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こんにちは。

本格モノ(特に新本格)に一時期ハマっていて、しばらくご無沙汰だったのですが、
最近、島田荘司著「ネジ式ザゼツキー」(すごいタイトルだ・・・)をたまたま読み、幻想的な童話を論理的に解析し真相にたどりつく内容が大変面白く、再度ハマリつつあります。

他にもこういうのがあったら読みたいな-と思い、
童話が小道具となって論理的に展開したり、人間の深層心理を(科学的に)探っていくような本格を探しています。
お勧めを紹介して頂けると幸いです。

条件を絞ってしまい恐縮ですがよろしくお願いします!

A 回答 (6件)

土屋隆夫「危険な童話」はいかがでしょうか?


童話が関係するミステリとのご質問で最初に頭に浮かびました。
各章のはじめに幻想的な童話が挿入されていて、その童話が重要な
意味をもっているといった作品です。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334733034/sr …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

タイトルからして触手そそられます(^^
まさに私好みかも。

文庫本でお手軽な値段でもあるし、早速・・・!

お礼日時:2006/11/06 14:01

 『九つの殺人メルヘン』(鯨統一郎/光文社文庫)は「赤ずきんの秘密」や「シンデレラの秘密」といった具合に、グリム童話を題材にした九つの短編ミステリー集です。

童話の解釈とミステリーの謎解きとが絶妙に絡み合っててオススメ度の高い作品です。

 『QED 竹取伝説』(高田崇史/講談社文庫)はタイトルどおり竹取伝説を題材にしたミステリーです。シリーズもので第6弾に当たるのですが、ストーリー性はあまりないのでこれだけ読んでも問題ないと思います。また、一応ミステリーの体裁はとってますが、ミステリーとしての謎よりもそこで扱われている題材(本書の場合は竹取伝説)についての謎解き・新解釈の方に物語の重点が置かれているのもこのシリーズの特徴です。

 『メルヘン・ミステリー傑作選』『お伽新ミステリー傑作選』(いずれも河出文庫。著者複数)という本もあるのですが、こちらは残念ながら品切れ・絶版なので古書店や図書館で探すよりないでしょう。

 また、童話とは少し違うのですが、マザー・グースを題材にしたものもミステリーではよく見受けられます。有名なところではアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』がそうですし、山口雅也の『キッド・ピストルズの冒涜』(創元推理文庫)などの「キッド・ピストルズ」シリーズはマザー・グースを題材にした本格ミステリ集で、とても面白いと思います。

 以上ですが、お役に立てれば幸いです。

この回答への補足

皆さんから多数の本を紹介して頂いて感謝感激です。
どれから読もうか迷ってしまいます^^)

充実した「読書の秋」となりそうです。
ありがとうございました。

補足日時:2006/11/17 11:48
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
返答遅くなりましてすみません。

九つの殺人メルヘン、良さそうですね~
QEDシリーズの存在は知っていましたが、何故か読む機会がありませんでした。

お礼日時:2006/11/17 11:46

もしかしたら質問者さんの求めているものとちょっと違うかも知れませんが、加納朋子『ななつのこ』なんてどうでしょう。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488426 …

あと、短編ですが、泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽』の中に、「掘出された童話」という作品があります。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4488402143
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この回答へのお礼

返答が遅くなりましてすみません!

どちらも面白そうですね。
泡坂妻夫さんは「11枚のとらんぷ」を読んだことがあります。
作中作から(童話ではないですが)犯人を特定する構成が面白かったですね。

お礼日時:2006/11/17 11:42

ちょっと古い本なので、図書館か古本で探す必要があるかもしれませんが、「兎の秘密―昔むかしミステリー」(佐野洋、講談社)というのもあります。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

おとぎ話の新解釈に特化した短編集のようですね。
佐野洋作品は呼んだことがありませんが、興味をそそられます。

講談社から文庫で出てるみたいなので、大き目の書店をあたってみます!

お礼日時:2006/11/06 16:59

ANo.2です。

ああ、それです。単行本に収録されていたのですね。知りませんでした。
「新釈おとぎばなし」 以外も結構面白そうですね。
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この回答へのお礼

結構最近に出た単行本みたいですね。
「紙魚家崩壊」ってタイトルもまたなんとなくすごい。

北村薫さんは「空飛ぶ馬」を読んだことがあって
この短編集も面白かったです。
紙魚家も期待できそうな短編集です。

お礼日時:2006/11/06 15:14

メフィストが休刊になる前の3~4冊に北村薫が連載していたのがあるけれど(かちかちやまだったかな)、純粋な小説ではなくどちらかといえばコラムでしたね。


ご興味がおありなら古書店などお探しになっては如何でしょう。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

早速探してみました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062133660/sr …
この短編集にある「新釈おとぎばなし」かな?
こちらも面白そうですね。

童話あるいは童謡をミステリー的に解釈するという話が
なぜかゾクゾクとして好きで、そのジャンルであれば小説ではなくとも大歓迎です。

補足日時:2006/11/06 14:09
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