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ずばりタイトルの通りです。
スティックの選び方を詳しく教えて下さい。
素人なので、まったく分かりません。
ヨロシクお願い致します。

A 回答 (2件)

初心者ならばオーソドックスなものでよいと思います。

最初から特徴があるスティックを選んでしまうと変なクセ(演奏技術上の)がついてしまうことも考えられます。いわゆる「アーティストモデル」等と称して有名ドラマーが使用しているスティックも販売されていますが、初心者にはお勧めしません。

まず材質について。ばちに使われる一般的な素材は、オーク、ヒッコリー、メイプルです。重さはオーク>ヒッコリー>メイプル、硬さはオーク>メイプル>ヒッコリーの順番です。最初はヒッコリーで良いと思います。軽いメイプルが魅力的に映るかもしれませんが、基本的な奏法をある程度マスターしていないとパワーが出ません。

サイズについて。長さや太さもいろいろとありますね。これは演奏する音楽や楽器の種類を多少考慮する必要がありますね。エレクトリック系の楽器とのアンサンブルに用いる場合には、ある程度の音量を稼ぐ必要がありますので多少太目のスティックを選ぶほうが良いでしょう。直径14~16ミリ程度のものでよいと思います。一方、ピアノトリオや小編成のオケのようなものであれば、音量よりも繊細な表現が重視されますので細めのものが合ってると思います。12~14ミリくらい。長さについては、最初のうちは極端に長くないものを選べばよいと思います。

次にチップ(先端)の形状やウェイトバランスについて。これは一言でどれが良いとは言い切れません。演奏する曲の形態や技術、個人的好みによってバラバラです。最初のうちはボール状のチップのものを中心に選べばよいと思います。

以上を踏まえて具体的なお勧めをいくつか挙げます(エレクトリック系バンドを想定)。TAMAのH214B、H2145B、H215B、Pearlの110H、103H、YAMAHA他から出ている5A、5Bがよいと思います。

さて、スティックを購入する際の注意点について。最近は通信販売なども行われていますが、スティックに関しては直接お店に出向いて選んだほうが賢明です。スティックを選ぶときに確認すべき点は「重さ」「反り具合」です。まず重さについて。お店の売り場に置いてある秤で調べてみると、同じメーカーの同じモデルでも重さにずいぶんと隔たりがあることが判ると思います。スティックは消耗品で、結構折れてしまいます。演奏中に折れて即座に予備のスティックに持ち替える、ということもよくあります。そのときにスティックの重さが異なると演奏表現のニュアンスが明確に変化してしまうこともあります(演奏してる本人は気づきにくいのですが、出音では明確にわかります)。このために曲の雰囲気がぶち壊しになることも起こり得ます。こうしたことを防ぐためにも出来るだけ同じ重さのスティックを選ぶようにしましょう。次に反り具合ですね。反っていてはお話になりません。床など平らなところで転がしてみるとよくわかります(他人の邪魔にならないように)。他にも「木目」や「グリップ感」など微妙な点を気にするケースもありますが、ここでは省略します。

最後に、練習はメトロノームを使って行い、必ず録音して(パッドや電話帳を使うときにも)後でプレイバックしてみることが重要です。自分が何処で「ずれ」ているかは演奏中にはなかなか把握できませんからね。では。
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zachouさん、こんにちは。


TomStantonさんが詳しくご回答下さってますので、
補足ということで一点アドバイスさせて下さい。

同じ種類でも、スティック1本ずつそれぞれピッチがあります。
売り場では大抵、種類別にばらで置いてありますよね。
スティックの下だいたい4分の1くらいのところを、
親指と人差指の指2本でかるくそっとはさみます。
(Ο====|=====|=====§===== ←『§』のあたりですね)
その状態で自分の頭を軽くコンコンと叩いてみて下さい。
左右の手で2本を比べてみると分かりやすいかと思います。
その時左右交互で『ココココ』と聞えるようであればO.K.で、
『カコカコ』や『コカコカ』であればずれていることになります。

プロの先生も選定の際、この点をよく挙げられているので、
重さや反り具合のほかにこのピッチもチェックされると、
より良いペアを探し出すことが出来ると思います。
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