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日本語と英語などとは違って、アクセントは動詞と形容詞などの活用変化に伴って、アクセントが元のと違ってくる。それに、そういうアクセントの変化は非常に複雑で、とても一言では説明できないでしょう。
外国人として、日本語の発音を見事に捕らえられるように、私はいつもその中の規則を探しています。今迄、法則的だと考えられるものを大分見つけ出しましたが、いまひとつでしょうね。
ここで聞きたいことは、日本人はどうやってこんな難しい発音を正確に喋られるようになったか、もしかして幼い頃に学校で勉強でもしたのかと、それとも、単に「慣れた」だけなのかと、私は考えました。もし、単に「慣れた」だけだというんなら、外国人としては、どうしたらいいでしょうか?これについての書籍はないでしょうか?
どうか、教えてください m(_ _)m

A 回答 (6件)

英語のアクセントは強弱式のアクセントですが、


日本語のアクセントは高低式のアクセントです。
音の強弱ではなく、音の高低の違いがあるだけです。

1.平板型 … 第1音が低く、2音目から最後まで高い型
  1音節の語:L
  2音節の語:LH
  3音節の語:LHH
  4音節の語:LHHH
  5音節の語:LHHHH

2.頭高型 … 第1音が高く、2音目から最後まで低い型
  1音節の語:H
  2音節の語:HL
  3音節の語:HLL
  4音節の語:HLLL
  5音節の語:HLLLL

3.中高型 … 第1音が低く、2音目から途中までが高い型
  3音節の語:LHL
  4音節の語:LHLL、LHHL
  5音節の語:LHLLL、LHHLL、LHHHL

これに加えて、後続の助詞や助動詞の高低のバリエーションがあります。
 ・最後の音より高く続く型
 ・最後の音より低く続く型
 ・最後の音と同じ高さで続く型

全ての語は基本的にこれらの型のどれかに当てはまります。
個々の語がどの型かは、個別に覚えるしかありません。
型が不明な場合は、平板型で発音すればだいたい通じます。

ちょっと面倒なのは、同じ語で複数の型がある場合です。ひとつは時代の変化によって型が変わったもので、世代によって使う型が違うことがあります。
また、特定の集団内で使われる専門用語や使用頻度の高い語は、アクセントが平板化する傾向があります。通常のアクセントの場合と微妙にニュアンスが違う(意味が限定される)場合があります。

日本語のアクセントだけを示した辞典もあります。
『日本語発音アクセント辞典』(NHK放送文化研究所)
http://www.nhk.or.jp/bunken/book/book_data/bookd …
『新明解 日本語アクセント辞典』(三省堂)
http://www.books-sanseido.co.jp/reserve/zaikoDet …

また、地域によってアクセントに大きな違いがあります。
テレビ放送の共通語は東日本各地で行われている「東京式アクセント」です。
京都・大阪から西日本各地で行われている「京阪式アクセント」も大きな勢力です。
北関東から南東北、九州の一部には、アクセントの型が一定しない「無アクセント」の地域があります。「崩壊アクセント」とも言います。

これらの特性を知った上で、あとは耳で覚えることです。

英語の綴りと発音の対応を覚えることに比べれば、かなり簡単だと思います。
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この回答へのお礼

回答して有難うございました!
実は、貴方のおっしゃっていることがちょうど私の思っていたことです。
でも、そうと知っていながらも、やはり「特例」も沢山ありますね。
「発音アクセント辞典」のことですけど、あれは単にアクセントを載っている「普通の辞書」だけではありませんか。動詞の変化などの法則とかは載っていないでしょう。でしたら、普通のアクセントの表記のある辞書とはほぼ同じだと思いますよ。

お礼日時:2008/01/02 17:13

>あれは単にアクセントを載っている「普通の辞書」だけではありませんか。



そうですよ。「アクセントだけを示した辞典」と書いてありますが。
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アクセントには法則があります。

日本語学の音声の本を読んでください。私も持っていますが、ここで書名を言うと宣伝になるので。。。
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この回答へのお礼

 

お礼日時:2008/01/02 17:11

日本は国土が狭いわりには、方言が強い部類に入ります。

イギリスでウェールズ語が生きているのと同じで、青森(北のほう)の人と、鹿児島(南のほう)の人の間では、アクセントが全く違い、会話を成り立たせるのが困難なほどです。アクセントの違いは、単に「慣れ」によるものです。

関東におすまいの方であれば、アクセントにはこだわらず、TVでしゃべっている通りのアクセントを真似すればいいです。

関西におすまいの方は、TVでしゃべっている言葉を真似しつつも、時々、近所の人々が使っている、TVとは違う発音で話してみると良いと思います。周囲の日本人が、ぐっと協力的で親密になるでしょう。
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言われてみると、確かに日本語は、英語圏の人々から見れば信じ難いほど複雑なアクセントの変化をしますね。

にもかかわらず、前の方も書いておられるように学校でアクセントのルールを教えることはありません。では、彼等はなぜそんな複雑な変化をマスターできたのか‥?
とどのつまり、周りの人が話している言葉を聴いて真似ただけです。その辺の事情は、すべての国において共通だろうと思います。

> 外国人としては、どうしたらいいでしょうか?

やはり、ヒアリング&スピーキングでしょう。会話は料理や自動車の運転などと同じで、本を読んだだけで出来るようになるものではありません ( ^^
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私は、言葉の専門家ではありませんが、普通の日本人として回答させていただきます。



日本の学校では、アクセントなど教えません。
だいたい、日本人は話すとき、いちいちアクセントなど気にしていないと思います。同じ発音で意味が違う言葉、例えば、「端」(はし、=end)と「橋」(はし、=bridge)などを使い分けるときに、すこし注意するぐらいです。

質問者様は日本語のアクセントは複雑とおっしゃいますが、私の感覚では、日本語はあまり発音に強弱をつけない言葉だと思います。むしろ英語やフランス語のほうが、アクセントを強調しているように感じます。

質問者様の日本語の文章を見ていても、日本人が書いたのと、ほぼ変わらないように思います。あまり細かいことに神経質にならずに、ご自身の日本語力に自信をもってはいかがですか。
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