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オイルパンとシリンダブロックの合わせ面のギスケットには液状のものが
ほとんどかと思います。
オイルパンを取り付ける手順としてオイルパンにガスケットを塗布して
シリンダブロックに合わせる。そしてボルトを締め付けるとなりますが
そこで質問です。
(1)シリンダブロックに取り付けた時点でガスケットがムニューっと合わせ面に
 広がりのでオイルパン取り付けボルト穴にガスケットが入り込むことは避けられないはず。
 ボルト穴にガスケットが入り込んだ状態でボルトを規定トルクで締めても
 それは本当に規定トルクで締まっているのでしょうか?
(2)(1)が原因でオイル漏れが発生することは考えられるのでしょうか?
(3)はたまたオイルパンの残留トルクを計測した場合、(1)のような状態で
 組まれていたのならば、それは本当の残留トルクといえるのでしょうか?
(4)(1)のようなことがありつつ、ガスケットに塗りムラがあると
 合わせ面の面圧が均等にならず、更にオイル漏れを誘発させてしまうと思うのですが
 どうでしょうか?

A 回答 (5件)

各項目ごとに


1)組み付ける際にボルト全長に塗布すればともかく、通常の組み付け時のはみ出し程度なら問題になりません。
液状ガスケットとはいえ、粘性が高いのでボルト全長には付着しないでしょうし、極圧性の有る潤滑剤ではありませんから。

2)考えられません。

3)理屈から言えば、多少の違いは出ると思いますが、通常使用されるトルクレンチの誤差範囲の違いだと思います。(締め付け時の角速度の影響の方が大きいでしょう)

4)ボルトの軸力(締め付け時の軸方向の力)に対して、ガスケットの流動抵抗(面積も関係)は小さく、問題にはならないのでは?
面圧のバラつきではなく、ガスケットの部分的なはみ出し量の違いにしかならない筈です。

注意するのは、トルク管理よりもガスケットの塗布量ですね。あまりたっぷり塗ると、内側にもはみ出します。外側はともかく、内側のはみ出しは避けたいところです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。特に(3)の角速度については興味わきました。

お礼日時:2006/11/15 23:39

塗布する、の表現をどのように理解されていますか?。


決して、平らに塗る訳では有りません。
液状ガスケットはメーカ指定の物を使います。
目的のエンジンの整備解説書は読まれましたか?。
そこに要領が書いてあるので、それに従えば問題ないはずです。
私の見ている、整備解説書によると、オイルパンフランジ面全周に切れ目無く
チューブから4mmの太さで絞り出し塗布する、但しボルト穴の所は内側へ円弧状に
避けて塗布すると書いてあります。

下記URLのオイルパンの所が参考になると思います。

http://home.att.ne.jp/orange/evohati/Eg_OH/Eg_oh …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考サイト。熟読してしまいましたよ。

お礼日時:2006/11/15 23:41

この場合、理屈抜きで書き込みます


漏れがなければ良いわけです。締め付けトルクはコレ以上は締めるな!と考えるべきで、何も「規定数値」に締め上げなくても良いと思ってください。
漏れが無い取り付けには
1ガスケット塗布には、均一な太さを、一気に繋がった状態で付ける
2手早く、パンを取り付けるのだが、最初はホンの少ししかボルトを締めな い(よく押さえて密着させようとも考えますが、この時が結構重要です) 液状ガスケットは後に「ゴムパッキン」になってもらわないと困るので、 締め具合により、厚みに薄いところと、分厚いところを、作らないように 注意します。
32の状態から規定トルクの2/3まで締めたら、ガスケットが「パッキン」 に「形」が出来るまで待つ
4「ゲルがゴム」に硬化してしまうまで、焦らずに一晩寝かせる
5最後に規定値まで増し締めする
何度もやってますが、最初の頃は失敗も在りましたけど、貼り付けるようにしようと思うのは間違いです。結果としてくっ付いてしまうのです。ゴムパッキンを作ると考えれば良いでしょう
なお、新車組み立て時に、すでにボルト穴に入り込んでいるのは良く見ます、ボルト穴の箇所だけは、少し遠ざけて塗るのが良いでしょう。その為クランク内側へはみ出してますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
冒頭は極論ですね。
参考になりました。

お礼日時:2006/11/15 23:40

液状ガスケットを使ってオイルが漏れる原因は、多くの場合ガスケット塗布面に


オイルが付いてしまうことです。
オイルが垂れて来ないように充分時間を置いてから拭き取る必要があります。
そうして、液状ガスケットを塗ってすぐに取付けます。
液状ガスケットを塗ってもオイルが合わせ面に少しでも入るとシールの効果はなくなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
脱脂には注意ですね。

お礼日時:2006/11/15 23:39

メーカーやエンジンにもよるのかもしれませんが、


液状ガスケットのみではないと思います。

薄いゴム製のパッキンが主で、補助的に液状ガスケットを
規定の箇所に塗布します。
というよりパッキンがセッティング時にずれないように
作業性良く取り付けるための意味合いが大きいと思います。

締付トルクに関しては規定値がありますが、懸念される事態を
加味しての値だと思います。
仮にねじ穴に入り込んだとしても、当該箇所に塗布する
液状ガスケットは、時間が経つにつれ硬化するタイプを使用するので、
逆に弛み留め効果を期待できます。

塗りムラは最終的に平均的な対面圧力により、
薄くのばされてほぼ均一になります。
だいたい計算上の理論に沿うので、
問題になるレベルではないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2006/11/15 23:37

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