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ビートルズのHELPは特に最初の部分が印象的ですが、僕はこの最初の部分が後に全くないのが不思議でし方ありません。最初の部分がHELPを形作っているともおもえるほど印象的な部分なのにと思います。これは、実際にこの質問の答えを知っている方だけで良いのですが、なぜ、ビートルズはHELPの最初の印象的な部分を後や最後に入れなかったんでしょうか。教えて下さい。

A 回答 (1件)

<はじめにお断りしておきますが、本当の答え、つまり、メンバーの誰かが書いたあるいは語った記事のようなものは見たことはありません。

よって、質問者様のおっしゃる「この質問の答えを知っている方」には該当しませんので、気に入らないなら無視してください。>

Helpはいわゆるサビから始まり、それが二度とくり返されない構成になっていますが、そういう「普通でない」ところがまさにBeatlesらしい独創的な所ではないでしょうか。初めに一番インパクトの強いところを持ってきてあとは最後までじっくり聞かせる、この曲構成が普通でないのはメンバーが意図したのかどうか分かりませんが、構成がどうのこうのいうより、それがいいと思ったからやったのでしょう。「その構成は普通じゃないからサビは中程にしよう」などと野暮なことを言う人がいなかった、だからこそ色々と新しいものを生み出していけたと思います。

音楽的な観点から
この初めの8小節は実に巧みにできています。Bmから始まりGに移る、ここまではキーがBmと言えますが、次にEが出て来たあたりから様子が変わり、次にAコードが出て来てDに転調するかと思いきや、Aのままメロディーに突入し最後までキーはA(イ長調)。Help!の叫びは半音づつ上がるのに対し、コードは3度づつ下がります。
この初めの小節のコード進行はHelp me if you canのところで2倍の長さになってくり返されます。しかし、歌のメロディーがあくまでA(イ長調)のメロディーなので違和感なくつながります。ここに初めの
8小節と同じものを持って来たらどうなるか?実際にギターでも弾きながらやってみると分かりますが、そこまでキーがAだったのが急にBm(ロ短調)なるのでうまくつながりません。革新的なことをするBeatlesも音楽的に不自然なことは避けたのでしょうか。

ついでに
Beatlesのカバーは多くのアーティストがしていますが、Helpの印象的な冒頭部分を曲の最後に移すという「暴挙」をやったバンドがいます。Deep PurpleはHelpを静かなバラード調に変えて、Helpの部分を最後に1回だけ持って来ましたが、同じコード進行ではうまくつながらないので、コードを全く変えてしまいました。

長文失礼しました。思い入れのある曲なので思い付くまま書いてしまいました。以上のように分析しているのですが、無視しても結構です。
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