

No.3ベストアンサー
- 回答日時:
> 真空管アンプは通電時の無負荷は厳禁と聞きました。
多極管・無帰還・OPT(出力トランス)付の真空管アンプでは、無負荷で通電(して入力信号を加える)することは厳禁です。かなり高確率で故障します。
三極管は内部インピーダンスが低いので、OPTを定電圧(的に)駆動します。したがって、OPTのインピーダンスが高くても低くても、同じような出力電圧でOPTを駆動します。
しかし、多極管の場合は内部インピーダンスが高いので、OPTを定電流(的に)駆動します。したがって、OPTのインピーダンスが高くなればなるほど、高い出力電圧でOPTを駆動しようとします。
つまり、OPT2次側に8Ωを繋いでるときに比べ、80Ωなら10倍、800Ωなら100倍の電圧が「OPTの1次側」と「真空管のプレート」に発生します。
無負荷であれば(8Ωに対して)無限大ですから、OPT1次側には数千Vの電圧が容易に発生し、OPTや真空管が絶縁破壊を起こして故障するのです。
但し、現在市販されている真空管アンプで「多極管・無帰還・OPT(出力トランス)付」の全てに該当するものはありません。ですから、「原則として」無負荷で壊れる真空管アンプはありません。
(自作アンプや50年以上昔のアンプでは、該当する物が稀にあるかも知れません)
> 普通のトランジスタアンプも同じなんでしょうか?
「普通」のものであれば全く問題ありません。
もし、OPTが付いていて、かつ「無帰還アンプ」とか「定電流出力アンプ」とかいう物が存在すれば、終段のTrが絶縁破壊を起こして故障する可能性があります。
(但し、自作アンプでもそういう構成のものは全く見かけませんが)
なお、真空管・Trを問わず、OPTがないアンプの場合は、上記の問題は一切生じません。
No.2
- 回答日時:
真空管アンプの通電時の無負荷はまったく問題がありません。
トランジスタアンプも同じくまったく問題がありません。
反対に過負荷は厳禁です。
ただし真空管アンプのOTLアンプ以外の出力トランスを使っているものはスピーカーのOFF→ON 時に一次側に負荷がかかりますので注意ですね。
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