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40代男性です。会社では、いわゆる「ビジネスカジュアル」の服装です。
私は、ネクタイをしない時は、ボタンダウンのワイシャツを着ています。

困っているのは、襟元が開きすぎることです。
痩せ気味で肩幅や胸囲があまりないことも関係あると思うのですが、下着のシャツが
見えすぎたり、もしくは肌が見えすぎて、ちょっとカッコ悪いのです。
そこで、襟元の開きが少ないボタンダウンのワイシャツが欲しいのですが、ないものでしょうか?

「首周りのサイズに合ったシャツを買えばいい」とか「Vネックの下着にすれば目立たない」とか、
そういう回答を期待しているわけではありません。今着ているワイシャツも、サイズは問題ないです。
イメージとしては、第2ボタンが上の方にあるボタンダウンのワイシャツが欲しいです。
オーダーでもするしかないのでしょうか?

A 回答 (2件)

ニューヨークから失礼します。

どちらの銘柄のボタンダウンシャツを御愛用されているのかは存じませんが、基本的にボタンダウンを含めてドレスシャツ(日本でいうワイシャツのこと)の前立てのボタンの数は、7個が基本でして、当地及びヨーロッパにおいては、ドレスシャツのボタンとボタンの間隔については、3と2分の1インチ(約8.9cm)が比較的ポピュラーなところです。
 例えば、日本で販売されているブルックスブラザーズ(米国製及び
中国、マレーシア製)、ラルフ ローレン/ポロ(日本製、中国・香港製)、Jプレス(主に日本製)などのシャツにおいては、だいたいこの間隔をとっていると思いますが、他の日本発のメーカーにおいて、これよりも間隔の短めとなっているブランドが過去にあったとは思います。またフランス系のライセンスブランド(例えばダニエル クレミュ)などのボタンダウンの前立ての第二ボタンの位置も、(最新のものは見てはおりませんが)米国製及び米国銘柄に比べて第二ボタンの位置が高めにセットされていた記憶があります。但し、日本のアパレル製品の場合、ほぼ100%が、ファッション、即ち”流行”というスタンスオンリーにて大衆マーケットのみに標準を合わせているので、毎シーズンデザインや細部のスペックの変更をしているので保証の限りではないのですが。 欧州においては、ボタンダウンは、アメリカからの受け売り商品なこともあって、アメリカとは異なり、ネクタイをすることが例え
ボタンダウンシャツであっても前提となっているケースが多く、そのため全体に前立てのボタン位置が高めなのです。彼らは、ドレスシャツの下には、あまり下着のシャツを着たりはしないので、後で改めて書きますが、米国製のボタンシャツと違って、前立ての第一ボタンと第二ボタン間のスタンスをあまり広くはとらないのです。理由のひとつは、胸毛がちらつくのを防ぐためです。
 とりあえず、御承知置きいただくと幸いなのは、ボタンダウンシャツの発祥の地である米国東部に本拠をおくブルックスブラザーズをはじめとする小売店、及びメーカーにおいては、ボタンダウンシャツにおいてもっとも重要視するポイントは、ネクタイをせずに、前立ての第一ボタンをはずした際に出る、襟自体が描く曲線、即ち襟のロールのわざとらしくない、ナチュラルな美しさがベストとなる位置を求めに求めて襟のボタンの位置、及び前立ての第二ボタンの位置の設定を追求してきた歴史があるということです。1818年創業のブルックスブラザーズについては、1989年に英国のマークスアンドスペンサーという、英国におけるイトーヨーカ堂的存在の大規模小売店チェーンに買収される以前においては、ボタンダウンシャツについては、シャツの前立てのボタンの数をあえて7個ではなく、一個少ない6個としていたのです。これは前立ての第一ボタンをはずした際に、どの位置がもっとも美しいロールが出るか、検討の末、第二ボタンの位置を約8分の5インチほど下げ、即ち第一ボタンと第二ボタンのスタンスのみを他のボタン間のスタンスより長めにとるという方法を用いたのです。また、このアイディアによるもうひとつの効果として、アスコットタイを着用した時のタイの出具合もベストとなった、とも言われています。シャツの前立ての第一ボタンを開けただけでは、アスコットタイの存在感はいまひとつ希薄であり、但し第二ボタンまで開けてしまうと、やや出すぎかな?という風に見えてしまっていたのですが、これも第二ボタンの位置の設定を変えることによって改善されたわけです。しかしながら、こうしたデザイン的な特徴も1992年以降生産の生産分においては、全てのボタンダウンシャツの前立てが、他のドレスシャツのそれと同じ位置としてしまいましたので、以降は襟のロールの出具合については少し変わってしまったような気がいたします。古着のブルックスのボタンダウンシャツを
求める人たちの多くは、この襟のロールを求めている人が今でも多いの
です。
 話が横道に逸れましたが、解決法を整理してみますと、先に触れた通り、
(1)主にフランスのライセンス銘柄などのボタンダウンシャツをチェックしてみる。
(2)ネクタイをしない、ということなので、シャツのサイズをワンサイズダウンしてみる。胸回りが若干タイトとなるので、少し前立てのボタン位置が上がって見えます。但し、この方法は、シャツのサイズがネックサイズが1cmきざみの場合のみ有効。S,M,Lという若者向けの大雑把なサイズの場合は、止めておいた方が良いでしょう。
(3)カスタムというのもひとつの方法ですが、日本で注文する場合、
あまり前立てのボタンの位置や、ボタンスタンスなど、すでにコンピューターにプログラムされていることもあってか、残念ですが、あまり変更は出来なかったように思います。
 結局、第二ボタンの位置が高めのものをコマメに探すか、ワンサイズダウンで、胸部がよりピッタリすることによって、襟の開きを押さえ気味なものとするかのどちらかが私の答えということになるでしょうか。
最後に、どちらかというと、襟の小ぶりなボタンダウンの方が、前立てのボタン位置の設定が一般的にですが、高めの設定となるケースが多いということも付け加えておきましょう。
 私としては、せっかくボタンダウンのシャツを着られるのであれば、
前立てのボタンの位置はあえてあまり気にせず、襟のロールの美しさを
多いに楽しんで着ていただければ、とは思います。立体的な襟のロールは、例えネクタイをされなくても、あなたの顔の下に立体的な構築物を加えることによって、あなたをいきいきと活動的な人物に見せてくれる
効果があるのです。
 もしボタンダウンシャツに興味があるのであれば、合わせてこちらも
ご覧ください。
www.salaryman-style.com/fashion/aoki2.html
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ボタンダウンにこだわる訳はどのようなものでしょうか。



ボタンダウンでなければ若者向けのカジュアルシャツも探してみると、
ボタンの数が多い物なんかがあると思うのでそちらを探してみてはいかがでしょう。
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