【お題】王手、そして

個人で販売用にプラスチックでアクセサリーのような物を作っています。シリコン型からプラスチックをキャスティングして、今から塗装という段階での質問です。モデルの大きさは12x5x5cm程、細かなテクスチャーはありませんが、入り組みが多く複雑な形をしています。

全体をツヤのある光沢がきれいな黒で仕上げたいので、エナメル塗料をエアブラシで塗装をと考えていましたが、エナメルはラッカー塗料に比べ塗膜が弱く、乾燥後も指紋が付いてしまうので全体塗装には向かないと聞き、どの塗料を使えばよいのか悩んでいます。ちなみにエナメルをエアブラシ塗装した経験はありません。

きれいな光沢が出せ、ある程度の強さの塗膜を保持できるような方法としては、どのようなやり方が適当でしょうか?数十個単位での注文に答えるため、行程を出来だけ少なく済ませなければなりませんが、クオリティ重視なので、必要であればある程度の手間は掛けたいと考えています。又、塗膜が強いハンブロールという塗料があるそうですが、これは普段手に持って使用したりするような商品にも耐え得るものなのでしょうか?

経験の浅い上に色々と注文のうるさい質問で申し訳ありませんが、もしもアドバイスいただける方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 最終的に2液混合タイプのウレタンクリアーを塗布するといいですよ。



 瓶入りでその都度、規定量を混合するタイプがありますので。

 これが一番強固な皮膜を作ります。

ウレタン系の塗色もありますが、色数が少ないので現実的ではありません。

 ハンブロールについては存じ上げません
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
ウレタンクリアを使うとすると、塗料はラッカーでもエナメルでもどちらでも最終的な塗装面はあまり変わりないのでしょうか。もしもこの方法で美しい光沢が十分出せそうならば使用を考えてみようと思います。商品を販売する際の価格帯が安くないため、チープな見かけにならないかどうか心配しているところです。

お礼日時:2006/06/02 08:40

光沢に関してはNo.1さんがおっしゃるとおりで上からクリアでオーバーコートするのがベストかと思います。



というかアクセサリーなので、地色(黒)のままで出荷したらとんでもないことになるのは目に見えています。皮膚や衣類に色が付着してクレームになったら利益など吹っ飛びますよ。

レジンへの食いつきはラッカーが良いです。
ハンブロールは海外のエナメル塗料で缶入りだったと思いますが、マニアックな模型店などにあったりします。

品質重視なら、レジンに多少塗料(今回はスモーククリアなど)を入れて着色することをお勧めします。
強度は落ちる(らしい)ですが、樹脂は少なからず透過しますので、フレッシュや白だったりすると「色はちゃんと塗ってるのに安っぽい」となりがちです。

あとは塗装の平滑性。濡れたような質感は表面が平滑だからそう見えるので、きちんとレベリングを行ってください。もしラッカー系(ミスターカラーなど)を使用の場合は「レベリング薄め液」というものがありますので、それをエアブラシで軽く塗装面を濡らしてください。

クリア塗布にウレタンを使う場合は使用できないと思います。(多分)

クリアはドブ付けが一番いいんですけどね。

*模型用塗料はものよっては皮膚などに炎症を起こす物もあるようです。メーカーはその点を一切補償しませんので、ご自身の責任のものご使用ください。製品である限り責任が発生することにご留意ください。*

この回答への補足

ご回答の中の記述についていくつか質問があります。

「レジンに多少塗料を入れて着色する」とのことですが、これはキャスティングの際にレジンに塗料を混ぜるということですか?それとも塗装の時に塗料にレジンを混ぜるのでしょうか?これによって具体的にどのような効果があるのでしょうか?もし見栄えが目に見えて変わるのであればやってみたいと思っているのですが。

又、レベリング薄め液を使用するのは、薄め用にではなく、地色の塗装後にと理解してよろしいのでしょうか?その場合ウレタンクリアを使用出来ないとのことですが、その他にレベリングの方法はあるのでしょうか。

最後に「ドブ付け」というのはクリア塗料を容器にたっぷり入れたものにモデルをつけ込むということですか?これをする際の塗料としてはやはりウレタンがよいのでしょうか。

色々質問が増えてしまってすみません。もしよろしければご回答いただければとても助かります。

補足日時:2006/06/03 01:22
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この回答へのお礼

細かなアドバイスありがとうございます。
やはりクリアでコーティングするのが一番良い方法なのですね。
模型塗料の危険性についてのご指摘もありがとうございます。塗料の中身について調べてから使用を判断したいと思います。

お礼日時:2006/06/03 01:22

表面をウレタンクリアーでコーティングとなると、下地の塗装にハンブロールは使えません。

エナメル塗料は完全に乾燥させても、ウレタンクリアーのシンナーで「溶けてしまう」からです。

ハンブロールの塗装はとても美しく、ぬれたような光沢が得られるのですが、厚塗りをすると「ぜんぜん乾きません」。薄く塗っては数日乾かす、ということを何度も繰り返さないと、いつまで経っても「触れば指紋が残る乾ききっていない塗膜」にしかなりません。
「エナメルに合った塗装方法」さえすれば、美しい光沢が得られます。乾燥後の塗膜はひび割れにくく、柔らかいものの塗装に向いています。

現実的な方法として、条件から言えばハンブロールは却下せざるを得ないでしょう。塗膜の強いラッカー系で塗装を行い、完全に換装させてからウレタンクリアーをコートする方法にせざるを得ないと思います。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。

ハンブロールという塗料の使用は控えた方がよさそうですね。エナメルを使用する際の問題点は時間がかかるということでしょうか。みなさんおっしゃる通り、現実的にはラッカー系塗料で塗装の後ウレタンクリアという方法がよいのですね。とても助かります改めてありがとうございます。

お礼日時:2006/06/03 01:41

ANo.3の方もおっしゃってますが、日本国内で使用する限りではハンブロールカラーはお薦め出来ない、というかほぼ使い物になりません。


特に光沢系は本当に数ヶ月経っても触ると諮問が付いてしまうほど完全に乾燥しません。

他の方々もおっしゃるとおり、油性アクリル系塗料で塗装後、上から厚めにクリアーを上塗り、原型が複雑だそうですが、可能であれば乾燥後にコンパウンドで磨いてやれば綺麗な光沢が得られますよ。
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この回答へのお礼

ご回答感謝致します。

やはりハンブロールは使用しないほうがよいようですね。乾燥時間が長すぎるのは効率がよくないですもんね。ラッカー系塗料で黒を塗った後、ウレタンクリアを使用する方法をとろうかと考えています。完全に乾いた後によく磨いてあげればきれいな光沢をだせるのですね。改めてご回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/03 01:46

 油性アクリル塗料としてクレオスのMrカラーが一般的ですが、黒ならWAVE製HGブラックやガイアノーツ製EXブラックがお薦めです。


 クリアでコートすると、色味が若干ですが変わりますので、サンプルとして色々と試されてはどうでしょう?
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この回答へのお礼

有益な情報ありがとうございます。サンプルを作ってから検討してみます。クリアコートも試してみてから最終的な決定をしようと思います。

お礼日時:2006/06/04 23:59

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