プロが教えるわが家の防犯対策術!

昨日「HOLE」という映画を借りてきて観ました。
時間は70分位の短いもので、ミゲルという男の人が気が付いたら井戸の中にいて監禁されるという内容のものでした。
これ、実際観た方いらっしゃいますか?
すごい衝撃のラストを期待してたんですが、何だコレ?って思いました。
意味が解らないんです。
結局ミゲルは解放されたって事でしょうか?
それともあれは自分自身の中にある闇みたいなことを言いたいんでしょうか?
でも、容姿からいって監禁されてたままの姿だし・・・拉致されてたとかじゃないですよね?
結局あの人達は誰で、何で撮影してたのかも不明です。
謎が多すぎて全然納得出来ないし、どう面白いのかわかりません。
誰か教えて下さい。

A 回答 (1件)

 この作品に物語を期待して観ても面白くはないでしょう。

物語が無いのですから。
 ラストシーンはあれでも主人公にとっては衝撃的なのです。それまでの彼は井戸の中に閉じ込められており、必死になって生き延びて外へ出ようと悪戦苦闘します。そしてそれがしばらく続くうちに、その悪戦苦闘そのものが彼の‘生きがい’になってしまったわけです。
 ラストで彼は望み通りに外へ出られて自由を得ましたが、それと引き換えに‘生きがい’を失ったことになるわけです。例えどんなことであったとしても‘生きがい’を失うことほど怖いことはないという皮肉が込められています。
 ちなみに同じテーマで作られた作品として、古い作品ですが『砂の女』(安部公房原作 勅使河原宏監督  1964年)があります。
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この回答へのお礼

そうゆう事を伝える内容の作品だったんですね。
それで最後に「あの井戸はどこだ」と言っていた意味がわかりました。
でもテーマの伝え方にしても、もう少し観る側として万人の人が理解出来るようにはしなかったんでしょうかね。
それが監督独自の表現としたら何も言えなくなりますが・・・
観ていて、脱出する事が生きがいになっていたとは感じ取れませんでした。
痩せてしまい指輪がすぐに落ちてしまうようになっても、それを寂しそうに見つめてはめ直していたので家族の元へ帰りたい。家族の事を考えているんだろうなぁと思って観ていたので。
「CUBE」みたいに何でどうやって連れて来られたのかとかを度返しする内容にしたかったのなら、覆面の男も録画テープも意味をなしていないですよね。ただ疑問が残るだけだから。
だったら上からロープだけ見えるようにして、上に誰がいるのかわからない状態のもっと無機質な作品の方が良かったと思いました。

長々と意見を言ってしまいましたが、何を伝えたかったのかわかったのでスッキリしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/23 14:27

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