架空の映画のネタバレレビュー

こういった問題に素人なもので、専門的な意見をお聞きしたいと思います。
なぜ、食品業界の低価格化戦略は行き詰まりを見せてるのでしょうか。
また、まだ見せていない。という意見でも構いません。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

低価格戦略の行き詰まりではなく、新商品開発の行き詰まりです。


低価格戦略は2つの段階をふみます。

第1段階。利益を確保しながら下げる。
チェーン展開で大量仕入れを実現し原材料コストを減らす。
技術革新、効率化により、コストを減らす。
これらで減った分だけ価格を下げる。

第2段階。売れないから、とにかく下げる。
このままでは利益を圧迫するため、人件費を下げる。
サービス残業や、サービス出勤など。
忙しくなっても給与が変わらないなら、実質給与が下がったともいえる。

第2段階に入ると新商品開発が急務となります。
マックが65円を80円に値上げした時に市場から猛反発を受けたように、
同一商品の値上げはできません。
そこで、テレビを例にすると、ワイドは価格を下げる一方で、
プラズマを高価格で販売します。
これをテレビの値上げと市場は受け取りません。

家電業界はこのようなメイン商品のシフトができますが、
マックのような企業は第2段階に入ってはいけません。
円安が1円進むと2億円の減収だそうですので、逆に円高時に大儲けしていた
のだから、その分で今を耐えればいいものを、使ってしまっているのですね。

円高の時代は長期戦略をたてていた藤田さんが、ここにきて、短期戦略しか
たてられないのは、利益絶対主義のアメリカ本社との厳しい契約内容に
よるもので、仕方無い気もしますが、アメリカ本社の利益の為に
他の日本企業を道連れしたのはどうかと思いますが。

マックはマックトウキョウがイマイチだったからか、
高価格サンドィッチ企業に出資しましたので、
マックを見捨てたか?という気もします。

株式公開で藤田一族大儲け。しかも、株主総会で認められているから
別にいいですが、不透明な資金の流れなど、鈴木宗男と変わらないのでは
ないかと思います。

話はそれましたが、全ての企業にとって低価格戦略
が有効なわけではなく、行き詰まりを見せている企業もある
という事です。
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企業のマーケット戦略の極意を教えます。



1大量生産を可能にするためにチェーン(営業)店を広げようとします。
--->このため売り上げが上がり、コストが安くなります。

2さらに大量生産を可能にするために一定在庫を設けます。
--->在庫の掃けぐあいで、各店舗の最適在庫、最適人員、客動員数などが求まります。

3さらにコストを下げ、在庫の回転数を上げます。
--->回転数が上がると売り上げがさらに伸びます。

4マーケットの行き詰まりは必至です。
--->おいしくないとかブームが去ったり他が追いついてきたりするとこれが起きます。

5新しいパラダイムの構築をします。
--->つねに新しいものや受けのいいもの、流行の波、話題のキャラ、時代の波を掴んで新商品、新企画をアピールします。GOTO 1

また別のアプローチとして、直接資材のコストを下げるために中国、アジアの国々で安くで生産しようとしています。でも限界があります。

足を引っ張る要因としては、偽装、BSEやO157などの食品に対する信頼を失う要因が考えられます。これも行き詰まりの要因かもしれません。

もう一つ、限られた日本領土内でのマーケットに限界がある、高齢者に対応しないなどの要因も考えられます。

いづれにしても新しいパラダイムの出現が必要でしょう。
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例えばマクドナルドは、59円のハンバーガーを売っても利益は出ますし、多くの客がハンバーガー単品ではなく、ポテトや飲み物がセットになったメニューを買うため、利益は増えています。

平常の3倍の来客でトントンと試算していたら9倍の来店者があったといいます。
むやみに安く売っているのではなく、安く供給できるから安くしているのです。
ここを勘違いして、何でもかんでも安くすれば客が来ると思っていたら、大間違いです。そういうところは行きつまりますね。
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需要が高く、大量な消費が見込めないと低価格化は難しいので、


既存のもの以外で開拓していくにはアイデアと資金力が必要でしょう。

ただ、不況と言われている現状でも飽食の時代が相変わらず続いて
いるので、そこを狙った戦略を出せる余地があるはずです。
また、消費の二極化は食品業界にもあてはまるわけで、安くするだけが
業界の戦略になるとは限りません。
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