プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 テレビでも漫画でも、「笑い」に特化したものが好きで、よく見ています。
 小説でもそういったものが見てみたいと思い、人に薦められるまま、清水義範、筒井康隆、東野圭吾などを読んできました。
 どの方の作品も面白かったのですが、少しばかり、理に勝ちすぎ、という印象を抱いてしまいます。

 例えば漫画であれば、ある回で死んでしまったキャラが、次の回で何の説明も無く生き返っていたりしますよね。そういう、いい意味で支離滅裂というか、必然性も整合性もない、ギャグのためのギャグ、といった感じの作品は、小説という分野ではないものでしょうか。

 ちなみに最も理想に近いと思えるのは、町田康と佐藤哲也です。あれを「ギャグ小説」と分類してしまってはいけないのでしょうが。

A 回答 (7件)

こちらの本が、まさにお探しのものと思います^_^



みやたけいじ/友沢ミミヨ
「さばくのおうさま」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4286006 …

「U-30大賞」という文芸賞を受賞した作品です。

作者のみやたさんはブログもやっておられますので、ぜひそちらを1度ごらんになってください。
投げやりな感じがとてもいい味のサイトですw
http://sunakan.exblog.jp/
    • good
    • 0

こんばんは。



西澤保彦「七回死んだ男」はどうでしょうか?

主人公の少年は同じ日を九回繰り返してしまうという(毎日というわけではなく、しかも本人の意思にかかわらず)特異な体質。その能力?を活かして殺されてしまった祖父を殺人から回避しようとするのだが、どうしても殺されてしまう。果たして最後の九回目を迎える前に祖父の殺人を回避する術は見つかるのか。

といった内容です。
私はこの奇抜な設定、あらすじに引かれて購入しました。一応ミステリーとして書かれているので質問者さんが求めるほどには支離滅裂でぶっ飛んでいるわけではありません。その意味でちょっとリクエストとはズレるかも知れませんが、事件に焦点が当てられているので、主人公がなぜこういう体質なのか等深く言及されず、こういう体質なんだから仕方がないといった勢いがあります。

あとは最近流行の著者なのでご存知かもしれませんが、伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」もミステリーとして書かれたもので支離滅裂で、ギャグって訳でもないのですが、未来を予知できるカカシ(意味があるのかないのよくわからない、田んぼに突き刺さってるアレです)が殺され?た。未来予知できるはずのカカシ?がなぜ、自分の殺人?殺カカシを回避できなかったのか。というこれまた奇抜な設定になっています。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31199305

お役に立てれば幸いです。

参考URL:http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30453922
    • good
    • 0

漫画っぽさを求めるならば、対象年齢がそれくらいのライトノベルのほうが種類が多いと思います。



わたしがギャグだと思うのは「スレイヤーズ」のスペシャルシリーズのほうです。
本編「スレイヤーズ」と違って、「スペシャルシリーズ」はキャラの個性を生かして、一般的な小説の展開を外します。

たとえば、敵が口上を述べているあいだに躊躇なく攻撃魔法をぶちかまして相手につっこみを入れさせたり……
ただ、必然性や整合性はありますので、ご希望に添わないでしょうか。
理にかなってるからこそおもしろい、というのが私の好みでして……

そういえば、SF作家の火浦功先生の作品もギャグ要素満載だったことを思い出しました。
「ひと夏の経験値」とか「丸太の鷹」など、タイトルだけですでにダジャレです。
地球人に変装した宇宙人が、みんな同じ人に変装している話とか……
人間から見て、アリの顔の区別がつかないように、宇宙人から見て人の顔の区別がつかないために大量に同じ人を投入してくるんです。こんなカンジで、おもしろいですよ。
    • good
    • 0

「下妻物語」、または続編の「下妻物語・完ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件」(嶽本野ばら著)はどうでしょうか?


映画化もしましたが映画より面白かったと思います。小説を読んでこんなに笑うとは思いませんでした。

「さくら」(西加奈子著)や、「東京タワー」(リリー・フランキー著)も漫画っぽくは無いですがギャグ要素が有るような無いような…(この2作品はオカンがコミカルで面白い)
    • good
    • 0

こんにちは


中場利一の「岸和田少年愚連隊」
中島らもの「ガダラの豚」
など、支離滅裂とはいいませんが
かなりぶっとんでますよ。
    • good
    • 0

 筒井康隆さん読んでるならご存じかもしれませんが、古典SFの研究者としても有名な横田順彌さんの「ハチャハチャSF」などはいかがでしょう。

初期の短編集などが該当するはずです。
    • good
    • 0

秋田禎信「魔術師オーフェン・無謀編」(富士見ファンタジア文庫)はどうでしょうか。

本編はかなりシリアスですが、こちらはギャグ要素が強いですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

まとめてのお礼でごめんなさい。

みなさん、たくさんのご回答、ありがとうございました。参考にさせていただきます。
ポイントは、回答順につけさせていただきますので、ご了承ください。

お礼日時:2006/04/16 15:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!