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無知な質問で申し訳ありませんが。
アニメーション製作企業の、
受託金額と受注金額の違いを教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

補足は最後の1行だけ違いますね。



会社が売上として計上できるのは会社の定款に定められた業務の代価です。
それ以外の収入(著作権料、土地等の売却、財テク等)は営業外収入になります。
受注とは売上になる取引に関する注文を受けることです。

たとえば「アニメ製作」を業務とするサンライズの受けた注文が
・A.1,000万円:自社製作の「ケロロ軍曹」の制作受注
・B.200万円:京アニ製作の「らき★すた」の作画の下請受注
・C.30万円:スタジオジブリからデジタルペイントソフトの設定作業の受託
の合計:1,230万円だった場合、

1.受注額=A+B=1,200万円(アニメ製作の仕事の合計)
2.受託額=B+C=230万円(受託業務の合計)
になります。

先進的な企業はCの様に下請けでなく、受託として「他社の指導やノウハウの提供」をすることが結構あります。
ここで注意してほしいのは受託金額のうち、Cの30万円は「業務」でないので受注には含まれないという事です。
損益計算書の上では
・売上:1,200万円
・営業外収入:30万円
・合計:1,230万円
になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
具体的にかいていただいて、理解できたと思います。

また何かありましたら、よろしくお願いします。<(_ _)>

お礼日時:2007/11/16 22:50

アニメ製作に限りませんが・・・



■受注金額
期間内に会社が
・お客さんから
・定款に定める業務(製品やサービス)について
・注文を受け、引き受けた
金額の合計

そのうち、出来高分が会社の「売上」になります。

■受託金額
期間内に会社が
・他の会社から(顧客に限らず)
・下請けや人材派遣の
・依頼を引き受けた
金額の合計

基本的に受注金額のうちの「下請け業務」の割合になります。
下請けや人材派遣を他所に頼むことを「委託」、それを請け負うことを「受託」といいます。
エンドクレジットで「アニメーション製作」や「作画」「彩色」等でクレジットされる会社やスタジオの「受注金額」ですね。

それ以外に、固定給の会社で
「手空きの人間を10日間だけうちに貸して欲しい」
「作画ソフトの設定に詳しい人を1週間派遣して欲しい」
といった依頼を受けて、その間の人件費を相手に補償してもらうことがあります。
この場合は会社本来の「業務の提供」ではないので会計上「受注/売上」でなく「業務委託/人件費の戻入れ(減額)」として処理します。
受託にはこういった形態もあります。

この回答への補足

丁寧なご説明、ありがとうございます。
確認をさせて頂きたいのですが、
つまり、受託金額とは、受注金額の中に含まれるということですね。

例えば、
・受注金額 3千万
・受託金額 1千万 の場合、

一定期間の間のそのサービスにおいての受注した金額が3千万で、
そのうちの1千万は、「受託」という形で外部協力(というべき?)で
得た収入ということで間違いないでしょうか?

スタッフの貸し出しの場合、サービス(業務)の提供(アニメの場合は製作)ではないため、業務委託(つまり受託金額)になる場合もある。

それは、アニメ製作としての業務ではないため、アニメ製作としての受注金額とは別で計算される・・・・形態もある。
けれども、アニメ製作の受注金額には含まれる。ということでしょうか?

補足日時:2007/11/16 00:57
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