

一人称で描かれていて、それなのに主人公が死んでしまう本ってありますか。
内容は、どんなのでも構いません。面白いのに越したことはありませんが。
主人公が死んでしまったことによって、途中で終わってしまうのでも、急に他の人の語りで「後日談」みたいのが入っていても良いです。
「こんなのはどう?」っていう情報を、教えて下さい。
因みに、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」は、一人称ではないにしろ犯人が誰かは最後までわからなかったと聞いたのですが、そういうのでも良いです。
わかりにくい質問かとは思いますが、お願いします。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
筒井康隆さんの「家族八景」の続き物の「七瀬ふたたび」は、一人称かは忘れましたが、主人公が死んで物語が終わります。
でも、さらに続編の「エディプスの恋人」というのが出ていて死んだのになんで!?と思ったのですが、生き返っていました・・・。
あと求めているものとは違うと思うのですが、東野圭吾さんの「名探偵の掟」という本があります。
ミステリーのパロディー本みたいなもので、笑える本なのですが、ミステリーの可能性として主人公が死ぬ話がはいっています。
主人公が死んで物語が終わると明言して下さり嬉しいです。筒井康隆さんの本は数冊読んだことがあるので、これも是非読んでみたいと思います。東野圭吾さんの方にも興味があります、有り難うございました。
No.11
- 回答日時:
すみません、お礼を頂いてまた出て来てしまいました。
>回転木馬がどうとかというタイトル
「回転木馬のデッドヒート」ですね。
それと書き忘れましたが、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』は結構長いストーリーなので途中で読むのがしんどくなるかもしれませんが、面白いというか独特のストーリーで読み応えがありますので、是非読破してみてください。
失礼しました~。
そうです、その本です。まだ彼の対する当初の印象が完全に拭われたわけではありませんが、お薦めして頂いたからには是非読破してみたいと思います。有り難うございました。
No.10
- 回答日時:
こんにちは。
村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』はどうでしょう? これは 『世界の終わり』『ハードボイルド・ワンダーランド』という2つの異なるストーリーが一章ずつ交互に展開していきます。
『ハードボイルド・ワンダーランド』の方で主人公がある事情から死期を宣告され、やがて死んでいきます。(この小説を読みましたのがかなり以前でして、今手元に本がありませんのでもう一方の『世界の終わり』で主人公が死ぬかどうかははっきり覚えておりません。)
摩訶不思議な "春樹ワールド"が比較的色濃く出ているストーリーでやや癖がありますのでもしかして受け付けない類でしたら申し訳ありませんが、もし興味がおありでしたらご一読ください。
高校生のとき、何気なく読んだ村上春樹氏の本に良い印象はなかったのですが、偶然この4月に、課題で出されたおかげで回転木馬がどうとかというタイトル(忘れました、すみっません)を読んで、面白かったということがありました。友人に彼の熱烈なファンもいることですし、借りてみたいと思います。
ご推薦、有り難うございました。
No.7
- 回答日時:
今さらオススメしないくらい有名なのかも、と思いつつ、
真っ先に思いついた、
乙一(おついち)「夏と花火と私の死体」(集英社文庫)を挙げます。
殺された死体の視点から、事件の真相を読み解いていくミステリー。
文章は、死体になった人物の一人称で書かれています。
当時16歳という作者の若さと、語り口のうまさで話題になった小説です。
もしかしたら質問の仕方が悪かったかもしれません。
一人称で話しているのに死んでしまうと、話が続かなくなるじゃないですか。それがどんな終わり方をしているのかを知りたくてこの質問をさせて頂いたんですが…。
でもお話を聞くと面白そうなので、機会があれば読んでみたいと思います。
有名なんですね。僕は聞いたことがなかったので、そういうのをお薦めして頂けて嬉しいです。有り難うございました。
No.6
- 回答日時:
「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら、被害者にもなりそうだ。
」都筑道夫氏の『猫の舌に釘をうて』の冒頭です。
謎解き・犯人探しが目的の小説ではなく、お楽しみは別の部分にあります。
講談社文庫でしたが、残念ながら新刊では手に入りません。
図書館でも書庫納送りの可能性大です!
都筑センセーの作品は、凝った趣向が鼻についてイヤ、という人もいると思いますので、「自信なし」にさせて頂きます。
もしご興味を持たれたら、『三重露出』とのカップリングで講談社大衆文学館版もおススメです。
http://www1.kci.ne.jp/~nonoda/kan02042.htm
参考URL:http://www1.kci.ne.jp/~nonoda/kan02042.htm
凄い、面白そうですね。
小説は、最初の20秒(数行だったかな)が肝心だ、という言葉を聞いたことがあるのですが、これはまさに興味をそそられました。探してみたいと思います。
有り難うございました。
No.5
- 回答日時:
児童文学ですけれども、リンドグレーンの『はるかな国の兄弟』。
一人称の主人公が死んだところから物語が動き出します。まあ、死後の物語なので、当然なんですけれども。マクドナルドの『リリス』も、そんなような話かもしれません。ファンタジー系統にはそんな話がけっこうたくさんあります。
それから、一人称ではないのですが、神林長平の『死して咲く花、実のある夢』は傑作です。主人公が生きてるんだか死んでるんだか、わかんなくなるのです。「死とは何か?」というおそろしい命題を、宗教抜きで書いたSF。
もしかしたら質問の仕方が悪かったかもしれません。
一人称で話しているのに死んでしまうと、話が続かなくなるじゃないですか。それがどんな終わり方をしているのかを知りたくてこの質問をさせて頂いたんですが…。
でも、お話を聞くと面白そうなので、機会があれば読んでみたいと思います。有り難うございました。
No.3
- 回答日時:
この質問に回答するのは難しいです。
というのも、ミステリー系を期待されているようですが、ミステリーの場合、この質問に回答することがネタバレに直結するものが多いためです。僕の大好きなミステリーでこれに該当するものがあり、紹介したいのですが、そのまま書名をいうわけにはいかないでしょう、さすがに。岡嶋二人の代表作のひとつです。
いえ、そんなことは全くないです。<ミステリー
一人称なのに死んでしまったら、どんな作品になるのだろうと思っているだけです。
ミステリーの場合はそうですね、ネタバレになってしまいますね。僕自身は、ミステリーを好んで読む方ではなく、犯人を知ってから読む方が好きなのですが、この場ではそうも云ってられませんね。
有り難うございました。
No.2
- 回答日時:
安部公房の「箱男」なんてどうでしょうか??
かなり難解な内容ですが、安部公房らしいなんともえない
不思議な不思議な世界です。
主人公が死ぬというわけではありませんが、
主人公がだんだん誰だか主人公自身も読んでる側もわからなくなってくるというものです。
ある意味主人公が「死ぬ」という状況だと思うのですが・・・。
参考URL:http://kurumi.sakura.ne.jp/~yen-raku/bungaku/dat …
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