
ピアノの練習で、ハノンよりもピシュナの方が効果が高いという話をよく聞きます。
それでちょっと調べてみたら、
リトルピシュナは、全音のみ。
リトルピシュナ 48の基礎練習曲集(60の指練習への導入) 解説付
で、そのあとなのですが、ピシュナでは、
○全音の ピシュナ 60の練習曲 解説付 (坂井玲子校訂・解説) (楽譜)
○音楽の友の ピッシュナ 指の訓練のための練習課題 標準版 (楽譜)
の2種類があるようです。
この2つは内容は同じなのでしょうか、それとも違うのですか。
ちょっといろいろ調べていると、リトルピシュナの後継としては、音楽の友の指の訓練のための練習課題を上げている人がいるようですが、普通に考えれば、リトルピシュナは60の指練習への導入とあるので、全音のピシュナの方が後継と思われますが、どうなのでしょうか。
出版社が違うだけで、内容は同じなのかな。
また、同じ場合、解説その他で、どちらの方がいいでしょうか。
また、ピシュナでは、洋書の方がいいという話も聞きました。
J. Pischna: Technical Studies (ペーパーバック)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0634016 …
全音と音楽の友のピシュナが別物の場合、この洋書は、どちらの元本に相当するのでしょうか。
また、ピシュナ、和本と洋本とどちらがいいですか。

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
No.1です。
今ちょうど手元に和書2冊あるので比較してみました。音楽之友社版は、各課題ごとに予備練習+本課題の構成で、日本語で手取り足取り解説があるのではなく、予備練習の譜面を見て後は自分で工夫しましょうというスタンスです。
一方の全音版は、リトルピシュナ同様、各節(各課題ではありません)の前に予備練習、発展練習、日本語文での練習ポイント解説にページを多く割いています。
WEBで購入なさろうとしていらっしゃるということは、独学の方でしょうか? 個人的な意見ですが、独学の方でしたら全音版のほうが親切かも知れません。
参考までに、私が生徒さんにピシュナを使う場合を例示します。
まずバーナムピアノテクニックとハノンを並行して練習し、バーナム3巻、ハノン第2部まで終わった段階で初めてリトルピシュナを弾かせます。
リトルピシュナは初心者向けの位置づけではありますが、バーナムやハノンである程度5本の指を独立して動かせるようになり、少なくともハノンを使ってスケールとアルペジオを全調きちんと勉強した中級レベル以降の方でないと、リトルピシュナ本来(左右別々の旋律をしっかり弾き分ける、ポリフォニーを意識したメカニック練習)の効果を発揮しづらいのではないかと思うからです。
リトルピシュナが終わった後にピシュナへ入りますが、ピシュナへ入る頃には生徒さんはすでに上級レベルになっています。このため、音楽之友社、全音のどちらの版でも学習に支障はないため、個々の好みで選んでいただいています。
譜面の見やすさについては、和書2冊でそれほど差があるとは思いません。どちらも、それぞれの出版社の他の楽譜と大きく変わりませんので、お手持ちの全音版、音楽之友社版の譜面を参考になさってみてください。
ご丁寧なお返事、ありがとうございました。
リトルピシュナは、ハノンのかわり、という位置づけではないのですね。
リトルピシュナを終われば上級者、ということは、よっぽどしっかりした練習をされるのかな、と思いました。
とっても参考になりました。
出来れば、ちゃんとした先生についてリトルピシュナもした方がよさそうですね。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
No.1さんと同じ意見ですが補足を。
リトルリシュナもピシュナもちゃんとやるためには相当の経験が必要です。ハノンとは内容も目的も違うと考えてください。時代的にも内容が違うので本当は先生と一緒に使うことをお勧めします。独学の場合はむしろピシュナよりヘラーやベルティーニで音楽的なものを味わいながらでいいと思いますよ。ハノンに代表されるようなエチュード類は練習した気になれますが使い方を誤ると取り返しのつかないことにもなりかねません。sれにもっと早くから音楽そのものに親しんだ方がいいと思います。(あくまでも独学の場合ですよ)
お返事、ありがとうございました。
また、新しいのを教えていただきました。
ヘラーやベルティーニ
これらはわたしは初耳です。
”リトルリシュナもピシュナもちゃんとやるためには相当の経験が必要です”
やはり、そうなのですね。
ハノンもちゃんとやるならいい先生に、ともよく言われているようですが、やはり、ピアノの基本はちゃんと先生について習うのが一番ですね。
ピシュナ系はまた、特にそうなのかな。
ありがとうございました。

No.1
- 回答日時:
はじめまして、ピアノを教えている者です。
リトルピシュナの次の「ピシュナ(ピッシュナ)」ですが、音楽之友社版、全音版とも内容はほぼ同じです。
ただし、どちらも60曲の課題がありますが、順序が一部入れ替わっています。
>音楽の友の指の訓練のための練習課題を上げている人がいるようですが、
全音版のピシュナは発行されたばかりでまだ歴史が浅い本なので、少し前までは日本語版は音楽之友社版しかなく、選択の余地がなかったのでこうなったのだと思われます。
今後ピシュナをお求めになりたい場合は、全音版、音楽之友社版を比較して、楽譜の見やすさや解説のわかりやすさ等、使う方の好みでどちらを購入なさっても良いと思います。
>また、ピシュナでは、洋書の方がいいという話も聞きました。
ピシュナは日本がオリジナルの教本ではないので、洋書(原書)にはそれなりの良さがあります。しかし、ピシュナのようないわゆる「メカニック教本」の場合、練習法の解説がしっかり読める、理解できることのほうが上達を助けてくれると思います。自宅練習で、うまく弾けず困った場合、解説が大きなヒントとなる可能性があるからです。
この考えから、私は基本的に、すでに洋書を持っている生徒さん以外には和書のほうを購入していただき、新しい課題を練習する前には必ず解説を熟読してもらうようにしています。
基本的に、全音版も音楽之友社版も、元本は同じです。
お返事ありがとうございました。
基本的には同じということですね。
ページ数をちょっと調べて見ましたら、
全音 ピシュナ 75ページ
音楽の友 ピシュナ 42ページ
英語版 ピシュナ 104ページ
となっていました。
これは、音符の大きさが大きい小さいで、1ページあたりの小節数が違うということもあるのでしょうか。
それと解説の量がやはり違うのかな。
これで見ると、全音の方が解説が豊富に思うのですが、いかがですか。
英語版の方が圧倒的にページ数が大きい(本の大きさはあまり変わらないようです)ので、ちょっと興味があるのですが、英語力が必要ですよね。
ページ数で判断するのもどうか、とも思いますが、これだけで判断すると、英語力があれば、英語版、日本語で比較すると、全音の方が解説等が充実していていいのかな、と思うのですが。
1ページあたりの小節数が違って、楽譜の見易さも違うのであれば、また、話が違ってきますが。
WEBで買おうと思っていますので、迷っています。
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