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イギリスへ旅行する前に(行きの飛行機の中や出発するまでなど)読んでおくとさらに楽しめる、という本があれば教えてください。

ガイドブックは読みます。
それ以外で、例えば、この本を読んでおくと、教会めぐりがさらに楽しくなる、お城めぐりがさらに楽しくなる、美術館めぐりがさらに楽しめる、といえるような本や、イギリス人はこの物語は知っているのが当たり前(日本で言うなら桃太郎?)、という本などをお願いします。

A 回答 (6件)

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ご了承ください。

特にお薦め・即効性のある本は、

「ロンドンの小さな博物館」(清水晶子 集英社新書)
  みんなが行く、大英!ナショナルギャラリー!V&A!などの、
  どーんとしたミュージアム以外のささやかな博物館を紹介した本。
  一ヶ所くらいこういうところにも行ってみると、後々良い思い出に。
  ……ただ、こういう小さなところははっきり好き嫌いが分かれますから、
  ある程度ハズレをひくリスクは覚悟。

「物語 大英博物館 二五〇年の軌跡」(出口保夫 中公新書)
  これは、読むと大英博物館に行きたくなる本。
  似たような内容の「達人たちの大英博物館」(松居 竜五他 講談社選書メチエ)も
  まあまあでしたが、こっちの方が面白かった。

「世界の建築・街並みガイド2 イギリス・アイルランド・北欧4国」(羽生修二他 エクスナレッジ)
  実はこれ、1のフランス版しか読んでないんですが……
  でもフランス版がなかなか良かったので。イギリス版も同じクオリティだと思います。

「倫敦塔」(夏目漱石)
  ロンドン塔に観光に行くのなら必読。ナショナルギャラリーにあるドラロシュの、
  「ジェイン・グレイの処刑」を見るのなら必読。幻想的な短編です。

「世界・美術の旅ガイド5 イギリス」(美術出版社)
  少し古い本だけど、王道の美術館ガイド。郊外の町が載っているのが価値。



雑学的エッセイでは、

「イギリス観察辞典」(平凡社ライブラリー)「ホルムヘッドの謎」(中公文庫)
  前者はイギリスの小さなスケッチ。ちらっちらっと読むには丁度いいかも。
  林望はイギリスについて色々書いている。面白いのは「ホルムヘッドの謎」の方かも。
  「イギリスびいき」(講談社α文庫)なども。

「ロンドン塔」(中公新書)「漱石のロンドン風景」「英国生活誌 I II」(中公文庫)
  出口保夫著作。この人もひたすら英国について書きまくっている。さくさく読みやすい。
  紅茶についての本なんかもある。

「私の英国物語」(講談社) 
  ジョサイア・ウェッジウッドとその時代、という副題がついてますが、
  それだけではなく、色々な人がごった煮風に書いてます。「イギリスびいき」と
  似てますが、どちらか一冊といえばこちらを推す。

「パレオマニア」(池澤夏樹)
  大英博物館でピンと来た展示品の故郷を旅する、というコンセプトの本なので、
  読んでから行くと「そうか、これか」と思うでしょう。ちょっと周縁部の本ですが。
 



小説の分野からは、

「シャーロック・ホームズ」(コナン・ドイル)
  言わずと知れた……

アガサクリスティのミス・マープルシリーズ
  ミステリの分野では、英国ミステリはそれなりの地位にあると思うのですが、
  その中のこれ!というものは実はよく知らないので(^_^;)、
  最初期に位置するアガサ・クリスティからお気に入りを。
  ミス・マープルがほのぼの可愛い♪

「ジェイン・エア」(C・ブロンテ)
  好きなので……。時代物ですから、いまいちピンと来ないかもしれませんが。

アーサー王について
  「アーサー王ロマンス」(井村君江 ちくま文庫)など挙げておきましょう。
  
シェイクスピア作品
   ……。どうでしょうねー(^_^;)?史劇なんかは多少即効性があっていいかもしれない。

ローズマリー・サトクリフ
  ケルト時代を舞台にした歴史ファンタジー?を書く人です。
  子供向け、大人向けの微妙な中間くらいのものなので、
  内容のわりにさくさく読めます。

「ナルニア」「アリス」「指輪物語」……ここまで来るときりがありませんねー(^_^;)。



……イギリス通史で、適当なものが思いつかないんですよねー。
分厚い系統のならなんぼでもあるみたいですが、ある程度読みやすいものとなると……

ジョン・ファーマンと言う人が「とびきり愉快な~」シリーズを色々出してますが、
これはおちゃらけ系なので、これで歴史を大づかみしようというのはマチガイかも(^_^;)。

未読ですが、「イギリス史重要人物101」(新書館)なんかはいいかもしれませんね。
101シリーズは字がけっこう詰まっているので、好きです。

ピーター・ミルワードもイギリスについてやたらと書いている人。
「物語英文学史―ベオウルフからバージニア・ウルフまで」
これなどちょっといいかも。


おまけですが、映画・DVDでは、

「ノッティングヒルの恋人」(←お気に入り♪)「恋におちたシェイクスピア」
「エリザベス」「オリバー・ツイスト」(まだDVDになってないかな?
話はつまんなかったけど、衣装とセットがいい!)
「高慢と偏見」(これもDVDはまだかなー)

などなどなど……。あ、本じゃありませんでしたね(^_^;)。


絵をご覧になるのなら、ターナー、ゲインズボロ、コンスタブル、レイノルズ、
ラファエル前派などに特に注意を払って下さい。総じて地味なので、どうしても
華やかな印象派やルネサンスアートの陰に隠れがちですが、やっぱり地元の画家のことも
多少は気にかけてあげたい(^_^;)。


すみません、長々と書き連ねました。
わたしの見るところ、イギリス関連本は実に多い!個人的には
「書き物好きにイギリス好きが多い」のではと思っています。
旅行先としてはイタリアの方が人気がありそうなのに、
関連本の数では比べものになりませんからねー。
それだけ、交流に歴史があるということでもありましょうが。

どうぞ良いご旅行をm(__)m。
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スコットランドなどまで行かれるのであれば、英国の歴史をまとめたものを読まれる事をお奨めします。


具体的な名称は思い出せませんが、研究者が書いたものは大英帝国時代の話の部分が多く厚いので、もっと古い時代に焦点を当てた薄いものを立ち読みで捜されると良いでしょう。
ロンドンに滞在されるなら、月並みですがシャーロックホームズ(ベーカー街に専門パブもあります)や最近流行りの「ダビンチ・コード」が未読でしたら話の種に・・・。
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 料理研究家の玉村豊雄さんが書いた「ロンドン・旅の雑学」という文庫本、これを一冊読んでおくとイギリス、ことにロンドンでの居心地が断然よくなりますし、芯から楽しめるようになります。



 文章が実に軽妙で面白く書かれているし写真も多いので、ついつい夜更かしして読んでしまいますよ。電車の中で読むときにはひとりで笑わないように、そして下車駅を乗り過ごしてしまわないように。

 シリーズに「パリ・旅の雑学」とその続編がありますが、こちらも大いに役に立ちました。
 いずれも今手元になく、出版社が分らなくなりましたが、背表紙は青緑色でした。
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日本語のガイドブックは文化に弱いです。



「ミシュランのグリーン版」は教会、お城、美術館、古い建物などに
強いです。
以前は日本語版が実業の日本社から出てましたが、絶版、
英語版なら丸善などで入手可能です。
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観光案内ではありませんが、イギリスの生活については、高尾慶子さんの本がおもしろかったですね。


どうも、ネットで検索すると、高尾さんに対する厳しい批評もみつかりますが。(笑)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167123 …
まあ、たくさん書かれていますので、書店でみつけたら眺めてみるのがよいでしょう。

若手だと、井形慶子さんが、最近は人気のような。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480036 …
まあ、イギリスの日常生活の視点の本でした。
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 月並みですが、イギリスブームのきっかけとなった


「 イギリスはおいしい 」などはいかがでしょうか?
10 年前の本ですが、当時はベストセラーとなりました。
文庫なので機内で読むのにちょうどいいかと思います。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167570025/
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この回答へのお礼

10年前にイギリスブームってあったんですね。
イギリス好きながら、知りませんでした。
ぜひ読んでみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/06 08:45

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