「平成」を感じるもの

最近、真空管をつかったアンプに興味がありプリメインアンプを購入したいと思っております。
そこで質問なのですが、購入した後に色々な真空管を付け替えて音の違いを楽しみたいと思っているのですがそのような用途に適したプリメインアンプを教えていただけないでしょうか?

予算は15万ぐらいまでを検討しております。
また、お店などで聞いた結果、Luxmanというメーカーの真空管アンプは評判がよく、LX33というものは初心者向けでいいですよとお聞きしたのですが、初心者でも、このアンプはこのような楽しみ方はできますでしょうか?


お詳しい方、教えていただけると幸いです。

A 回答 (9件)

LUXMANのLX33は1980年頃のLUX KIT- A1033の評判が高く、それを完成品として販売するために製品化されたものです。

A1033についてはをご覧ください。これは32年前にKITを製作したものですが、現在も現役で使用可能です。LX33はもともとKITとして誰でもはんだ付けさえできればテスター1丁で完成できるという初心者向けの、整備性のよい設計ですので、(当時はSTERO誌に製作記事が掲載されたりもして、こんなのが初心者向けだったのです)初心者向けというのは実は嘘ではありません。
LUXMANは素晴らしい会社で、今でもLX33の整備を受け付けてくれるようですし、A1033のサービスマニュアルを請求して取り寄せればはんだ付けさえできれば自分で整備することも可能です。
おっしゃるように、真空管を交換すれば音が変化して大変面白いです。RIAAイコライザーに12AX7が2本、トーンコントロール部に同じく12AX7が2本、パワー部のプリドライバーに6AQ8が1本、ドライバーに12AU7が2本、出力段にEL34が4本使われています。このどれを交換しても微妙に音色が変化して、楽しいです。どれが一番いいとかではなく、自分で聴いて、どんな感じが好みなのかで選んでいけるのも真空管の醍醐味です。参考までに様々な12AX7の音質を体験してみてください。http://www.youtube.com/watch?v=qpK2mNyViHg
LX33が出力管の寿命などで故障する場合は、DCバランスを測定する出力管の10Ωの抵抗が焼ききれますから、出力管を4本とも新品に交換してから抵抗を取り替えます。アイドリング電流とDCバランスを説明書に従って調整したら修理完了です。当時の設計基準では出力管は消耗品と考えられており、420Vもの高圧でパワーを搾り出す設計になっていますから、もし標準の松下電器のEL34を使用している固体を入手したら松下は大切に保管して、JJのE34Lという互換性があって少し余裕のある出力管に交換し、さらにプレート電流を40ミリアンペア程度まで下げて使用すればよいと思います。
基板上のグレーのフィルムコンデンサーですが、日機装の部品で当時はなかなかのフィルムコンデンサーでしたが、現在は様々なフィルムコンデンサーを容易に入手できますから、結合コンデンサーだけでも交換すればかなりのグレードアップができると思います。何を選ぶかも趣味として大変楽しいと思います。さらに基板上の電解コンデンサーは残念ながら現在はすでに寿命が来ているかもしれませんので、念のためすべて交換しておいたほうがいいと思います。電源とヒーター平滑用のブロックケミコンは、とりあえずそのままでも30年くらいはなんでもないようです。高圧のブロックケミコンの国産は入手難ですがJJかUNICONかCEかF&TかRIFAが使えます。
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私も真空管アンプを使用していますが、よいですよ。


真空管アンプでないと聴けない音色や響きが魅力です。

キット屋さん(サンバレー)でキットも販売されていますが完成品もあります。
サンバレーのキットは数台作製し現在も使用していますが良い音しています。

このサンバレー製品で出力管を調整なし(スイッチにより切替)で差し替えして楽しめる機種も存在します。

SV-2300SE 168000円  出力管 2A3と300B
VP-3488SE 150000円  出力管 EL34とKT88

キット屋さんでは、その他トライオード社の製品も扱っておりEL34とKT88と交換出来る機種もあります。


【キット屋さんのHP】

http://www.kit-ya.jp/

商品情報→アンプ完成品→キット屋オリジナル・Triode
でご確認してみてください。

ご予算15万円なら選択幅もあるので、ご検討されたら如何でしょうか。

プリメインアンプの選択もありますがパワーアンプでボリュームが付いている物は、CDプレーヤーと接続して楽しむ方法もあります。

また、キット製品を作製する方位もあります。
私のような電気に詳しくない者でもキット作れました。

いずれにして出力管を交換出来るもの・出来ないものも含め色々、選択肢が色々あるので時間を掛けてご検討してくださいね。
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A No.4 HALTWO です。


先ず、御質問への回答ではなく、A No.6 6AV6 さんへの御礼なのですが(汗)・・・。

A No.6 6AV6 さん、有り難うございます。
帰宅してそそくさと回答したことから(笑)、ST 管 (Strangle Tube) を Standard Tube などとオバカな回答をしてしまいました(汗々)。
・・・何と勘違いしてしまったのか・・・SM3 (Srtandard Missile) に関する回答を考えていたからかな(爆)。

ST 管と記した部分は先がくびれた (Strangle) 2A3 のような ST 管、Metal 製の MT (Metal Tube) 管、Glass 製の GT (Glass Tube) 管などと記すべきでしたね(汗)。

なお、上記以外にも茄子のような形状をした茄子管とか球形の管とか見た目の形状での種別や三極管 (Triode) や四極管 (Tetrode)、五極管 (Pentode)、四極管の改良型である Beam 管などといった増幅器部の構造による種類、直熱管と傍熱管といった陰極加熱手法に因る種類の違いなどもあります・・・五極管以上のものもあるのですが Audio 用として一般的なのは三極管、五極管、Beam 管とその熱管と傍熱管で mT、ST、GT、たまに MT や茄子及び球形の真空管といったところでしょうか・・・。

真空管 Amplifier は大量生産による Cost Down を図れない少量生産部品を多く用いることから物理計測性能に対する製品価格、つまり Cost Performance が低いものが多く、製品自体も少量生産品であったり殆ど機械化されていない手作りに近いものあったりするものがあることから部品単価から見ても極めて高価なものがあるのが実情ですので、よほどの思い入れがない限りは高額の完成品を購入するよりも Kit 品や部品 (真空管など) 交換を前提とした半 Kit 製品みたいなものを購入された方が、更には勉強して自作した方が遙かに安価であり、同じ予算ならば後者の方が様々な真空管 Amplifier の形態を楽しめるという点で遙かに有利です。

私のように「大きな真空管は高いので安価な mT 管限定(笑)!」などと言う者は少数派でしょうが(笑)、一般的な出力管の違いを楽しむ方向に進むにしても、先ずは「真空管ってどんなもの?」といった多少の勉強はしておいてから製品選びをされることを御勧めしますよ(^_^)/。
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この回答へのお礼

はい、ぜひ勉強してもう一度購入を検討したいと思います!
その時はまたご教授していただけると幸いです。

詳しく説明していただき本当にありがとうございました!

お礼日時:2012/04/07 16:45

真空管アンプはいいですよ。

先ずは使ってみることです。
 

No4さん (GT管がST管になっている)
>大きな真空管は ST (Standard Tube) と呼ばれる規格の出力管で、

 出力管はGT管の6CA7(EL34)では。(文中にも”ST管”が誤用されています)


No5さん
>真空管セットは半導体セットより雑音や音質全ての面で負けます。

 あえて否定はしませんがこうもはっきり言われると切ないです。
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この回答へのお礼

自分には真空管のほのかな光や雰囲気がとても魅力的に感じました!
玉を交換して~というのは抜きにしてもぜひ手に入れたいと思っております。
そのときはまたご教授いただけると幸いです。

この度はありがとうございました。

お礼日時:2012/04/07 16:43

真空管歴50年の元[ラジオ少年]です。

いまだに真空管アンプやラジオの自作も趣味としております。
 
>購入した後に色々な真空管を付け替えて音の違いを楽しみたい
>初心者でも、このアンプはこのような楽しみ方はできますでしょうか?

 難しいです。真空管は同じ型番でも交換後調整する必要があります。真空管のソケットが同じでも駄目な真空管もあります。

 真空管セットは半導体セットより雑音や音質全ての面で負けます。50年前の雰囲気を楽しむものです。私はホームページもアップしていますが真空管ページの閲覧数は車やカメラの1/10以下です。
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この回答へのお礼

真空管のもつ雰囲気に魅力を感じましたが勉強しなおしてからまた検討したいと思います!
この度はありがとうございました!

お礼日時:2012/04/07 16:47

>購入した後に色々な真空管を付け替えて音の違いを楽しみたい


>Luxmanというメーカーの真空管アンプは評判がよく、LX33というものは初心者向けでいいですよ

真空管を付け替えて楽しみたいというのは既に「初心者」を逸脱した Mania の領域ですよ(笑)。

Luxman LX33 は初心者向けの真空管 Amplifier ではありません。

古い Amplifier ですので Overhaul なしには稼働しないでしょうし、自分で Maintenance するには真空管 Amplifier 制作技能と環境 (Tester など) が必要です。

した写真は LX33 の内部ですが、真空管が 11 本並んでいて大きさの異なる真空管が 2 種類あるのが見て取れると思います。

さて・・・御質問者さんはどの真空管を取り替えて楽しみたいと思っていらっしゃるのでしょうか(汗)?

大きな真空管は ST (Standard Tube) と呼ばれる規格の出力管で、小さな真空管は mT (Miniature Tube) と呼ばれる規格の電圧増幅管なのですが、 どちらの Tube を換えても音が変わりますし、そもそも LX33 は指定管以外の真空管に交換して楽しむことを前提とした Amplifier ではありませんので交換には真空管 Amplifier に対する充分な知識が要求されます。

真空管の違いによる音の違いを試してみたい場合には先ず mT 管を換えるのか ST 管を換えるのかを考える必要があります。

ST 管は調べてみれば判りますが、結構な御値段がするもので、換えるには 2 本 Pair で特性の揃ったものが必要になります。

mT 管を換えるものは殆どが双三極管と呼ばれる Stereo Tube ですので 1 本だけを換えれば良く、値段も¥1,000 ぐらいからありあます・・・私は専ら安価な mT 管交換派です(笑)。

ST 管を換えるもので素人でも扱える Amplifier としては

http://www.icl.co.jp/audio/Model7/M7-1.htm

などが挙げられます。

この Maker の真空管 Amplifier は純粋な真空管 Amplifier ではなく、素人でも真空管を換えて楽しめるように MOS-FET (Metal Oxyde Semiconductor - Field Effect Transistor) Amplifier に音色付けとして真空管 Amplifier を組み合わせた Hybrid Amplifier となっていることから、他の Model でも「無調整」で真空管を交換できる特徴があります。

Model 7 は最も安価な EL34 仕様で約 7 万円ですが、

http://www.icl.co.jp/audio/index.htm

にある同社が販売している交換用真空管を揃えれば 15 万円までの予算に近付いてしまうことが御判りになると思います。

電圧増幅用の mT 管を用いるべき回路を MOS-FET の回路にしている Hybrid Amplifier であるとか、出力 (電流増幅) 管の ST 管を差動単段増幅回路にすることで無調整で他の出力管に交換可能にしているといった点や、この値段という理由もあると思うものの高額の真空管 Amplifier に較べると思い切った回路構成という点で純粋な真空管 (mT + ST 構成) Amplifier 派には異端視されるかやも知れぬ製品ですが(笑)、真空管の違いによる音色の違いを楽しむという目的は充分に果たせます。

この Maker (と言うか Shop、Garage Maker?) は CD Player の Digital Error を表示できる真空管式 DAC (Digital Analog Converter) に始まって PHILIPS VAU1254 CD-PRO2M module を用いた CD Player 等々 Home Page を見れば Unique な製品ばかりを作り続けている Maker で、贔屓にするのは Mania の中でも珍しい Type の Mania 達かも知れませんが(笑)、私にとっては金と暇があれば全部試してみたいと思ってしまう Maker ですね(汗)。

他にも Kit ものなど、出力管の交換が可能な製品を出している Maker もありますが、無調整で交換可能な真空管の数 (種類) という点ではこの製品の右に出るものはなく、真空管を取り替えて音色の違いを楽しみたいという Needs に対しては非常に良く考えられた Unique な製品かと思います。

ちなみに私はつい最近まで同社の Model 6 を所有して 6922/6DJ8 mT 管を換えて楽しんでしました(^_^)/。
・・・改造しまくって、現在は逝ってしまいましたが・・・(滝汗)
改造できる余裕のある筐体というのも魅力だったりしたのですが(笑)・・・。
「真空管プリメインアンプの購入」の回答画像4
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LUXMANのLX33というのは、30年以上前の製品ですよ。

そういうのを「初心者向けでいいですよ」と奨める店員って、一体何を考えているんでしょうかね(満足に動くかどうかも分からないのに)。

さて、15万円以内で買える真空管式アンプとしては、TRIODEのTRX-PM84や同TRV-88SER、CAVのT-5、CAYINのA-55TP、SOUNDのValve100SEなどがあります。

しかし、管球式のアンプは単に「色々な真空管を付け替えて音の違いを楽しみたい」という理由だけで購入するようなものではありません。そもそも、これらのアンプがお手持ちのスピーカーと相性が良くなかったらどうするのでしょうか。

しかも、他の回答者諸氏も言われていますが、ヘタに真空管を替えると音のバランスが崩れる場合もあります。

とりあえず、前述のアンプを試聴した上で、音が気に入ったら買えば良いし、そうでなかったら買うのは差し控えた方が良い。。。といったところでしょうね。
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この回答へのお礼

危うく、思わずその場で購入してしまうところでした。
色々と勉強不足ですがそのようなリスクなどについて知らず、色々と教えていただけて本当に感謝しております。
ありがとうございました!

お礼日時:2012/04/07 16:40

私も、電気的な知識なしで真空管を付け替えてあそびたいなら、やめておりた方がいいと思います。


一部のヘッドホンアンプのオペアンプ交換のように、真空管を差し替えればいいではすまないケースが大半ですから・・・

Luxmanの真空管アンプが評判がよく、初心者向けというのは、大半のメーカーが真空管アンプから撤退した中で継続して作り続けたメーカーであり、また通常のトランジスターアンプと置き換えて使っても支障のない完成度のある製品を供給しているからです。
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この回答へのお礼

教えていただいてありがとうございました。
真空管を交換してというのはやめて、再度勉強してから購入すべく検討したいと思います!

luxmanのアンプを購入する前にお聞きできて本当に感謝してます、ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/07 16:37

あなたがアンプの回路を理解できるのなら話は別ですが、そうでなくてただ真空管を差し替えるだけというのならば、これはお勧めしません。



メーカー製の真空管アンプは、その真空管に合わせた最適な設計をしています。

もちろんある程度の互換性のある違う番号の真空管もある場合はありますが、あくまでそれは互換性であって最適ということでもありません

特にメインアンプの回路はその球に合わせて電流電圧などを微妙に設定していることがあります。こういうものを何の調整もなしに他の球に換えてよくなるとも思いません。
ということで、真空管に興味をもたれることは自由ですが、ご質問のようなことは考えないほうが賢明と思います。

ちなみにそのアンプを購入する前に下記のサイトをご覧ください。
ここでは真空管アンプと半導体アンプについて冷静な説明をしています。
これをお読みになってから購入されても遅くないと思いますよ。

私は真空管に始まってトランジスターやICのアンプも自作してきました。
まだ真空管のアンプを稼動できる状態で保存していますが、最近は滅多に出番がないというのが実情です。

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オーディオの科学
  「志賀@高槻」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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この回答へのお礼

教えていただいてありがとうございました。
もう一度真空管について調べてから、純粋にそのアンプの音を楽しむべく購入を検討したいと思います!

お礼日時:2012/04/07 16:33

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