これ何て呼びますか Part2

クラシックのコンサートに行くたびに、気になることがあります。
曲が終わると、「Bravo!」とかその他、賞賛の掛け声(?)を
かけるひとがいらっしゃいますよね。

絶妙なタイミングで、よく通る良い声で、日本語ではない原語で
声をかけるひとをよく見かけ、コンサートを盛り上げるのに
一役買っていると思いますが、ああいう方々は、どういうひと達
なのでしょうか。

クラシックをこよなく愛する一愛好家なのか、それとも
(こう言っては言葉は悪いかもしれませんが)事務所や
主催者側から頼まれて声かけ専門に行う、主催者サイドの方々
なのでしょうか。

歌舞伎でも、「よっ、○○屋!」と声を掛けるひとがいますよね。
あまりにもウマいので、いったいどういう人なのだろうと
疑問を持ちました。

A 回答 (6件)

>ああいう方々は、どういうひと達なのでしょうか。



もちろん関係者の場合もありますが、一般のお客さんも普通に声をかけています。



本来は、心から素晴らしいと感じた演奏に対する賞賛の声です。歌舞伎の声をかけるのとは少し違う感じがします。演奏が終わり、最後の響きが完全に消えてから拍手をするのと同じタイミングで「ブラボー!」と声をかければ良いのです。
場を盛り上げるような意味合いでは無く、あくまでも演奏者と指揮者への賞賛です。

で、現実に起きてしまっている問題として、とにかく何でもかんでも一刻も早く「ブラボー!!!!」と叫びたい人がいるのも事実なんです。
最悪なケースが、音の最後の響きが消える前に叫ぶ人。不愉快極まりない行為で、演奏を最後の最後で台無しにされた気分です。演奏家サイドからも非常に嫌がられるケースです。
このような問題もあるので、場の雰囲気等は考えず、素直な賞賛の声と捉えておくことがよろしいのではないかと思います。


ご参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
曲が終わった後の余韻も充分に味わいたいですよね。

単なる目立ちたがりでやたら叫びたい人もいるとのことですが、
今まで見てきた中では、とにもかくにもわれ先に叫ぶ、というような
人ではなくて、ちゃんと間合いを考えて声を発する人ばかりだった
ので、クラシックを本当に愛する人が、心からの賞賛の声を贈った
と思っていて良いですかね。そう思いたいです。

マナーを守って、これからもコンサートを楽しみたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/21 14:42

No.4 です。


主催者に雇われた人:
そんな馬鹿な主催者がいるとは思いませんが、変な司会者が居ることは
確かですね。
壇上から、「では演奏者/講演者にもう一度盛大な拍手を」と促す司会者が
いますね。司会者が言わなくても、聴衆は自分の判断で拍手をするものです。
催促しなくては、拍手がないのかと演奏者はがっかりするでしょう。
演奏者や講演者に大変失礼な言い方だと思います。
司会者が拍手したければ、黙って拍手すればよいのです。聴衆が賛同するかどうかは聴衆の勝手です。

別件です。オーケストラの始まる前に、何時拍手をするのでしょう。
昔はコンサートマスターが出てきても拍手はしませんでしたね。
しても、構わないと思いますが、何時から習慣が変わったのでしょう。
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この回答へのお礼

変な司会者さんの件ですが、確かに、良い演奏に感動・感激すれば、
促されなくても自然と拍手はしますよね。
でもまぁ、司会者としては何か言わなくちゃいけないし、最後の
締めに、そう言っておけば締まるかな、くらいの気持ちで
言っているのではないかな、とも受け止められます。

別件のお話について:私などは、舞台にひとが登場するたびに、
「来た、キタ~!」とばかり拍手しちゃいます。昔はコンマスさんにも
拍手はしなかったのですか?そのあたりのお話もまた伺えたら
うれしいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/23 10:19

本当に素晴らしい演奏の後(自分などは恥ずかしくて?声掛けれないけれどそんな自分の心からの賞賛の気持ちを代弁してくれるような)「ブラボー」はむしろ歓迎です!


そんな時の演奏会場はおそらく拍手喝采の嵐でしょうし、聴衆もごく自然に一体となっていますのでむしろあちこちから声が聞こえて欲しいものです。

ただ、大した演奏でもないのに(殆どの場合がコレ!)、「ブラボー」は「やれやれ、ご苦労さん・・・」ですね。

ちなみに声を掛けるタイプとしては、(あくまで主観ですが)

・アマオケやブラスをやってる主に金管楽器の男性。(ノリやすく、お調子者が多い。決して人は悪くは無いのですがね・・・肺活量が大きいのでやたら声もでかい!笑)

・合唱や声楽をやってる男性。(名門ホールでこの時とばかり声張り上げて響かせている!いい演奏聴けてちょっぴり練習も出来てまさに一石二鳥?)

・熱烈なクラシックファン(オーディオ・オタク?)の男性。地方公演などではよく声を掛けるタイプ。ちなみに自称?エリートで地方の国立大の学生に多い。体型はやや肥満型?ベートーヴェンやマーラーの熱烈な信仰者が多い。
そう、自分こそが演奏の真の理解者なのだ!聴衆を代表(リード)して賞賛の声を掛けてます!・・・(ハイハイ、分かった、分かったからもうそのあたりで止めてくんない・・?)てな感じでしょうかね。

特にフルオーケストラ(有名外タレ指揮者や名門オケ等)はお祭り?の意味合いもあってか演奏会の最後で盛り上げようともともと選曲もですが、得てして自然とにそういう雰囲気にはなるものです。そこに単純明快?な声掛け屋の彼らがいるのはむしろ微笑ましく、いいと思いますね。
(ただ、室内楽やリサイタルになると彼らの存在も激減します。やはり曲が面白くない(理解不能)?そして明らかに場違い?なのですかね・笑。いつだったか、珍しくこの種の演奏会に足を運んでいた声掛け屋で有名な某男性が、海外著名弦楽四重奏団の演奏会後半でスヤスヤと寝ていました・・・)
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この回答へのお礼

声を掛けるひとのタイプ分析、「なるほど~、わかるワカル!」と
つぶやきつつ大変おもしろく拝読しました。

コンサートの最後で盛り上がって、アンコールにも満足して
気持ち良~くホールをあとにすることができると、「あ~、
今日は良かったなぁー」と思います。そんな満足感を与えてくれる
声掛けなら、歓迎ですネ。

楽しくて解かりやすいお話をありがとうございました。

お礼日時:2008/05/23 10:03

素晴らしい演奏に賞賛のかけ声、大変よいことと思います。


坐ったままの拍手、立ち上がって拍手、ブラボーのかけ声、とてもよいですね。
ただ、拍手も同じで、うまいタイミングでないと問題が起こります。自分の理解が足りない場合には遠慮すればよいと思います。
理屈から言えば、かけ声は日本語でも、英語でもよいはずですが、世界中イタリア語でやっているのは、一つの習慣でしょう。習慣に逆らっても雰囲気を壊すだけですね。

日本もヨーロッパもアメリカもやり方は似ていると感じます。
何処の国にも、変なタイミングで声を出す人がいますね。日本の聴衆は
お行儀がよい方ではありませんか。世界中の音楽家が日本公演を楽しみにしているのが、その証拠でしょう。

付け加えれば、ブラボーは男性演奏者が一人の時です。二人以上なら、ブラビー、
女性の単数はブラバー、複数はブラベー、男女混合なら、ブラビー。
イタリア語の形容詞は性と数により変化しますから。
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この回答へのお礼

確かに、日本の聴衆はお行儀がいいですよね。
律儀に(?)拍手しますし。
律儀すぎて、楽章ごとに拍手しちゃうひともたまにいますよね(苦笑)。

海外の多くの音楽家が日本でのコンサートを喜んで行って
くれるように、マナーを守って聴きたいです。

イタリア語のお話もお教えくださり、ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/23 09:20

「ブラボー屋」という困った人種です。

主催者に雇われた人、という説がありますが、私は信じません。

罰金を取るわけにはいかないし‥。もし、私の近くにそんなのがいたら、長時間にらみつけてやります。みなさんもそうしてください。

「悲愴交響曲」では、指揮者が手を下ろすまで待ちましょう。面白いエピソードがあります。いくら弱く弾いても指揮者が「まだ強い」というので、最後に弾くマネだけしたら「たいへん結構」と言われたとか。
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この回答へのお礼

「ブラボー屋」というヤカラがいるのですか。
本当に感動して思わず声が出る・・というのなら
良いのですが、もし主催者側に、お金で雇われている
としたら、なんだかいやな感じですね。

面白いエピソードの紹介もありがとうございました。
楽しく拝読しました。

お礼日時:2008/05/23 09:05

ビオラ弾いてます



いますね。
関係者や近親者のかたもいますが、多くは通りすがりのクラシックファンでしょう。
「Bakayaro!」と聞こえて、ケンカ売られている気分になる時もありますので発音には気を付けて欲しいです。

終わるやいなやわれさきに拍手やかけ声を始めるひとって、「ほら今、曲が終わったんだぜ、ツウだろ、オレって」という感じで、個人的にはレベルが低くて下品だなぁと思ってます。

# 以前、拍手が早すぎてリッカルド・ムーティに怒られている人を見ましたが、同じ日本人として、とても情けなかったです

歌舞伎のかけ声はタイミングや礼儀があって常連の玄人さんしか許されないと伺ったことがありますが、歌舞伎とごちゃ混ぜに勘違いしてるんでしょうね。
そういう人って「悲愴」の時どうするんだろうってイタズラ心がうずきます。
3楽章では叫べず、4楽章ではタイミングがわからず…。

賞賛する方法は声に出すだけに限らず、スタンディングオベーションという手段もあるので、できればこちらが浸透しないかな、と密かに祈ってます。
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この回答へのお礼

実際に舞台でビオラを弾いていらっしゃる方からの
貴重なご意見、興味深く拝読しました。

コンサートで演奏を聴いて感動したときは、それを素直に
表したいので心からの拍手を贈らせてもらっています。

終演後の余韻も、コンサートならではのものなのでじっくり
味わってから、巻き起こる割れんばかりの拍手って
すばらしいですよね。そんなところもコンサートの好きな
所です。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/21 14:57

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