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みなさん、「自分だけの、泣ける名場面」をお持ちだと思います。
その場面を思い出すだけで、人が話題にしているのを耳にしただけで、涙があふれてしまう、そんな場面です。
それをぜひご紹介ください。ただし、誰もが感動する名場面ばかり出ても面白くありませんので、条件をつけます。

(1)アニメ雑誌やバラエティ番組で紹介されることが少なそうなもの (絶対不可ではありませんが、なるべくマイナーなシーンを)。
(2)個人的な思いのたけを、できるだけしっかり書いてください。
(3)1回答あたり、最大5件までOK。
(4)作品名はもちろんですが、もしわかれば、サブタイトルも併記してください。

こんなとこで泣けちゃうのは自分くらいじゃないか? みたいな個性的なものが出てくるのを期待しています。

私の場合、『となりのトトロ』で、おばあちゃん役の北林谷栄さんの登場シーン、声を聴いていたら、それだけで泣けて来ちゃいました。ごく普通のセリフでです。自分の祖母の思い出と重なったわけでもありません。なぜか、あの声の波長には、私の涙腺をゆるませるものがあるようです。

よろしくお願いします。

A 回答 (15件中1~10件)

んじゃあえて深夜アニメ『バンブーブレード』より。


第24話後半15分。なんだよ長すぎだよとおっしゃられても後半15分。

これは単発で見ると非常に安っぽくなってしまうためあまり解説を避けますが、複線や小道具の妙、ひとつの救いが次の救いを産むという択一されたストーリーの流れ、ここまで完成されたシナリオを深夜アニメで見れるとは思いませんでした。何十話もかけて積み重ねられてきた関係を最大限に生かしたからこその感動だと思います。アニメオリジナルということで期待していなかった分余計にです。逆にコミカライズしてくれよってくらい(笑)。
さらに突っ込むと明らかに15分で納めるには無理な内容であり、通常ならば「時間不足によるご都合主義の連鎖」と評されてもおかしくないところをこれだけ上手に処理しているというのは、同じ物書きとしても嫉妬もんです。
できれば第1話から見て生で味わってもらいたいので、ネタバレをおそれてぼかしぎみですみません。でも作品事態も秀逸であり(個人的には最近珍しく原作を大事にしている作りが大好き)アニメ好きなら是非見てもらいたいといったところです。なんか絵柄やあらすじで誤解されそうですが、萌えとかそういったたぐいの作品ではありませんよ。

ちなみに自分はこれだけの完成度を生み出している原因が何かを探るために重ねて見て研究しようとしたんですが、最初の3回くらいは泣いて泣いてでそれどころじゃありませんでした。

まあ名場面ということであえてひとつ切り出すとしたら、さとりんの場所が一番お気に入りかもしれません。
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この回答へのお礼

まるまる後半! もちろんオッケーです。snowize 様の感動が伝わってくる素晴らしい回答ですよ。ありがとうございます。
倉田英之脚本作品が大好きな私としても、いいところ観てくれてるなと思います。
おっしゃるとおり、『バンブーブレード』の人間関係の積み重ねを理解しないでストーリーだけ聞くと、「ありがちな話」になっちゃいそうなところです。

私はミヤミヤの落ち込みが実感こもっていて好きです。「頑張っても頑張っても勝てない相手がいること」に対してくじけるのは、すごく現実的です。それに火をつけたさとりんの激怒! うん、泣けますね。
勇次くんが言う「いっぱい負けてるから」ってセリフ、決してメジャーな大ヒットに恵まれないながら「わかる人にはわかる」傑作を書き続けている倉田氏のセリフとして、リアルに迫ってきます。
Bパートで一気にカタがつくことに関しては、ご都合主義というより、ため込んだマイナス要素が連鎖的に覆ってゆく、オセロや落ちゲーに似たカタルシスがあるような気がします。
このエピソードは、ほぼ全員が「ダメな自分、弱い心」に囚われており、それが表面的でなく描かれているからこその逆転のカタルシスなのだと思います。

お礼日時:2008/06/03 19:26

僕はメジャーの第1シリーズの6話?のさよなら・・・で茂治がギブソンのデットボールで死に、死んだ茂治に面会して去っていくギブソンの後ろ姿に吾郎がタックルして「おとさんを返せ、ぼくのおとさんを返してよ~」と泣き崩れるシーン


それから彼氏彼女の事情の16話?の主人公の父親と母親の話で洋之がずっと育ててくれたおじいちゃんが死に楽させる前にしんでしまったと都香に泣き崩れるシーンですね。
どっちも泣き崩れるシーンですね・・・すいません
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この回答へのお礼

「取り返しのつかないこと」「死」「子ども」……。
号泣必至のシーンですね。
『カレカノ』のじいちゃんのシーンは、私も原作読んで涙ぐんでいました。

キャラクターの死は常に涙を誘いますが、そこにちゃんと「感動」を描けるかどうかは、そこに至るまでがちゃんと描けているかどうか、ですよね。
なんて書いているうちに、あのキャラやあのキャラの死別シーンを思い出しちゃって、また涙が……。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/03 19:36

「ホタルの墓」より



中盤で
節子とお兄ちゃんがやっと見つけた
両親(お母さん?)が死体だったとき
泣き崩れる節子にお兄ちゃんの行動と台詞。。

急に鉄棒をやり始め

「見てみ、兄ちゃん上手いやろ!!」


大号泣でした。。
自分だって悲しいはずなのに、泣きたいはずなのに
子供としてではなく長男として
かっけぇって思いました。
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この回答へのお礼

うん……、うん……。
回答を読んで、私も思い出し泣きしてしまいました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/03 18:51

「スラムダンク」より湘北×陵南のゲームセット(勝敗)


最後の最後まで分からない試合展開。死力を尽くした両チーム。
互いに健闘を讃えあい、涙を流す赤木、魚住両主将。まさに名場面です。

「銀河英雄伝説」よりヤンの死(魔術師、還らず)
あまりにあっさりし過ぎていて、却って悲しみを誘います。
「テロリズムと神秘主義が、歴史を建設的に動かした事はない」を
持論とするヤンが、最大の敵手たる皇帝ラインハルトの砲火にではなく
テロリスト・地球教徒の銃口に斃れるとは、何たる皮肉でしょうか。

「YaWaRa!!」より、猪熊柔の5人抜き(なるか!脅威の5人抜き)
紫陽花杯での決勝戦、副将格の伊東富士子をケガで欠き、4人は
善戦するも敗退。残る大将の猪熊柔が前年まで4連覇を成し遂げている
筑紫大の最強メンバーを相手に5人抜きするシーン。
柔道を嫌っていた、また自分や恋する男性のために戦っていた柔が、
唯一「仲間のために」戦った試合。
本当は、団体競技の方が(性格的には)向いていたのかもしれません。
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この回答へのお礼

「筋書きのないドラマより筋書きのあるドラマの方が面白いに決まってる!」は高千穂遥先生の言葉でしたっけ?(プロレスの話です)
スポーツの感動は、万人に通じるものですね。それがたとえアニメであっても、本物さながらに描かれていれば、その感動は本物です。そんなすごいものを作ってくれたスタッフに感謝、ですね。

『銀河英雄伝説』、アニメシリーズは未見ですが、原作大好きです。このシーンは、しばし呆然として、次第にその理不尽さに怒りがムラムラとわき上がってきたのを覚えています。

『YAWARA!』、誰かのために戦う姿ってかっこいいですよね。アニメ版は、演出的にはちょっと好みに合わないのですが、キャストがかなり納得できるもので、試合シーンなど迫力じゅうぶんでした。花園くんが好きでした(^^)。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/03 22:24

ペリーヌ物語49話「幸せの涙が流れる時」です。


ビルフランが、「神よ、この幸せをどうやってあなたに感謝したらよいのですか。」と孫のペリーヌを抱きしめて号泣する姿は、今でも思い出す度に泣けてきてしまいます。

27話でフランソワーズがペリーヌの顔を見て、とても驚いて、「貴方の顔、どこかで見たことがあるような気がして、でも、思い出せないわ。」という会話が重要で、47話で、この謎が判明し、49話に至るまでは、視聴していた人はみんな幸せがペリーヌに訪れますように、ときっと願っていたことでしょう。

49話の感動のシーンで終わるのではなく、53話(最終回)までに、ビルフランがペリーヌの愛で本来の「やさしさ」を取り戻す所まで描いていたところが私にとって忘れられない名作になりました。
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この回答へのお礼

『ペリーヌ物語』、私も「元日から大晦日まで」しっかり観ていましたよ。特に後半は、ふだんテレビまんがに興味のない、ウチの母親までもが夢中になっていました。
あの頃の名作劇場は、かけ足もせず、ゆっくり過ぎもせず、しっかりしたシリーズ構成で見せてくれましたね。ああ、また『ペリーヌ』観たくなっちゃいました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/03 22:04

「赤毛のアン」


確かアンが遠くの大学に行くという事を聞いてレイチェルリンド夫人がアンの事に嫌味をいう場面でマリラがアンの方を持って言い返す所だね。
マリラとアンの関係を最初から見ていたら、こんなシーンでも泣ける。
マリラがムキになってアンをかばうシーンなんて、それまで一度も出てこなかったと思うからね。
あと、マシューが亡くなった後のグリーン・ゲイブルズの淋しげな雰囲気でも涙が出る。
個人的には、30数話辺りからカスバート兄妹の老いが顕著に見え始めてからはかなりヤバイアニメ。


「機動武闘伝Gガンダム」第44話
デビルガンダムの中で廃人と化した兄キョウジを羽交い絞めにしているシュバルツにとどめを刺すシーンの「兄ぃさ~~~ん」で泣ける。
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この回答へのお礼

『赤毛のアン』、激しく同意! です。実はこの質問をしようとしたきっかけが、今日、NHK教育で放送していた『3カ月トピック英会話 ~赤毛のアンへの旅』 (再放送)でした。観ていたら「1ダースの男の子よりも~」のセリフが出てきて、もう涙、涙。23時過ぎから、本日分の本放送があります。

『Gガンダム』、漢のアニメは感動場面てんこ盛りですね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/03 21:57

まずはNo.5の方も書いておられる「ペリーヌ物語」の49話。


名作劇場屈指の名場面だと思っているのですが、取り上げられることがないので重複を承知で。

「ちっちゃな雪使いシュガー」。
泣けるシーンはいくつもあるんだけど、1シーンを選ぶとなると、やっぱり最終回のサガとシュガーの別れのシーン。
深夜アニメじゃなければもっと人気が出ていた作品だと思います。今からでも遅くないので、夕方の時間帯(もちろん地上波で)に再放送をして欲しい。

映画クレヨンしんちゃん「あっぱれ戦国大合戦」。
又兵衛が鉄砲に撃たれて死ぬシーン。
この作品はたまたまテレビでやっているのを見たのですが、まさかしんちゃんで泣かされるとは思いませんでした。
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この回答へのお礼

重複ももちろんOKです。それだけ多くの方に支持されてるってことですよね。
『ちっちゃな雪使いシュガー』。ああ、本当に、もっと評価されて良い作品です。2001年時点で、もう16:9のサイズで製作されていますから、再放送もしやすいと思います。
回答いただいてから、思わず最終回見直しちゃいました。うるうる (DVD-BOX買うほど好きなんです)。

『クレヨンしんちゃん』は私は未見ですが、劇場版しんちゃんに泣かされたという話はよく聞きます。ぜひ観たいと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/04 05:40

北斗の拳でレイが羅王と戦った3日後だったかに死ぬ場面ですね。


レイが登場してから死ぬまでを見ないと泣けないだろうし、彼の生き様がかっこいいと思える男でないとなかなか感動しないでしょう。
ちなみにアニメ特集の番組は90年代以降全て見ているけど1度も紹介やランクインしてません。
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この回答へのお礼

レイは『北斗の拳』の主要サブキャラのなかでも随一の人気を誇っていると思います。彼の良さがわからない北斗ファンなんているのでしょうか? うーむ「義に殉ずる」って生き方は、平成生まれには通用しないのかなあ。
アニメの方は、実はあまり観ていません。でも、塩沢兼人さんがカッコ良かったのは覚えています。原作は、第1部までは読みました。もう一度、最初から、今度は全部読んでみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/04 06:01

プラネテス 第10話 「屑星の空」


宇宙旅客機の事故で奥さんの遺品を探すためにデブリ(宇宙ゴミ)回収業に就いた男が、数年がかりでようやく遺品を見つけ、そこに残されたメッセージを読んだ時、ですね。
奥さんを亡くして以降、虚無感に包まれていた彼が、その言葉に救われ、ようやく次の一歩を歩み出したと思うと涙腺がゆるみます。

ペリーヌ物語 第39話 「インドからきた手紙」
わたしもペリーヌ物語が好きです。同じシーンでは何なので違うシーンを。
祖父のビルフランが母と自分を憎む言葉を吐いた時、それでも祖父を愛そうとし、感情を必死に抑えるペリーヌに感動します。

まんが日本昔ばなし「キジも鳴かずば」
娘が病気になり、うわごとで小豆ご飯を食べたいと言ったため、盗みを働いた貧しい父親。小豆ご飯を食べた事を言ってしまったために、父親が捕まり人柱にされて、天涯孤独となった娘。
その事を何年たっても悔やみ続け、容貌が大きく変わってしまった娘が見ていて悲しい。

私のあしながおじさん 第39話 「過去からの卒業」
孤児であったことを隠し続けていた主人公が、初めて自らの過去を語るシーン。見ていて「告白できてよかったね」と祝福を送りたくなりました。
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この回答へのお礼

『プラネテス』、ずるいなあってくらいにうまい話ですよね。これ以降、ユーリがぐっと身近になりました。子安武人さん、おいしすぎ!

『ペリーヌ物語』の支持者が多くて嬉しいです。星里もちる先生も、どこかでこれを読んで喜んでくださるでしょう(笑)。
ビルフランさまは、大ベテラン巖金四郎さんの声が子ども心に怖くて、ペリーヌが厳しい言葉をかけられると、いっしょにビビっていました。

「キジも鳴かずば」は観ていません。ことわざそのまんまの悲しいお話なのですね。ちなみに我が家のまわりでは、よくキジがケーンケーンと鳴いていて、この言葉を実感させてくれます。

『私のあしながおじさん』、キャラ設定を最初に見たときは、こんなに涙腺直撃アニメになるとは思っていませんでした。私、第1話から泣いてたなあ……。ほかにも、「無自覚な同情」が悔しい場面とか。思い出すと、ほんと危ないです。
いい場面をたくさん、ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/04 06:30

いつも興味深いご質問で、とても楽しく拝見させていただいております。



ということで、行きます!

●『無敵超人ザンボット3』・最終回「燃える宇宙」のラスト
当時これほど次々にメインキャラクターが死んでいくアニメも珍しかったわけですが、家族や友達を失い深く傷ついた勝平がたどり着いた衝撃の真実のインパクトは大きかったです。
ガイゾックに今までの行動の意味を問われ、必死に答える勝平が泣けます。ここの大山のぶ代さんの演技が素晴らしい。

・・・そして、ひとり地球に帰ってきた勝平は、自分たちの戦いは無意味だったのかと泣き、恐怖と寒さに震えます。
ラスト、勝平が生きていることを知った人々の行動と、そこに被さるエンディングテーマ(間奏から2番というチョイスがまたいい!)の絶妙さがたまりません。


ご質問にある「泣ける」というのとは少し違いますが、『機動戦士ガンダム』のカムラン・ブルームの存在が結構地味にしみじみきます(笑)。
自分自身が若かった頃には、何かとミライに拘るカムランを「女々しい奴!」などと思ったものです。
しかし、『逆襲のシャア』で何気に「露見したら終身刑ものです」とか言いながら核爆弾をロンド・ベルに横流しするあたり、結構思い込んだら頑固な男ではないかと思ったりしました。

そして年をとってみると、恋なんてかっこよくできるものでもなく、傍から見たら情けなくしか写らないんじゃないかな、と思えてしまいます。
そう思うと、ミライを思い続けて、彼女のためなら命をかけられる(実際、『ガンダム』でも『逆襲のシャア』でも、彼の行動は結構命がけだと思います)カムランはいい奴だとと思ってしまうのです。

自分自身、今ちょっと恋について思うところがあるので、余計に彼に共感してしまいます(苦笑)。
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この回答へのお礼

『ザンボット3』は、当時観ることができず、ずっと後に、友達がカセットに録ってくれた音だけ聴きました。あの衝撃のラストを、リアルタイムで経験できなかったことは残念です。

カムランに着目する慧眼に敬服いたします。あの「気弱な善人」な外見や口調に似合わず、やってることは気骨にあふれているというギャップ。「カッコいいいとはこういうことだ」(笑)と、ポルコ・ロッソに言ってあげたい。実際の戦争や企業闘争にも、ああいう「後方で、見えない大事を成す」人物が埋もれているのでしょう。
含蓄ある大人のご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/04 18:58

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