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新幹線の新しい路線の最高速度が260キロなのはどうしてでしょうか?
長野・九州・東北(盛岡以北)新幹線はすべて260キロに抑えられています。2010年に八戸~新青森間が開業して東北新幹線の最高速度が320キロになるそうですが、その際も八戸以北は260キロのままで速度を上げる計画はないそうです。
鉄道の技術面から見たら、新しい路線ほど最高速度が向上していくのが普通だと思います。例えばお隣の台湾新幹線にしても中国の高速鉄道にしても最高速度は300キロ以上です。
日本の新幹線の新規路線が遅いのは路線に問題(カーブが多いなど)があるためでしょうか? それとも、他になにか原因があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

延長区間の建設は、JRが行うのではなく、国と沿線自治体が建設費を負担して鉄道運輸機構が行います。

JRは完成後に、その新幹線で赤字にならない範囲で賃貸料を払って線路を借りて運行します。

現在、建設中の線区は最高速度260km/hを前提とした設備で建設費を算定し、国や自治体の負担金額が決められています。したがって、建設中に負担算定の前提条件は変えられないのです。

このあたりの負担をどうするかという問題が解決しないと、変わらないでしょうね。北海道新幹線の札幌延伸は、時速350キロ程度の運転を前提してでの所要時間で経済効果が論じられることが多いので、新函館以北の延伸が具体化すれば、変わるかもしれないと思ってます。

ただ、九州新幹線鹿児島ルート全線フル規格化を論じているときも、時速300キロ運転を前提としているとしか思えない所要時間で論じられることもありましたから、どうなるかわからないですね。

なお現在建設中の路線は、勾配の条件が緩和されたので、下りの場合、最高速度を上げると、ブレーキ性能で問題がでるようで、これが車両性能面での速度向上のネックのようですね。
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この回答へのお礼

新規路線が時速260キロを前提とした設備で建設されていたとは知りませんでした。建設費の負担面で最高速度が縛られているというのは問題ですね。世界の高速鉄道は時速300キロ以上が普通なのに、日本の新幹線の建設計画は時代遅れのように感じてしまいました。
将来札幌まで開業したときも盛岡以北の速度が260キロのままじゃ余計に時間がかかってしまいますね。建設費の負担問題がなんとか解決して速度アップできるようになってほしいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/28 22:59

新規開業区間は九州新幹線(新八代~鹿児島中央)を除けばどの区間も300キロオーバーで走行することは可能だと思います。


しかし開業でいきなり300キロとか320キロで運転開始してしまうと、その後ダイヤ改正などでスピードアップする延びしろがありません。
そこを例えば350キロ走行可能な路盤、同じく350キロ走行可能な車両で、とりあえず260キロ運転で開業。
その後じわじわとスピードアップして「新幹線が速くなりました!」と宣伝すれば、航空機から転移する利用客も増えることでしょう。
北越急行の「はくたか」も160キロ運転してますが、開業当初は140キロで、その後10キロ刻みで速度アップしてますよね。それと同じだと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、後々の延びしろを考えて最初は時速260キロに抑えられてるところはありそうですね。東海道や東北新幹線も徐々に速度を上げていった経緯がありますし。将来的には300キロ以上に速度アップされるのを期待したいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/28 22:57

だんだん需要の少ない区間の開通になるからもったいない



私見です
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この回答へのお礼

速度を上げても需要がそれほど増えないのなら、JR的には現状維持でよいと考えてるのかもしれませんね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/28 22:56

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