プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ライブ映像でよく見られる様に、マイクをベルにつっこんで吹いても、離れた位置で聞いている感じを出すのにはどのようなセッティング、機器が必要なのでしょうか。
マイクをミキサーに直結し、そのまま録音をすると正にゼロ距離で聞いている音にしかなりません。(当たり前と言えば当たり前の気もします)

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

マイクの種類にもよるので、一口で「こうすればよい」とは言えませんが、コンタクトマイク1本をベルに突っ込んだだけの録り方で距離感を出そうと思ったら、手っ取り早いのはリバーブとイコライザを上手く使うことでしょうね。



吹き手やサックスの種類、セッティング等々でも違うのかもしれませんが、私の(あまり多くない)経験の限りでは、マイクをベルに突っ込むといってもあんまり突っ込みすぎると「吹かれ音」が入って音が濁るので、マイククリップの位置を工夫してアサガオの開口面と「面イチ」にマイクが来るよう努力します。また、アサガオの中心から少しずらした方向にマイクの頭を振った方が、結果が良いように考えています。

ご経験済みと思いますが、サックスはこの録り方をすると、なんというか「めちゃくちゃ生臭い音」になります。サックスって、意外とアサガオ直近で聞く管の共鳴音は、異様に汚い感じするんですよね(^^ゞ
なので、機材にもよりますがイメージ的に中域~中高域の「汚いところ
」を、イコライザである程度大胆にカットしてやります。また、サックスは意外と低音が出てる楽器なので、マイクによっては、低域もある程度カットした方が良いかもしれません。
(ちなみに、サックスのそういう特性から、私は多少ヌケは悪いけどサックス録りにはわざとボーカル用マイク使うのが好きです(^^ゞ)
高域は、10~14KHzあたりの「響きの美味しいところ」は。むしろ少し上げてやる。
この状態でホール系のリバーブをかけてやると、ある程度の距離感が出ます。後はお好みでEQとリバーブをいろいろ調整してみて下さい。

リバーブが、残響音のイコライジングができて、高域強調や中域カットができるタイプのものだったら、サックスの元音は「少しくすんだ感じ」にして、残響音の方をややハイ上がりにすると、面白い音場感になりますよ。

ステージでも、調子に乗ってリバーブをかけすぎない前提で、ある程度使える技です。一度お試し下さい。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

EQとリバーブであれば持っていますので、とりあえず手持ちのものでこの週末にも色々試してみます。

お礼日時:2008/02/29 14:58

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