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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000 …
を見て思ったのですがこれでアニメ業界は改善されると思いますか?
私はこんなことしたらすべて仕事が海外に行くだけでなにも変わらないと素人の私は思ったのですが実際はどうでしょうか?教えてください。

A 回答 (10件)

数ヶ月前に「オトナアニメ」という雑誌で知りましたが、これで何らかの改善が起こらなければ日本のアニメ業界の人材はいなくなるでしょうね。


現在のアニメーターは、監督になって成功報酬契約などで奨金を得ないと食っていけない状態です。
だから、漫画を書いたりして印税を生活のたしにするアニメーターも増えてきた訳です。
バンダイが年間何百億と稼いでいるあのガンダムの原案者であり監督である富野氏ですら、ひともんちゃくあって豪邸を一軒建てれただけですよ。
あれだけ商売になるアニメを作ってもその程度の世界に才能ある人材が来ますか?
人材の流失によるクオリティの低下、このクオリティっていうのは、絵の綺麗さとかじゃないですよ。作品全体のクオリティです。
日本は原案だけして全ての海外で制作される未来に日本のアニメがなっていいのかという事です。
実際、近年軒並みアニメの質は落ちてますからね。

もう貧乏臭い「夢」だけで食っていける若者なんていないので、労働条件を改善しないと誰もアニメーターみたいな食えない職業なんてやりたがりませんよ。
なり手のいない業界は、相撲業界のように失墜しか残されていません。

参考URL:http://www.janica.jp/teian00.html
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>あれだけ商売になるアニメを作ってもその程度の世界に才能ある人材が


来ますか?

自分も来ないと思いますね…。ラベノ一本書いて大当たりした谷川さんの
方がよっぽど儲かってると思います。アニメもこれで最後だと思って今
見ています(今一本も見るものがなくて困っていますが)。
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>>を見て思ったのですがこれでアニメ業界は改善されると思いますか?



改善されないでしょうね。改善されたとすると、どこかの会社か個人の収入が減るわけです。アニメ業界の将来が危ないと感じていても、どこも「うちの取り分減らすとか、取引条件を悪化させたくない」って理由で、何も変わんないと思えます。

もし、空間軸的に広い目でみるなら、アニメータさんを含めた業界全体の売り上げ・利益が適正かどうかが気になるでしょうし、視聴する人たちの目を意識するなら、クオリティを考えるようになります。また、時間軸のスパンで考えるなら、次世代の声優さんとかアニメータさんの育成や、番組を見て育つ子供たちの未来を考えるわけです。

でも、一番儲けているはずの広告代理店やTV局の方たちって、人間としての行動基準・価値観が、「金儲け」や自己の出世という凄ーーく狭いものしかないわけで、そんなの全く考えないと思いますね。(まあ、無宗教な人間だと、そうなるのが当然なんでしょうが・・・)

P.S.
現役アニメータの石田敦子さんが描くマンガ「アニメがお仕事!」(6巻まで発売、これでもか!っていうくらいに、仕事をめぐるトラブルが主人公たちを襲う。主人公のいち乃の巨乳!がイイ)は、日本のアニメ業界を知るうえで役にたちますね・・・。
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まず、ほとんどの仕事が海外に流失するでしょう。



それから「恐ろしいほどの質の低下」が起きます。

ここで分岐点になります。ぼろ儲けしているやつらが、アニメを見捨てる選択肢、アニメについて「何とかしよう」とする選択肢。

前者であれば、アニメは「浮世絵」と同じような物になるでしょう。
後者であれば、アニメの制作費が高騰します。今のように、気軽に楽しむことは出来なくなるでしょう。

元々が「奇形的な利益配分」の元でかろうじて成り立っていた奇形的な映像作品ジャンルなのです。ほんの僅かな揺らぎが致命的なダメージになる訳です。

しかし「みんながみんな笑顔になる」そんなことにはならないでしょうね。誰かが貧乏くじを引く、そう言うことになるでしょう。その誰かがアニメ関係者ではないことを祈るばかりです。
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まず。

原画200枚で数万ということはありえませんし。動画だとしても月に200枚しか描けないのなら、貧乏でも仕方ありません。

原画200枚も仕事がもらえるのなら、月に50万円は確実。…現実には、40枚で20万円以上あたりからですね。
動画の場合、一月500枚で20万弱というところです。そもそも、一月に200枚程度の技量で、アニメーターとして暮らしていこうというのが間違っています。

…まぁ、ソースが毎日新聞ですから。
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私が経営者だったとして


会社も社員も外国籍にして
作品のみを逆輸入しますね

よって日本のアニメーターでリストラ食わなかった人の待遇は保障されますが
全体で見ると国内のアニメ産業は大打撃受けますね
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>>休みなしで原画を200枚描いても月数万円、社会保障や退職金もない--



URLをみると、確かにこう書かれていますね。最初に見たとき、このあおり文句を目にしたはずですが、スルーして本文の「スダジオライブ」や「芦田豊雄社長」などの気になる文字列以降を読んでいて、誤りに気づきませんでした。

まあ、「月数万円」ってなると、ほんとに生きていけないレベルですし、しかも原画担当では、あり得ないですね。まあ、マスコミもいー加減というか、ほんとに改革に結びつくようなことは、報道タブーで知らせないし、さらには捏造も有りですから、「毎日新聞」に限らず、朝日も読売もフォーブスなど外資でさえも、そこのところは同じ。

我々、受け手がしっかりと情報の「加工度」、報道する側の「報道意図」を判断しないといけないですね。

ただ、ニュース全体が伝えたい意図は、伝わっているので、まあ許すか?って思ったりします。でも、こういうあおり文句や見出しに、誤りや、誤字・誤植があると、「あーーあ、本文はいい内容なのになあ・・これでは、本文の信憑性さえ疑われてしまう。」と思ってしまいます。

軍事研究11月号の「20世紀に日本が生き残るために」っていう、威勢のいい記事があったのですが、冒頭で「安倍内閣」とすべきところを「阿部内閣」としていて、「うーーん、一気にテンション下がる」って思いましたからね。


>>会社も社員も外国籍にして
>>作品のみを逆輸入しますね

会社はともかく、日本人を外国籍にできるのでしょうか?外国人を雇うって意味かな?でも、アニメやマンガって、国によって感性が違いますよね。日本のキャラデザをアメリカに持っていっても、そのままでは受けないし、逆も同じ。りかちゃんとジェニーちゃんの顔の造りが違うようにね。(私も、家にあるのは、(虹色スミレ)りかちゃんです。ジェニーちゃんではないですから)
あ!、IT業界と同じく、上流工程だけ日本で、あとの工程は、アウトソーシングあるいは、オフショアですか。
でも、そのうち、日本人感性を海外がマスターしちゃえば、あるいは、そこだけ日本人スカウトすれば「上流から下流まで一貫生産、クオリティ保障(色パカ無し、止め画トータル○秒以下保証!)って、アニメ生産も海外に取られて、日本は抜け殻、団塊世代の遺産だけとか。
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以前同様のことを声優の永井一郎さん(サザエさんのナミヘイやガンダムのナレーションの人)が待遇改善を求めてストライキも辞さないと言った行動を起こしたことがありました。


その結果はより安く使える新人を使うという結果に終わりました。(その影響でセーラームーン声優たちは若くしてデビューできた)
現在放送中のアニメはほとんどのメインキャラは20代~30前半になってしまいました。
結果がでています。
待遇は変わらないでしょう。
文句を言うやつは切って、より安く働いてくれる物好きをこき使うことになるでしょう。
1回日本のアニメは潰れてしまうのもいいかもしれませんね。
世界的評価を得ているのに月収10万の働き手・反面演技の基礎もできてなくて海外では全く通用しないアイドルが臆を稼いでいる。
これは明らかにおかしいでしょう。
宮崎監督や庵野監督は億万長者になっていていいほどの才能をもっているのにね・・・
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No.8さんへ。


以前、声優さんがデモ行進をやったって記憶があります。で、声優さんの状況はそれで一時は改善したと思ったのですが、その結果が、セラムンの若手採用になったわけですか。アニメ好きの友人は、「声優が下手!」ってよく言っていますが、そういう経緯なわけですね。

今日、部屋掃除していて、以下のような小さなパンフが出てきました。

---------------------------------------------------------------
「映画 演劇 アニメーションユニオン規約
(UCSA Union of Cinema, Stage and Animation Workers'-Japan)

第1章 総則
第2章 会員
・・・ 略 ・・・
第6章 財政
第7章 付則

この規約は1988年6月25日より施行する

すべての映画・演劇・アニメーションのスタッフはユニオンへ・・・
---------------------------------------------------------------

これを入手した経緯は、よく覚えてないのですが、ユニオンの集会に参加してもらったのだと思います。
こういったユニオンが地道に続いて、力を拡大していれば、状況は良くなったのかもしれません。
でも、考えてみれば、もっと立場の強かった一般企業の正社員が、リストラや転籍、派遣等の非正規雇用増大で、「一億総中流化」って意識は過去のものになり、少数のセレブと貧困層に転落する多数の人々って状況ですからね。「日本に餓死は無い」といわれますが、最近はニュースで見ることありますし、食費に事欠いて1食抜くなんて人も増えていますからね。

改善しない、現状維持なら、「無作為の作為」ってことで、悪くなる一方でしょうね。

なんだか、ちょっと過去の亡霊だけど「マルクス」「エンゲルス」に頑張って欲しくなる気分。
(共産主義は嫌いだけど・・・)
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協会設立が、negosieito様の思われているような業界改善に直接結びつくものとは言えないと思います。



まだ、経験は浅いですが、現場でも働かせていただいた経験から言えば、アニメの作画の仕事は、とにかく生活が厳しい仕事であるというのが現状です。上手い・下手よりも、生活が出来ない(生活が成り立つまで援助を受けられないとか、貯金がもたないとか、出来高制ですので下手ではなくとも量をこなことができないですとか)といった事情でやめる方が非常に多いように思います。

以下は、多分に推測を含みますが、芦田先生には、専門学校時代、サンライズの作画実習生募集の関係で学校をご訪問くださり、ご指導いただいた経験がありますが、大変指導に熱心な印象を受けました。(サンライズの作画実習生の主任講師でもいらっしゃますね)
おそらくではありますが、生活できないという状況が、上手い人のアニメ離れを招いている部分があるというお考えもあるのではないでしょうか。
別の仕事をして安定した収入を得ながらでも、趣味でイラストは描けますし、マンガ家やイラストレータでしたら、仕事をしながら傍らで目標とすることも可能です。同人活動も然りですね。私個人の印象ですが、そういう方に、逆に上手い方が最近は非常に多い気がしております。
アニメーターは、出来高制ですし、締め切りもありますから、なかなか収入ないので2足のわらじ!というわけにはいきません。
生活できないのに、絵を描くだけの仕事につくというのには、かなりの覚悟が必要です。ですから、初めからアニメ業界に目を向けない人もおりますし、逆に、入ってきてから「こんなに大変だとは思わなかった」とやめる方も多いです。特に、初めは動画からで、在る絵(=原画)を割るのが仕事ですから、不自由なく描ける人には、制約を受けて面白くないというような印象もあるようです。

海外に仕事が廻ってしまうので、国内に仕事がない(=日本のアニメーターが「仕事がない」から厳しい現状にあるというわけではない)のではなく、国内でこの仕事に耐えてくれる(=続けてくれる)人材が非常に少ないということが言えるかと思います。業界改善というより、芦田先生はここを憂えておられるのではないでしょうか。
ご提示されているURLにも、

「劣悪な労働環境を背景に国内では人材不足が慢性化している。このままでは、日本の制作現場は崩壊する」と語る。JAniCAは今後、国や地方自治体にも人材育成支援への協力を働きかけていくことにしている。

とあります。

協会は、日本における優秀な人材の確保が難しくなっている現状について、おそらく立ち上げられた部分が大きいのではないかと感じております。ですので、アニメのマーケットに危惧を提示した形となったのではないのでしょうか。
日本のアニメが認められたのは、やはり、それを作り出す人材がいたからこそです。費用が限られている・あるいは安く収めたい、時間が限られている・早く仕上げたい=海外に仕事を頼む(どの業界にもある構図ですね)という安易な発想で続けていけば、人材がいなくなり、ジャパニメーションというマーッケット自体が崩壊する恐れがある。マーッケットの為にも人材確保・育成という事に目を向けて欲しい、その為には仕事として目指しやすいよう賃金の見直しが必要だ、ということを暗に訴えられているものと感じております。

おそらく、制作会社側も、国内で賄えるものなら賄いたいというところはあるのが現状なのではと思います。実際、難しい動画などに「国内で」とメモがあったこともあります。
しかし、費用も時間もないという状況の中では、数カットずつ国内の会社に出来る人間がいないか問い合わせて割り振ってやってもらうより、どーんと海外に送って制限内で確実に仕上げてもらう方が効率が良いというのは否めません。
国内で人材が確保できる、あるいは、国内で足りるほどしかアニメが作られない(現に、そういう時期もあったようで、仕事の確保に非常に苦労したという話を先輩にお聞きしたこともあります)とう状況になれば、海外にばかり流れるということもなくなるのではないかと思います。最近は特に、オタクに対する認知度が高くなり、アニメやマンガが一般に受け入れられるようになった為か、アニメの制作数が多くなり、人材確保が難しいといったこともあったようです。

正直、海外のアニメーションで日本の視聴者やファンが納得するという時代が来てしまうというなら、それも仕方ないことだと思います。
しかし「質の低下が起る」と回答されれる方もいらっしゃるように、まだ現在は、日本のアニメはそれなりのレベルを保っているものと考えられていると思います。
この質が落ち続けて、視聴者・ファンが離れていく。更には、海外のアニメのレベルが上がってきて、視聴者・ファンが海外のアニメに流れてしまう、そういう可能性も危惧されるのです。
海外に仕事をまわしているということは、ある意味、日本の技術を流出させているということに他ならず、そこからそれぞれの国が学べば、自国のレベルアップを図れるわけであり、いまや世界的にも認められているアニメ産業の中でもトップクラスといえる日本と、取って代わることも出来るかもしれないわけです。韓国などでは、国を挙げてアニメ産業を奨励しているという話もあり、それはまさに、そういう事を目指しているものと考えられます。

このニュースは、賃金を上げろと訴えたら、かえって賃金の安い海外に仕事が廻るのではないかという点では、アニメ業界の改善につながるとはいえないと考えられますが、そういったことに留まらず、ここで見直しをしなければ市場自体の崩壊につながるということを示唆したという点においては、改善の小さな一歩と言えるのではないでしょうか。

長くなりまして、また、negosieito様のご質問の意図とは少しはずれたコメントとなってしまったかもしれませんが、なにかしら、質問解決の一端にでもなれておりましたなら、幸いです。
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