こんばんは~! 丁度今、NHKのクラシック音楽をテレビで見て、思ったんですが、質問させてもらいます!
ベルリオーズの幻想協奏曲などに 第1章 『夢と情熱』のようなタイトルが字幕で出るのですが、わざわざ、曲だけの音楽なのに(歌詞は無いという意味)なぜタイトル名を日本語表示で書くのですか?
音楽と言うのは、聴こえた通りに、リスナーが解釈するのも楽しみの1つです。絵画も観る者により印象は様々です。どれも間違いは無いわけですから、クラシック音楽に日本語のタイトルを導入するのは、リスナーに先入観を抱かせるし、タイトルの通りにリスナーもイメージを湧かして聴こうとしてしまうので、想像力や発想力などの観点から、不必要な要素だと曲のタイトルについて思います。どう思いますか?
『題名のない 音楽祭』(こんな名前のテレビ番組があった気がする)は、このオイラの質問の真意を捉えて、この番組名にしたんですかね?
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
より一般的に広めるための手段では無いでしょうか。
ベートーベンなんかの交響曲のタイトルは後付けだと聞いたことがあります。
本当は、必要の無いタイトルも多いのかもしれませんね。
ただ、全ての曲が「交響曲第○番」とかばかりだと、
クラシック初心者にはどれがなんだか分からなくなってしまいそうです。
この回答への補足
そうなんですよ!
>本当は、必要の無いタイトルも多いのかもしれませんね。
はい。そう思います。 フランス語や中国語のラップ音楽や歌を聴いてても、歌詞もよく判らないけど、メロディのように声も楽器の音のように聴こえてきます。しかし、なぜだか、好きになる。なにを言ってるのか判らなくても、良いメロディだとか、気持ちもこの曲や作者が好きになる・・・。
こういう経験というか、楽しみ方が出来てる人が、オイラの質問の意味を判るタイプだろうと思います。
どの鳥の鳴き声が好きですか!?という質問に似てるよーな具合で、タイトルをつけずともクラシック音楽の話にタイトルを着ける必要は無いのでは?と思ったんです。
回答ありがとう。
No.14
- 回答日時:
No.5です。
もうひとつ思いつきました。作曲者が自身でつけた場合に限られますが、その場合は「曲名も作品の一部」なのではないでしょうか。
文学もそうですが、芸術分野は問答無用で作った人が神様なのですから、作曲者が「これは○○という曲だ!」というのなら、それを認めるしかないのでは。
おそらくは、タイトルにこだわっている作曲家もいるでしょうし。
作曲は感情の発露であり、その感情は人それぞれ千差万別ですから、一概に「こうするべき!」というのは難しいと思いますよ。
もしそれが嫌でしたら、サブタイのついていない曲を聴くしかないと思います。
この回答への補足
どーも、まともに対話、討論して答えに結びつく回答を書いてくれた最後まで丁寧に書いてくれた利用者の方々、ありがとうございました!
そろそろ締め切ります。
まともな意見というか、まともで冷静なようでご自身の考え方で回答してくださる方の回答らしい回答、ありがとーございます。
大義名分を盾にしてるかのような、劣等感を感じてる他の方(切れ気味回答者)の書いてる文章とは異なる文章を拝見でき、嬉しく思います。
ありがとうございます。サブタイの無い曲を幾つか探してみようと思います。
No.12
- 回答日時:
こんにちは。
クラシック音楽愛好家+アマチュア演奏家です。
ベルリオーズの幻想交響曲については,作曲家自身がタイトルを(フランス語で)つけています。なので,例示からは,ご質問の意味が次のどちらなのかちょっとよく分かりませんでした。
・標題音楽は必要ないのではないか?
・標題を日本語に翻訳する必要はないのではないか?
以下,両方について,私の個人的な思いを述べて,回答に替えさせていただきます。
【標題音楽について】
質問者さんが,クラシック音楽を楽しむにあたって標題は必要ない,と思うならば,それで何も問題ないと思います。実際,マーラーなんかは,作品の印象を固定されたくない,という理由で,かなり具体的なイメージを元に作曲していながら,それを敢えてタイトルには残さない,というような事もやっていたようですし。
質問者さんが文中でおっしゃっている,「どれも間違いではない」は,まさにその通りだと思います。
標題を頼りに想像をさらにふくらませたり,あるいは,その意味を誤解して後で冷や汗をかくのも,「間違いではない」のうちに含まれると思いますよ。
【標題を日本語に翻訳することについて】
上に述べたように,聴くときに標題をどこまで気にするかは人それぞれでよいと思いますが,意味はなんだろう?,とか,なぜそういう標題になったのだろう?,と興味を持つことは,少なくとも間違いではないと思います(演奏するならば,絶対に必要です)。
原語で理解できればそれに越したことはないと思いますし,確かに,たまにかなりの意訳もあるので注意は必要かと思いますが,理解への助けとして,標題の日本語への翻訳はとても役に立っていると思っています。
これは余談ですが,意訳だからこそイメージがよく伝わる,という事もありますしね(例えば,エルガーの行進曲「威風堂々」とか)
この回答への補足
>かなり具体的なイメージを元に作曲していながら,それを敢えてタイトルには残さない,というような事もやっていたようですし。
そのマーラーのタイトルを隠して音楽を視聴でき、後から、「これは○○をイメージしました」などと答えが出るよーなクイズ形式の視聴可能なサイトなどご存知ないですか?
>(例えば,エルガーの行進曲「威風堂々」とか)
大きなタイトルと、小さなサブタイトルのような名前もその曲にはあるのですか?(第1章、第2章などのような小さなタイトル)の意味。
それらが仮にあるのなら、サブタイトルが無いと、理解しにくい曲なのですか?
追記:とても細かく
↓
No.11
- 回答日時:
あくまでも私個人と表題の関係で、一般論ではありませんが、お許しを…。
おっしゃる通り表題がイマジネーションを限定することは大いに有り得ます。
現に自分も表題があるものは、しっかりとイメージの枠を固定して聴いてしまいます。
ですが、タイトルがなければ、生涯興味を持たなかったであろう曲もあります。
つまり、受け手としては、「キャッチ」としてのタイトルによって
出会いへと導かれることもあるのです。
私の場合は、表題は導入です。
イメージをぶれさせず、音とイメージに集中するのに助けになります。
なんでこんなタイトルにしたのだ?というイメージのズレもまた楽しいですし。
そして気に入った場合、曲の背景を調べたり、他の人の批評を調べて、
更に外部条件でイメージ枠を固定させておいてから、
何度も聴き込んだり、年を経て聴き直したり、
状況を変えて聴いたり(生演奏、大切な人と聴くなど)することで、
自分の中で新しい解釈が生まれるのを楽しみにしています。
というわけでイメージが固定されることは確かですけど、
それを壊したり、乗り越えたりする楽しさもあります。
私は言葉と音楽は切り離せません。相互作用で2度おいしい。
こんな鑑賞方法です。
楽しみ方と的を得た回答ありがとうございます!
>私の場合は、表題は導入です。
イメージをぶれさせず、音とイメージに集中するのに助けになります。
なんでこんなタイトルにしたのだ?というイメージのズレもまた楽しいですし。
ふむふむ、楽しみ方を経験上で書いてくれてありがとうございました!
No.10
- 回答日時:
曲には人から頼まれて作る(委嘱作品)と、単に創造するものとがあります。
標題に関しても、作曲者本人がつけるものと出版社が勝手につけるものもあります。特に、標題音楽の場合には何らかの素材があり、それを元にして作られていてものがほとんどです。
例えば、ベートーベンの交響曲で第6番はまさしくその通りで第1楽章の「田舎に着いたときの愉快な気持ち」というサブタイトルは作曲者自身がそれをイメージして作曲しています。反対に第5番の「運命」に関しては別に運命をイメージして作曲したわけでもなく、標題があとから勝手にくっついてきてしまった曲で、最近ではCDや演奏会のチラシでもこのタイトルをあえて載せないものも増えています。
タイトルをつけるとないものに比べて売上が大きいともいわれています。
(昔の出版社はそういう理由で勝手にタイトルをつけたと言われている)
また、演奏する人に対して作曲者が指示をする目的でいろいろ書いている例もあります。その代表がマーラーです。彼のスコアにはぎっしりと演奏家、もしくは指揮者に対しての指示が細かくかかれています。
しかし、それでもなおマーラーの交響曲の解釈には何通りもあるわけですから、結局、タイトルや標題なんてのは「アナログ」的なものなんでしょう。
反対に質問者に質問ですが、「夢と情熱」と聞いて(見て)何を想像しますか?この回答も人によってさまざまでしょう、1つの回答に行き着くとは思えません。
タイトルはリスナーをその世界に引きずり込ませるアイテムに過ぎないのです。むしろ先入観を抱かせるのが目的です。タイトルがなければいろいろな想像はできるでしょうが、結局最終的な結論には達しないわけで(それでもいいという人はいいですが)、イメージと違えばそれはそれで別に構わないわけだし、強要もできないわけです。
おそらく作曲というものをした事がないのでこういう意見もでてくるのでしょう。例えば「犬」という題材で作曲してそれを聴衆に聴いてもらって理解ができるかどうか。理解してもらえなかったときは標題を「犬」から「ほえるもの」とか「訴えるもの」とか(曖昧なもの)にするとより伝わるように思います。
一度作曲をしてみてはどうですか?苦労がわかりますよ。
この回答への補足
>、「夢と情熱」と聞いて(見て)何を想像しますか?この回答も人によってさまざまでしょう、1つの回答に行き着くとは思えません。
だろー? そう思うだろ? 曲名の中に、第1章は、『○○』なんて書いても、聞く側に任せとけば良いのに、固定観念を植えつけるよーなタイトルをすることが、押し付けガマシイって思うんだよ。
>一度作曲をしてみてはどうですか?苦労がわかりますよ。
うん、トランス音楽以外の作曲をしてみますね!
ほぉー!その2通りがあるのかぁ!
『曲には人から頼まれて作る(委嘱作品)と、単に創造するものとがあります。標題に関しても、作曲者本人がつけるものと出版社が勝手につけるものもあります。』
なるほどぉ!ありがとうございます!
『タイトルはリスナーをその世界に引きずり込ませるアイテムに過ぎないのです。むしろ先入観を抱かせるのが目的です。』
『タイトルをつけるとないものに比べて売上が大きいともいわれています。
(昔の出版社はそういう理由で勝手にタイトルをつけたと言われている)』
そーなのですね! 回答ありがとーございました!
No.9
- 回答日時:
質問でござりまする。
1)質問者さんはいわゆる「表題音楽」に反対なんでしょうか?(ラヴェル「夜のガスパール」、シューマン「子供の情景」等々、表題の中にも更に表題、という作品は列挙に暇ないけれど、そうした製作態度は駄目ってことでしょうか?)
2)それともそうした題を「翻訳」しちゃうことがおいやなんでしょうか?「夢-情熱」じゃなくって言語表記「Reveries-Passions」なら良い、もしくはカタカナ表記で「レヴリー パッシオン」なら良いんでしょうか?例えばジャズ・ピアノのバド・パウエルの作品なら「クレオパトラの夢」は厭だけど「ウン・ポコ・ローコ」は良いとか。
3)もしも純粋に「翻訳」に異義あり、とおっしゃるなら宮城道雄の筝曲「春の海」は日本語が原題だからOKでしょうか?
以下は全く個人的な感想です。
ベルリオーズの幻想交響曲は表題を用いるプログラムが交響曲において革新的だったそうですが、私も「夢-情熱」は題名として陳腐すぎやしないかねえ、と思ったりしますよ。文学者じゃないんだから仕方ないか・・・と思ったりして(ごめん!)。ほいからヴィヴァルディですが「四季」に「起承転結」って・・・それだけはないと思います!(四つともすごく似てない?あ、失礼!)
No.8
- 回答日時:
質問者さん自身の芸術的解釈(理解)レベルの問題です。
あなた自身が「タイトル」に引きずられるレベルの理解度しかないと言うことです。
「タイトル」があろうと「作品番号」だけであろうと純粋に音楽(芸術)に浸れる能力が未熟であると自省してください。
「表題」であれ、「純粋」であれ、教養として「分類」するだけのためのもので「音楽(芸術)」としては、同じです。
音楽を鑑賞する場面においては、確かに「タイトル」は不要な要素でしょう。でも、それは、個人の世界の内においてのことです。
放送と言う公共の世界においては、何を放送したのか明らかにする義務があります。後々に「検索」できるようにもしなくてはいけません。
CDやアナログディスクなどに記録した場合も、映像を伴うメディアに記録した場合もできる限り多くの人にわかるレベルで「検索」できるようにしなくてはなりません。
そういった意味を含めて「タイトル」が付けられていると考えてください。想像力などが、「先入観」に負けない実力を磨いていってください。
No.7
- 回答日時:
ベルリオーズの「幻想」は『表題音楽』と呼ばれるもので、小説みたいに一連のストーリーがあるんです。
それを音楽で表現したものなので、それぞれのシーンごとにタイトルがあるのは当たり前のことです。バレー音楽だってそうでしょ?例えば「白鳥の湖」とか、歌詞ないけどそれぞれのシーンの情景を音楽や踊りで表しているんです。「春の祭典」だってそう。
こういうのはクラシックに限らずジャズなどにもありますよ。
この回答への補足
>小説みたいに一連のストーリーがあるんです。それを音楽で表現したものなので、それぞれのシーンごとにタイトルがあるのは当たり前のことです。
幻想故郷曲と言うタイトルまでは、大きな題名なので、なんとも問題ないと思ったのだけど、『第1章 ○○○』などのよーに、細かくタイトル付けするのが、問題だと思うのです。
No.6
- 回答日時:
>曲だけの音楽なのに(歌詞は無いという意味)なぜタイトル名を日本語表示で書くのですか? //
この箇所を反対解釈すると、「歌詞がある曲ならタイトルを付して良い」という論理になるように読めますが、それはどういう理由付けによるものですか? 無題の歌詞があっても何ら問題はないと思います。逆に、タイトルがあって歌詞のない音楽があっても、何の問題もないでしょう。
あるテーマに沿って文章を書いたとき、その文章に表題を付するのはごく一般的なことです。であれば、あるテーマに沿って作曲をしたとき、詩がなくても表題を付けても良いのではありませんか?
日本語表記するのがおかしいということであれば、それは一理ありますが、逆にベルリオーズの曲のタイトルを理解するために当時のフランス語に精通しなければならないというのは極めて不合理だと思います。もちろん、できるに越したことはないでしょうが、それが可能なのは一部の人たちだけでしょう。
>>絵画も観る者により印象は様々です。どれも間違いは無いわけですから、 <<中略>> リスナーに先入観を抱かせるし、タイトルの通りにリスナーもイメージを湧かして聴こうとしてしまうので、想像力や発想力などの観点から、不必要な要素だと <<中略>> 思います。//
この限りにおいては理解できます。絵画も作品番号だけで構いませんし、ポップスだって識別記号をつければ問題はありません。「タイトルを見たら先入観が生まれる」という論理が正しいとすれば、タイトルを付ける、名前を付けるという概念を否定する論理もまた、当然の解ではないにせよ、そこに含まれるものではあります。人間の個体に付する「名前」と作品の「タイトル」は必ずしも重複しない範囲を含む概念同士であるため、人の名前も必要ないというのは言い過ぎのような気がしますが、限定条件を付ければ論理的には破綻しないと思います。
むしろ、「クラシック音楽に」「日本語のタイトルを」という2つの条件が、因果関係なく文脈中に含まれることが不可解です。加えて、最初に書いたとおり、「歌詞のある音楽にはタイトルを付して良い」(「歌詞のない音楽にタイトルを付けるべきではない」の反対解釈)というのも、歌詞のあるなしだけでなぜ峻別されるのか不可解です。
この回答への補足
>無題の歌詞があっても何ら問題はないと思います。逆に、タイトルがあって歌詞のない音楽があっても、何の問題もないでしょう。
そうなんですよ、よくオイラの疑問を読んでくれて、ありがとう。
「歌詞のあるのは、歌だ」と屁理屈をこねる人が居るかもしれないので、敢てそう書いたのです。
>詩がなくても表題を付けても良いのではありませんか?
ああ、それは、後から解釈する人が無理矢理にコジツケテル、タイトルもありますから、一概にあなたの意見が正論ではないですね。映画の邦題なんてその極めつけですね。
オイラが書いてるのは、邦題を字幕で書くことも含め、誤りでは?と書いてるんですがね。
>極めて不合理だと思います。
うん、不合理ではないです。合理的だろうと日本人が思って付けたタイトルが誤りだということもありますが。この曲に限らず、イメージを押し付けるので、良くないのでは?と言う質問です。仮に、ビバルディの四季が、『起承転結』というタイトルや『輪廻転生』であれば、納得もしないけど、それでも間違いのタイトルでも無いでしょう?四季を表して4つのイメージをメロディに託してるんだし。
>人の名前も必要ないというのは言い過ぎのような気がしますが、限定条件を付ければ論理的には破綻しないと思います。
え?人に名前を必要としないって、誰か書いたですかね?
>、「クラシック音楽に」「日本語のタイトルを」という2つの条件が、因果関係なく文脈中に含まれることが不可解です。
日本語の説明をつけるのはオカシイと思うだけだが。イマジネーションを日本語のタイトルで押さえ込むのは良くないと思うのだが。
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