誕生日にもらった意外なもの

チェロ初心者です。
現在、A弦を押さえると(特に高音域)どうしても指が痛くなってしまって「こんなつらい道なのか?」とくじけそうなところです。
そして、「最も低いC弦は張力が低いのに、なぜA弦はこんなに強く張らなければならないのだろう?」と疑問を持ちました。確かにC弦は張力が緩く、指で押さえても痛くなりません(この張力の差は、私のチェロだけなのかどうかも分かりませんが、太さが太いからそういう気がする、というレベルではなく明らかにそうなのです)。

そこでご質問は、「同じA弦であっても、例えば太さに太い・細いのタイプの違いがあるとすれば、細いものを張れば張力は低くて済むはずだ」と考えているのですが、実際にそういう弦はあるのでしょうか?もしもあれば、具体的に銘柄等をお教え願えませんでしょうか?

今ひとつ思いついたのは、駒を背の低いものに替えれば、指板と弦の距離が縮まり、押さえる際にそれほど力が要らない(したがって痛くならない)のではないか、ということです。実際に、そういうことってあるのでしょうか?また、駒を自作することは可能(あるいは一般的)なのでしょうか?

初心者に付き、このような質問をお許しください。

A 回答 (4件)

#1です。



■、「テンションがかかるとなぜネックが上がるのか?」ということが構造的に理解できません。いくらテンションがかかっても、ネックが上がると言うことがあり得るのでしょうか?

通常のピッチで4本の弦を調弦した場合のチェロ弦の張力は合計50kg超と言われています。
つまり、弦をゆるめなければ、木製のネックは常に50kg以上の力で駒方向に引っ張られ続けることになります。
これが長期間続けばネックを上げてしまうに十分な張力です。

一旦上がってしまったネックは、一度本体から取り外し、ニカワで接着した上で、逆方向に引っ張りながら(重みをかけながら)直すようです。知り合いの工房で見たことがあります。

ネックを上げてしまうアマチュアチェリストって、それほど希ではありません。
日本は高温多湿ですから、しばらく弾かないときはテンションをゆるめないと、こういう危険は常にあります。

■また、もしもネックが上がったとしても、上がればむしろ指板と弦との距離は縮まるのではないでしょうか?

う~~~ん。
ご自分の楽器を出して、真横から見てネックが駒方向に微妙に上がった時の様子を想像してみれば、特にハイポジションで弦と指板の距離が離れてしまうことは、容易に想像できるはずですよ♪
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■とにかくチェロのメインテナンスは「ただごとではない」(笑)ということがよく分かりました。


またそれだけに、「できる限りの調整は自分でやり方を習得したい」と考えるのですが、そんなことを口に出すと「それはタブーだ」と言われる世界のような気もして少々戸惑っております。

一番注意しなければならないのは、駒を曲げないことです。
50kgのテンションは駒に垂直に圧力がかかっていないと、曲げてしまいます。
だから、夏場は特に駒の微調整が大事です。

後は、今の時代ならネットでヴァイオリン工房のブログなどで、楽器のプレーヤーとしてのメンテナンス技術の情報は手に入ります。
必要であれば、また質問を立ててください。

■いずれにしても、2年後にアマオケに入るのを目標として(地元のへたくそで有名なオケなのですが(^^;)、今後も頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

僕がチェロをはじめたのは大学1年生の時。
30年以上も前のことです。
当時に比べると、チェロ人口もアマオケ人口も増えました。
下手なオケの場合、最初に舞台に乗る曲目が大事ですね。
ベートーベンの交響曲第一番とか、ハイドンのザロモンセットあたりなら、楽しく技術的音楽的にも適当なんですが、、、。
いきなりマーラーとかいうのは学生じゃないんだから避けた方が無難です。(笑)

では、愉しんでください。
音楽って奥が深いです♪
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駒方向にひっぱられて、若干の歪みが生じた状態は、ネックが「あがる」じゃなく「さがる」です。

(汗)
言葉は逆ですが、言わんとしていたことは理解できますよね?

http://www.violinwakaru.com/artcl_40/40_00050.htm

http://www.yamaha-tokai.jp/nagoya/gakki/column/g …

チェロの弦の張力に関するデータは例えば下記の通り。

http://www.minehara.com/mechnics/comech1.htm
http://www.sasakivn.com/werkstatt/report/saitens …

僕の2台のチェロは、1台は200年ほど前のドイツ製で、もう1台はクレモナの新作ですが、チェロって結構調整とコンディションに気を使うものですよ♪
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この回答へのお礼

bagnacaudaさま何度も補足をありがとうございました。多忙でいまやっと拝見できました。
なるほど、と納得できました。とにかくチェロのメインテナンスは「ただごとではない」(笑)ということがよく分かりました。
またそれだけに、「できる限りの調整は自分でやり方を習得したい」と考えるのですが、そんなことを口に出すと「それはタブーだ」と言われる世界のような気もして少々戸惑っております。
いずれにしても、2年後にアマオケに入るのを目標として(地元のへたくそで有名なオケなのですが(^^;)、今後も頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/23 00:25

道楽でチェロを弾いているアマチュア奏者です。



■現在、A弦を押さえると(特に高音域)どうしても指が痛くなってしまって「こんなつらい道なのか?」とくじけそうなところです。

確かに、チェロを初めて半年~1年間くらいまでは、耐えられないくらい痛くなることがあると思います。
これは仕方がありません。
しかし、もしもA線のハイポジションで、弦と指板の距離がありすぎて抑えるのが辛いと言うことであれば、原因は、いくつか考えられます。

1.テンションがかかり続けたためネックがあがり(駒方向に引っ張られ)、ハイポジションで指板との距離ができすぎている。

2.駒の削り方が適性でない。

ただ、初心者でハイポジションといえば、せいぜい第5ポジションくらいでしょうし、そこまで痛いと言うことは、ネックが上がっている可能性が大きいと思います。
この状態だと、親指ポジションは無理です。

■駒を背の低いものに替えれば、指板と弦の距離が縮まり、押さえる際にそれほど力が要らない(したがって痛くならない)のではないか、ということです。実際に、そういうことってあるのでしょうか?また、駒を自作することは可能(あるいは一般的)なのでしょうか?

駒の高さは、ハイポジションでの抑えに影響します。
ローポジションでの抑えやすさと抑えにくさは、駒ではなく、むしろナット(ヘッドとネックの境目の弦が触れている部分)の切り込み方に影響されます。

両方とも極めて微妙な調整ですから、素人、特に初心者が行っても高い確率で失敗します。

■「同じA弦であっても、例えば太さに太い・細いのタイプの違いがあるとすれば、細いものを張れば張力は低くて済むはずだ」と考えているのですが、実際にそういう弦はあるのでしょうか?もしもあれば、具体的に銘柄等をお教え願えませんでしょうか?

今現在は、どこの弦を使っていますか?
僕自身は現在は、「ラーセン」を使っています。
これまで他には「ヤーガー」「プリム」「ドミナント」もよく使ってきました。
抑えやすさ、抑えにくさという意味では、「プリム」が抑えにくく、「ドミナント」、「ヤーガー」が比較的抑えやすい、「ラーセン」は抑えやすく音が出やすい、そういう印象を持っています。
しかし、これは好みの問題です。
とはいえ、現在は「ラーセン」を使っているアマチュア奏者が多いとは思います。

楽器の調整を自分でするのは難しいですが、弾いていて自分の楽器のコンディションの微妙な変化を知るためにも、一度調整に出し、どの部分を直したかを職人さんに聞き、これからの楽器の管理方法に生かしながら、楽器の扱い方の技術と知識を身につけてゆくのが良いと思います。

この回答への補足

bagnacaudaさまご回答ありがとうございました。補足のご質問があるのですがよろしいでしょうか?
◇テンションがかかり続けたためネックがあがり(駒方向に引っ張られ)、ハイポジションで指板との距離ができすぎている
とおっしゃっていただきましたが、「テンションがかかるとなぜネックが上がるのか?」ということが構造的に理解できません。いくらテンションがかかっても、ネックが上がると言うことがあり得るのでしょうか?
また、もしもネックが上がったとしても、上がればむしろ指板と弦との距離は縮まるのではないでしょうか?

的はずれなご質問でしたらご容赦ください。引き続きご回答くださいますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

補足日時:2008/07/21 10:56
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