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熟年離婚が増えていると言われていますが、どのくらい居るのか知りたいのでお願いします。熟年以外の離婚でも結構ですが、子供の立場で経験した方で、離婚成立までの期間、決着方法、子供の立場からの不満点(こうして欲しかったとか)、その後、親子がどう暮らしているか、子供の側は、傷ついた心をどのように癒していったか、整理がつくまでの期間など、言えることだけで結構です。
心理学の専門家ではありませんので、こちらからは何も助言もできませんが、うちも、自分が27歳くらいの時両親が離婚しており、その前後の長い期間に、不和の状態を見ていて、(今思えば)精神不安定だったように感じます。子供の人間関係にも影響が出る深刻さを社会は認識していないのではないかと思うのです。
この調査を、専門家が見て対策を講じるきっかけになれば幸いです。
もっと子供の側から離婚問題を社会へ問いかける必要性があると思うのです。

A 回答 (1件)

37歳男性です。


24歳のとき、両親が離婚しました。

家は自営業で、父は浪費家で外面は良いものの、身内には理不尽に厳しく、一方母も気が強いので、常に夫婦喧嘩が絶えませんでした。
借金取りの電話、高校の寮から帰省したときに自分のPC含め家具すべてに貼り付けられた差し押さえの赤い紙、勝手口の割れたガラスとそこについた血・・・。

母は、子ども(私と姉)が社会人になるところまでは頑張ってくれましたが、そこが我慢の限界でもありました。

離婚後、母は、私たちに配慮し、自分で結婚相談所に出向き、再婚相手を見つけて今ではそこそこ幸せに暮らしています。

一方、つらかったですが、父とは関係をほぼ絶ったつもりでいました。
連絡先もこちらからは教えませんでした。
父は自分の同級生の親などにも金の無心を頼んでいたし、関われば自分にも金をよこせと言ってくるのは明白ですし、一度応じればきりがないのはわかっていましたから。
それは同時に、故郷(九州)を捨て去ることでもありました。
二度とは帰れませんし、片田舎のことですから、街を歩いていると「親父の借金を返せ」「お前が父親と家業を捨てていったあの息子か」そう言われかねないのは明らかでしたから。

しかし、就職先を知られているので、父からこちらへの連絡は可能でした。
実際、2回ほど電話がありました。

1回目は金の無心。10万円貸せ、と。
貸すのは簡単なことでしたが、ここでつけ込まれたら泥沼にはまるという思いとの葛藤の末、5万円振り込みました。ハナから返済など求めるつもりはなく、もちろん返っては来ませんでした。

2回目は、父に黙って結婚したことが、父が戸籍謄本を取得した際に知ることとなっての激怒の電話。仮にも自分の息子なのに、「会社に乗り込んでお前の人生を滅茶苦茶にすることもできる」。これが父から聞いた最後の言葉でした。

その後、転職し、一昨年、父は死にました。
親戚から連絡がありました。小学校の同級生の家に電話し、そこから自分の連絡先を辿ってくれたのです。
しかしその時は「もう縁は切りました、そちらの身内でお願いします」と告げ、葬式にも出ませんでした。いくばくかのお金を葬儀費用として送金しました。

その後1年半ほどして、体調を崩し、現在休職中です。
理由は、上記の一連の出来事による長いストレスの蓄積と、仕事のストレスが半々、といったところです。

離婚するまでの不安定な家庭、
離婚してから父が亡くなるまでの、父との関係に対する心理的葛藤、
父が無くなってからの「これでよかったのか」という思い。

かたちを変えながらも、自分の中には少しずつ澱が積もっていっていたのでしょう。
結局ダウンしてしまいました。

休職後3ヶ月して、墓参りに行こう、故郷に帰ってこよう、と決めました。
このままでは回復しない、どこかでけじめをつけないと一生心が澄むことはない、そう考えたからです。
親戚に連絡したところ、納骨がまだとのこと。
これも何かのめぐり合わせだと思い、親戚の家に行き、父の骨を預かり地元の納骨堂に納め、寺で供養をしてもらいました。

これでようやく、自分の中でひと区切りがついたと感じています。
回復にはもう少し時間がかかりそうですし、いい年してそれが心的負担となってしまっていたと認めるのは恥ずかしいことです。でもそれが事実ですから、正面から向き合わないと、と思っています。

以上、長文ですが。
現在同じようなことで悩まれている方が、救われることをお祈りしつつ。
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この回答へのお礼

つらい経験は、同じ者同士しかわかりません。
大変だったと思いますが、親のせいで遅れてしまったと思えば、つらくなります。
今の時代は、勝ち組、負け組みというおかしなことを言い出す者が多いようですが、人生に勝ち負けは無いと思います。
早く成功しても、早く亡くなる場合もありますし、親には恵まれた人でも自分が今度は離婚する場合もあるでしょう。人生勉強してないからです。色々な不幸な体験を早くするか遅くするか違いだけだと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/22 18:00

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