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はじめて投稿します。
幼少の頃から歴史小説や時代物が好きでずっと読んできました。ここ何年か最近の作家も読むようになり重松清や荻原浩など立て続けに読み漁りました。つい先日、朱川湊人の作品を何冊か読みあのノスタルジックでちょっと不思議でそれでいて哀愁感を漂わせた作風にどっぷりと嵌っています。
 それでお尋ねしたいのですがまるきり同じ作風とは言わぬまでも近い感じの作家をご存知ないでしょうか・・・何人でも構いませんので、もしご存知でしたらお教え願えればと思います。宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

 こんにちは。

私も朱川湊人さんの作品が好きでよく読みます。「わくらば日記」や「かたみ歌」のような感じの昭和の雰囲気がある小説という事でしたら宮本輝さんの「夢見通りの人々」とか「蛍川」「道頓堀川」「泥の河」の川三部作もおススメです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/05963098
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/03715945
 不思議な感じはないですが、ねじめ正一さんの「高円寺純情商店街」「高円寺純情商店街本日開店」や「赤チンの町」はほのぼのとして、どこか懐かしい感じです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18673097
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18673097
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19786954
 浅田次郎さんの「地下鉄に乗って」は地下鉄に乗ってタイムスリップして自分の父親に会う話なんですが、切なくて不思議な感じですのでこちらもおススメです。浅田さんは時代モノから現代の話まで幅広く書かれていて、有名な「鉄道員以外も素敵な短編長編が沢山ありますので、良かったら読んでみて下さい。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30616180
 朱川湊人さんはエッセイはガラッと変わって爆笑系です。まだ一作しか書かれてないですがそのギャップが楽しめると思います(浅田さんのエッセイも面白いです)。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31883739
 ご参考までに。
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この回答へのお礼

早速の御丁寧な返信、有難うございます。

 ご紹介の浅田さんの作品は私も性に合ったと見え「地下鉄に乗って」「鉄道員」「壬生義士伝」他十数冊読みました。今でも心に残っているのは(タイトルは忘れましたが)人身売買で日本にやって来た中国人女性の手紙を通しての切ないまでの一途な愛を描いた小説です(確か“ゴローさん”という書き出しの手紙の内容でした)
 最後のシーンで列車でお骨を抱いて手紙を読む箇所は今でも鮮明に覚えています。

 さて、ご紹介の宮本輝氏とねじめ正一氏は今だ読んだ事がありません。両氏は本屋の棚で背表紙を良く見かけますがご指摘の作風とは露知らず今まで見逃してきました。後2冊ほどで朱川さんの刊行されてる作品を読み終えるので(多分)そのあとお教えいただいた「川三部作」から読み始めたいと思います。たいへん参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2007/10/06 23:19

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