。

外務省の資料では、
『現に所持する旅券面に渡航の障害となる対立関係地域の入国査証、入出国証印がある場合』はこれが適用可能で、『イスラエルとイラク、レバノン、リビア、サウジアラビア、スーダン、シリア、イエメン、ソマリアの計8か国が対立関係にある。』と認められています。

No.2 回答者： sakuji 回答日時： 2006/03/24 18:45

何度か周辺国に旅行経験があります。

エジプト／イスラエルはタバ国境になりますが、ここではエジプト出国のスタンプは原則押されてしまいます。
ですので、見る人が見ればエジプトの後、イスラエルに行ったことがわかってしまいます。

イスラエル出入国の記録を残したくない場合は、ヨルダンのキングフセインブリッジ（アレンビー橋）からイスラエルに入り、
同じくここからヨルダンに出国することです。
ここならヨルダン側は自国の領土という認識なので、ヨルダン出国印もイスラエル入国印も押されず、
帰りも同様に無印で戻ってこられます。
イミグレで「パスポートにスタンプを押さないで」というと、別紙に押してくれてイスラエル出国時に回収されます。
ただ係官によっては重大性を認識していない人もいていきなり押されるケースもあるので、
パスポートを渡す前に押されないように頼む必要があります。

どうしてもヨルダンに寄ることができなければ、タバでエジプトの出国印も押さないよう頼んでみてもいいですが、
帰りも上手くいくとは限らないのでオススメできる方法ではありません。

万一押されたら、次にアラブ諸国に行くときにパスポートを取り直すか、二重発給という方法もあるようです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/shocho/public/ …

No.1 回答者： hoorai 回答日時： 2006/03/24 18:28

エジプトにしろイスラエルにしろ、パスポートに入国スタンプが押されていないと

何かの時、ポスポート提示を求められると密入国者扱いになるんじゃないかな。
また、出国スタンプが押してないと、何時までもその国に居るという事になって
しまうんじゃないかな。

イスラエルには行ったことがないので聞いた話です。イスラエルの入国、出国
スタンプは、パスポートにメモ用紙などを挟んでいて、そのメモ用紙にスタンプを
押してもらうそうです。参考までに。