プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「記憶」の章の153ページで、森野の祖母らしき人が、
「**君?」と呼びかけているシーンがありますよね?
つまり、**は、森野の住んでいた家に訪れたのですか?
ネットで、いろいろ検索してみましたが、
どの解釈も、「記憶」の主人公は僕=神山であり、
森野の住んでいた家に行ったのも、僕=神山である、と
書かれているので、どうにも納得がいきません。
どなたか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

>(1)「声(最後の章)で、夏海の姉を殺した犯人は、**ではなく、神山だったのですか?」



**と神山は同一人物で、どちらもお姉さんを殺した犯人ではありません。


>(2)>犯人だと思っていた**君が実は神山だったというオチです。
これはつまり、**=神山ということですか?でもだとしたら、最後の「声」の章で、**と対決したのは神山だと思うのですが、矛盾しませんか。
>(3)「記憶」の章で出てきた「**君?」と呼ばれた人物=神山で、「声」の章で出てきた**は、別人という解釈なのでしょうか。

今確認してみましたが、神山は犯人を「***君」と呼んでいます。
森野の祖母は、神山を「**君」と呼んでいます。
犯人は*がひとつ多いんです。
もし犯人が**なら、神山も**と呼ぶはずなので、別人です。
お姉さんを殺した犯人は、声の章で初めて出てきた人物で、神山は最初から出ている主人公です。

犯人にも神山と同じく妹がいたり、森野と歩いたりしていたので、誤解が解けないまま読み終えてしまったのではないですか?
**である神山は、学校では森野とは親しくないことになっていたと思うので一緒に下校したりしません。

ついでに言うと、プロローグで森野が見せた写真を見て、お姉さんだとわかったのは
夏海が神山にそのことを話したからだったと思います。

この回答への補足

度々、ご回答ありがとうございます。

>今確認してみましたが、神山は犯人を「***君」と呼んでいます。
>森野の祖母は、神山を「**君」と呼んでいます。
>犯人は*がひとつ多いんです。
>もし犯人が**なら、神山も**と呼ぶはずなので、別人です。
>お姉さんを殺した犯人は、声の章で初めて出てきた人物で、神山は最初から出ている主人公です。
これは驚きました・・・・・・僕の持っているハードカバーでは、確かに神山は犯人を「**君」と呼んでいます。「***」と3つではありません。mk0641さんは、文庫で確認してくださったのですよね?ということは、ハードカバーから文庫になる時点で訂正?があったのでしょうか。
けれど、そうだとするのならば、mk0641さんの仰るとおりで理解できます。

それとまた質問が出来てしまいました。
(1)>**と神山は同一人物で、どちらもお姉さんを殺した犯人ではありません。
これだと、犯人は***になるのでしょうが、この人物は「声」でしか登場していないという理解でよろしいですか?

(2)>犯人にも神山と同じく妹がいたり・・・・・・
これは、どのページ(章)でしょうか。分かれば、教えてください。

(3)>ついでに言うと、プロローグで森野が見せた写真を見て、お姉さんだとわかったのは
夏海が神山にそのことを話したからだったと思います。
これも書かれている具体的なページが分かれば教えてください。

補足日時:2007/10/28 22:05
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この回答へのお礼

まず、補足にて何度も質問をしてしまい、申し訳ありませんでした・・・・・・。
安易に、具体的なページ数を尋ねるなど、質問者としての配慮に欠けていたかもしれません。もし気分を害されてしまわれたのでしたら、申し訳ありません。
文庫とハードカバーで違いがあるなんて思ってもいませんでしたが、それが分かったのは、mk0641さんのご回答のおかげでした。改めて感謝いたします。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/11/03 13:32

#1です。

質問の意味を勘違いしててすみません。
それと、#3の補足欄に書いてあることが乙一ファンとして気になったので今日本屋さんで見てきました。

>ハードカバーでは、確かに神山は犯人を「**君」と呼んでいます。
>「***」と3つではありません。mk0641さんは、文庫で確認してく
>ださったのですよね?ということは、ハードカバーから文庫になる時
>点で訂正?があったのでしょうか。
確かに訂正があってました。文庫では犯人も神山君のことも「**君」ですが、文庫では神山君は犯人のことを「***君」と呼んでいました。

それ以下のご質問ですが、
(1)犯人の***は「声」にしか出てきません。

(2)ハードカバーの274ページでした。夏海と犯人がファミレス(?)で話すシーンがあり、そこで犯人が自分で言っていました。

(3)森野さんが見せた写真を夏海のお姉さんだとわかった理由は、夏海が話したからではありません。
神山君は夏海の後輩として夏海のお姉さんの葬式に行ったからです。神山はただ「死」に興味があっただけなんでしょうけど、側に立っていてくれた神山を夏海は好意的に受け止めます。
彼は葬式の遺影で、夏海の姉の髪型を知っていたんです。最近の写真を使ってあったんでしょう。
その段階では、メディアでは昔の写真しか公表されてなかったんでしょうね。

説明に自信がないんですが、わかっていただけたでしょうか?
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この回答へのお礼

いえ、こちらこそ、もう一度丁寧に回答してくださって感謝しています。

ハードカバーと文庫の違いについて、確認をして下さってありがとうございました。気になりつつも、書店に行けなかったので、shihousamiさんの回答ですっきりしました。それにしても、ということはやはり、ハードカバーで読んだ場合、「声」に出てくる**と「記憶」に出てくる**は、表記的には同じだけれど、実は違う人物である、ということを推理しなくてはいけなかったのですね・・・・・・。

その他の補足での質問に対しても、ページ数までしっかりと教えてくださり、本当にありがとうございました。これで謎が全て解けた感じで、やっとすっきり眠ることが出来ます(笑。
(お礼のポイントに関してですが、回答してくださった方全てに20ポイント差し上げたかったのですが、それが出来ないので、shihousamiさんには10ポイントになってしまいました。的確な回答をしてくださったのに申し訳ありません。)

お礼日時:2007/11/03 13:43

主人公(**君)の名前が出てくるのは最後のほうです。


森野もずっと名前では呼んでいなかったと思います。確か「あなた」とかそういう感じで。

最後のほうでは、神山という少年はそれまでの主人公とは違う人格で書かれていて、
お姉さんを殺した犯人=**君と誤解させるような感じになっていますよね。
犯人だと思っていた**君が実は神山だったというオチです。

つまり、神山の名前がそれより以前に出てくると、
このトリック(?)を使えなくなります。

だから「**君」にしたんだと思います。
僕の章を先に読んだんじゃないですか?
夜の章を先に読めばわかりますよ。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。

確認ですが、
(1)「声(最後の章)で、夏海の姉を殺した犯人は、**ではなく、神山だったのですか?」
(2)>犯人だと思っていた**君が実は神山だったというオチです。
これはつまり、**=神山ということですか?でもだとしたら、最後の「声」の章で、**と対決したのは神山だと思うのですが、矛盾しませんか。
(3)「記憶」の章で出てきた「**君?」と呼ばれた人物=神山で、「声」の章で出てきた**は、別人という解釈なのでしょうか。

(ハードカバーで読んでいるので、「僕の章」と「夜の章」の区分けが分かりません。)
すみませんが、引き続き、回答を募集します。よろしくお願いします。

補足日時:2007/10/28 18:37
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神山君は人の死を見るのが好きな高校生ですよね。

だから森野さんのお姉さんの死に興味を持って、その現場を見たくなったのではないでしょうか。
また森野さんの話から、お姉さんが死に森野さんが何かしらトラウマを持っていることを敏感に感じ取ったのではないかと思います。そこを追求することに興奮を覚える人間として描かれてるんだと思います。
実家に『GOTH』置いてきちゃったんで、あんまり深い話ができませんが・・・。
ちなみにどうして納得できないのか教えていただけると嬉しいです。私は乙一さんのファンなので。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。ちなみに自分もファンですよ(笑。
ですが、私が知りたいのは動機ではありません・・・・・・神山が森野の住んでいた家に行ったのなら、なぜ、森野の祖母らしき人は、「神山君?」と呼びかけるのではなく、「**君?」と呼びかけたのか?ということです。
多分、私の書き方が悪かったのですね・・・・・・説明不足ですみません。引き続き、回答を募集いたします。よろしくお願いします。

補足日時:2007/10/28 15:36
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