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お寺の入口に「拝観謝絶」という看板を掲げているのを目にします。
●観光のための公開はしていない
という意味だそうですが、あるお寺のホームページには、
●「拝観謝絶」ですが「参拝禁止」ではありません
という記述がありました。

どこのお寺でも「拝観謝絶」=「参拝禁止ではない」と考えて良いのでしょうか?

拝観と参拝の違いはどのような点で異なるでしょうか?

個人的な学術目的は「拝観」になるのでしょうか?

著名人の墓をお参りしたい場合は、「参拝」になるのでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

 精神的な面も考えてみたいと思います。



 以下は、「大辞泉」(小学館)〔 http://dic.yahoo.co.jp/ 〕からの抜粋しての引用です。

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◎はい‐かん【拝観】

 神社・仏閣やその宝物などを謹んで観覧すること。「本殿を―する」

  ※かん‐らん【観覧】
   見物すること。「宝物館を―する」「―席」

◎さん‐ぱい【参拝】
 社寺、特に神社にお参りしておがむこと。「伊勢神宮に―する」

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 したがって、「拝観」はいくら「謹んで」の行為であるにしても、結局は仏像等を見物することです。
 それに対して「参拝」は「お参りしておがむこと」つまり信仰の対象としての仏像等に手を合わせることです。

 私は本殿に上がって参拝したことは何度もありますし、私の周囲でもその行為を「参拝」と呼んでいます。これは狭い範囲の特別な用法ではないと思います。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/ …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E6%8B%9D

 本殿内であろうとなかろうと、連れの人と、たとえば仏像を見て、その印(手の形)がどうだとか、脇侍が何菩薩だとかのうんちくをべちゃくちゃしゃべっているだけならば「拝観」、その寺社の宗派の信者にならないまでも、敬虔な気持ちで仏像に対し、自らの来し方を振り返り、爾後如何にあるべきかを考えるなら「参拝」という気がします。

 単なる物見遊山なら困るが、仏に救いを求めて来るのならかまわない(衆生を救うのが仏ですから)という立場のご住職なら、

> ●「拝観謝絶」ですが「参拝禁止」ではありません。

とおっしゃるように思います。

ただ、

> どこのお寺でも「拝観謝絶」=「参拝禁止ではない」と考えて良いのでしょうか?

というわけにはいかないでしょう。俗世間と離れて修行をする道場としてのお寺なら、参拝もご遠慮願う、という場合があると思います。

> 個人的な学術目的は「拝観」になるのでしょうか?
> 著名人の墓をお参りしたい場合は、「参拝」になるのでしょうか?

 おおむねそうだと考えます。でも、「○○(著名人)の墓へ参ってきたよ」と友人に自慢したくて墓参りをするなら、それは参拝ではないでしょう。
 心の問題ですので微妙なところはあると思います。偽ることだってできるでしょう。
 たとえば、ご住職に、自分が参拝したい理由を説明して、自分の心が通じて納得してくださって、それではお参りください、となるかどうか、というあたりが(あいまいですが)一つの目安かな、という気がします。
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こんにちは。


「学術目的」と言ってもどのようなことを実際にするかによりますが、お参りするのではなく建物や仏像などを見て回っては「拝観」ということになってしまうでしょう。
「拝観謝絶」ということでやんわりと「(お寺やそこにあるお墓と関係ない)一般の方の立ち入りはご遠慮下さい」と言っているお寺も多いと思います。
そういう場合でも何かやむを得ない事情でもあれば参拝を拒絶されることはないでしょうが、「拝観謝絶ですが参拝禁止ではありません」と書かれているようなところは、ご好意で「静かにお参りしていって下さるのでしたらお入り下さって構いません」と仰って下さっている訳ですから、ご迷惑にならない程度にお参りがてら(建物などには入らず)多少鑑賞させて頂くくらいは構わないでしょう。
著名人のお墓にお参りしたいような場合も、そのお寺の方の手を煩わすことなく済ませられるのであれば概ね買わないであろうと思いますが、先程も申しあげたようにお寺によっては「一般の方の立ち入りは極力ご遠慮願いたい」と思っておられるかもしれず、その辺りはやはり直接伺ってみるほかないというところもあるかと思います。
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拝観とは通常「本殿内の仏像などを、本殿にあがって見る」場合を指し


参拝とは通常「本殿に上がらず、本殿前で礼を行う」場合を指します。

ですので、『●「拝観謝絶」ですが「参拝禁止」ではありません』は、
『本殿前までは行けますが、本殿内に上がることは出来ません』または
『境内までは行けますが、本殿や仏像は見ることが出来ません』と
読み替えて差し支えないと思います。

ただ、『境内』がどこまでを指すかは、そのお寺に聞かないとなんとも。
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