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私はミキシング・マスタリングがあまり得意ではないようで、時間をかけて何度もやりなおしても結局ダメ・・・という壁にぶち当たっています。
私のエンジニア面のレベルは自分では判別付きませんが、よく面倒を見てもらっている楽器屋の店員さんには「うまい方だと思いますよ。このまま(島村楽器の)録れコンに出してもOKなぐらいです」と言われましたが、それでもCDクオリティには全然敵いません。
一応プロ志望なのでアマチュア上位では困ると、生意気ながら思っています。

そもそも私は自分で満足いくミックスを作れたことがあまりありません。
1度だけ完璧だと思ったものもありましたが、練習のつもりで作った短く音の少ない曲で、カウントしていいかは微妙なところです。
(完璧=どの環境で聴いてもその再生環境の特性以外の誤差がなく、ほぼ同じバランスで聴こえるミックスとしましょう)

前書きが長くて申し訳ありませんが、タイトルにある聴き疲れしやすいミックスについてです。
つい先日作った曲に聴き疲れを覚えたためかなり時間をかけて直したのですが、若干耳障り感が取れた程度で改善とまではいきませんでした。
聴き疲れしないミックスにしたいのですが、現時点ではまだ力量不足なのを認めざるを得ません。
聴き疲れしないミックスを作ることができないのなら、逆に聴き疲れしやすいミックスとはどんなミックスかということについて考えてみたいと思って質問させていただきました。

私が思うのは・・・

1.平面的なミックス
これは実在するプロの方のケースです。
レゾナンスの聴いたシンセを多用するデジタルサウンドが特徴の方なのですが、ミックス全体として低音域がほとんどないので奥行き間がなく、非常に平面的なミックスになっています。
まるで全トラックをハイパスしてるかのような印象ですね。
編曲そのものは非常にハイレベルな方なのでちょっともったいないなと思っています。

3.耳に痛い音がある
これは読んで字のごとくでしょうか。
いかに編曲が優れていようと、耳に痛い音色があるとイヤになってしまいますね。

といったところです。
ご回答、アドバイス等どうかよろしくお願いいたします。

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A 回答 (1件)

私は「生音編集」が主体なので、打ち込み作品のミックスは正直門外漢なんですが、他人の打ち込み作品を聞いて『聞いて疲れるなぁ』と思うのは、耳に痛い音質もありますが、それよりは


1)音場一杯に音が詰め込まれて「隙間のない」状態が長く続く
2)ほとんどの音源が「前に前に」と迫ってくる息苦しい感じ
3)前に出た音が左右にパン振りまくるような『鬱陶しい』演出
4)同じような音質(というか周波数成分というか)の音源が近接配置されていて、ほぼ同じ位置から互いに競い合うように耳元に飛び込んでくるようなシーン
5)静かなシーンからフォルテシモ的に盛り上げる時に、音場全面に破裂音的な音色を多用
…なんてのが、感覚的に聞いててめちゃくちゃ疲れます。

あと、上記に関連する部分がありますが、技術的に「これはあかんやろ」と思うのが
6)音量だけで音の遠近感を出そうとしているのが見え見え(音量だけでは遠近感がコントロールできない音色もあるということがわかってない?)で、それはいいんだけど上手くコントロール自体できてない。
7)リード楽器音源が交代するシーンなどで、前の音源が次の音源に比べて『後ろに引っ込みきって』おらず、無駄な主張を続ける(それが狙いのアレンジだったら『どうだかな?』ですが、なんか音源にこだわりがあってか、センス的にどうよと思う事も)
8)ドラム、パーカッション系の聴感音場の中での位置が、ちょろちょろ動く(他の楽器のパンニング等で聴感上の位置がずれるのに、何も対策してない。これはパーカッション系で複合的に4)が起きている事が多い)
9)上の1)のような状態で、なおかつ全体の音量感が「ワウワウ」と脈動的に変化したり、同じく全体の音質感が脈動的に変化したりする(全体の周波数特性のまとめ→マスタリング時のミスで、生音でもやりがちなヘマ)

・・・なんてことも、感じる事がありますねぇ(人の事は言えないんですけどね(^^ゞ)

ちょっと質問者の方の意図する意味とは違うのは承知での話ですが、「1.平面的なミックス」については、私はそんなに否定的ではないです。
その平面的なアレンジが『作者の意図する演出のとおりかどうか』という問題はあるでしょうけどね。

これは、単純な技術論(それも素人レベルの)と考えていただきたいんですが、以前に私が「各音源の音像の距離感」で、なんかうまくいかんな…と詰まっている時に、とある専門家から
『いろいろパン振った各音源を、例えて言えばステージ前に「横一線」に並んで演奏している感じにできるか?』
と言われた事があります。
これ、ハッキリ言って素人には難しいです(^^ゞ 私も実は修行中です。
あと、同じ専門家から
『スピーカで横一線に聞こえる調整を、ヘッドフォンで聞いたらどうなるか。逆にヘッドフォンで(ヘッドフォンでは完全横一線は無理だけど)全部の音源が頭から等距離離れた感じにして、それをスピーカで聞いたらどうなるか…なんてのも、要研究』
また、他にも良いミックスの要素はあるが…という前提で、
『ヘッドフォンで聞いた距離感とスピーカで聞いた距離感は絶対違う。その違いは違いで踏まえた上で、ヘッドフォンとスピーカで距離感が違っても、楽曲として聞いた時のリスナーとしての感覚的違和感がほとんど無い…というミックスになれば、距離感要素はバランスが取れていると考えて良い』
という「お言葉」をいただきました。

で…まだ私はそういう事がさっぱりできてませんけども(^^ゞ 
・ボリュームだけで距離感が変わる音と、音の大小が変わるだけで距離感は変わらない音がある。
・近い位置から2つの音が聞こえる時に、その各音の「どっちが前でどっちが後ろか」という差を作るのは、ボリュームやEQだけでは至難の業
なんてことがわかってきて、さらに深みに嵌りつつある所です(^^ゞ

ただ、生音派の場合は、録音時に「『遠い音』と『近い音』を同時に録って、後で上手く使い分ける」という究極の逃げ技があるんですが、打ち込みの場合は音源音色やエフェクトで何とかしなきゃならないだろうから、難しいんでしょうねぇ。

ちなみに、これは質問者の方に参考になるかどうかわからないですが、生音処理の場合では「低音が無いと奥行きが出ない」ということは、特にはないですね。
逆に、「低音楽器をリード楽器より手前に来るようにする」のは、結構難しいですけどね。

と、適当な意見の羅列ですいませんです(^^ゞ
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
たくさん例を挙げていただきましたが、すべて参考になりました。

平面的なミックスについては、kenta58e2さんのお言葉を借りると『ほとんどの音源が「前に前に」と迫ってくる息苦しい感じ』に近いイメージで言いました。
表現が不十分で申し訳ありません。

1の「音場一杯に音が詰め込まれて「隙間のない」状態が長く続く」に関しては私も心当たりがありました。
音数で迫力を出そうとしてそれが空回りしているということが本当に最初のころありました。

オートパンニングで動かすというのも動かすだけなら簡単ですが、やはり効果的に聴かせるとなるとやはりかなり難しいものですね。私はその難しさに幸い早めに気づけたので今のところほとんど使っていません。

あと質問文に書き忘れてしまったのですが、(ウザい質問重ねで申し訳ありませんが…)kenta58e2さんの音量的ピークに関するお考えをお聞かせしていただけないでしょうか?

よく書籍ではコンプによるアタック強調を紹介していますが、(ジャンルにもよるかとは思いますが)耳に心地よい音を作るにあたってはあまりいい手段ではない気がしています。
なので私は
アタックを強調した場合、圧縮したぶん音量を上げるよう書いてある本が多いですが、私はあがった分下げてピーク感を減らすことが多いです。
あるいは逆にアタックを削って小節始めにありがちな音量ピークを和らげたりしています。
自己流も悪くないとは思いますが、本に書いてること(プロがやってること)と逆のことばっかりやってるってのもどうなのかなぁと思っています。
音量的ピーク(というかドラムとコンプの関係かな?汗)に対するお考えや手段の使い分けについてもしよかったらお聞かせいただければ幸いです。

お礼日時:2008/10/13 23:11

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QCD並の音量にしたいのですが

CDは結構音がデカイですよね。

EQやトータルコンプ等を使って音圧レベルを上げてみても、0dbピークギリギリに上げてみてもまだCDの方がかなり音量が大きいです。

CDからリッピングしたデータを波形編集ソフトで開いてみた所、0dbを超えてしまっています。
これは超えてもいいと言う事なんでしょうか?

とにかくCD並に音量を大きくしたいです。

Aベストアンサー

僕も音楽をやっていまして、かなり音圧で悩んだ1人です。少しでも参考になればと思います。
多少他の回答者様と重なる部分もあるかと思いますが御許し下さい。

●マスタリングについて
録音の済んだWAVEファイルをCD並みに仕上げる作業、これをマスタリングと呼びます。
マスタリングは非常に多くの経験と敏感な聴覚を持っていないと成功しません。プロのミュージシャンは専門のエンジニアに依頼してマスタリングを行っているのが普通です。

このマスタリングという作業、コツがいります。人によって方法論、順番が異なりますが、簡単に言えば次の3つの作業を成功させればいいのです。
・イコライザによる音域ごとのボリューム調製
・コンプレッサーによる無駄な波長の圧縮
・ノーマライズによる音量の最大化
です。(SoundEngineのオートマキシマイズはノーマライズ処理後に行うことでより大きな音量増大効果を狙ったものです)オートマキシマイズで音量が上がらないのは、無駄な(耳に聴こえない)波長領域の音が多すぎるためです。コンプレッサーを使うことで解決します。

●必要なもの
ではマスタリングに何が必要かといいますと、普通は波形編集ソフトを用います。高価なものではWavelab5やSound Forge、フリーのものではSoundEngineが有名です。
波形編集ソフトを用いない場合もありまして、VSTプラグインの使えるソフト(例えばSonarやCubaseなどのDAWソフト)があれば波形編集向けのプラグインを用いることで解決します。(No.7にありますWAVES社のL1はこのプラグインに該当します)

●SoundEngineについて
SoundEngineに関してなのですが・・僕も使っていました。結論を言えばある程度のことはできるけど、このソフトで完璧には困難です。SoundEngineでプロのファイルを検証してみてください。例えば16MHz以上の音が全て圧縮されていたり(その分耳に聴こえる部分の音圧が高い)、マネできないことが多々出てきます。

●解決策
1.ベストなのはプロ用波形編集ソフトを購入することです。が、5万以上しますので予算がないと不可能でしょう。

2.2002年春以降のVAIO製品を持っている人は周りにいませんか?実はSonicStageMasteringStudioというVAIOのみにバンドルされたソフトがVST対応でして、なんと1つ4万もするWAVES社のプラグインが3つ付属しています。このプラグインを使うと簡単にプロ並みのファイルに仕上がってしまいます・・・。

3.どうしてもSoundEngineでやる場合の方法をご紹介します。簡単に言うと、
(1)音割れしない程度でなるべく大きな音量で録音する
(2)まずノーマライズをかけて波形をみやすくする
(3)グラフィックイコライザで波長領域ごとの音量バランスを調整する(あるプロの方はドラム・ベース→高音域の順がいいと言っていました)
(4)コンプレッサーで音を圧縮する
(5)ノーマライズ
(6) (2)→(3)を繰りかえす
(7)これ以上音圧が上がらないと思ったら、オートマキシマイズをかける。設定は-13dBで(上げすぎるとオーディオが破壊しますよ)

補足:波形編集に伴い細かいノイズが発生することがあります。作業ごとに、ノイズリダクションをスレッショルド最低、効果度 最大 でかけましょう。
長くなりますので各設定などについては分からないことがあれば補足願います。長文失礼しました。

僕も音楽をやっていまして、かなり音圧で悩んだ1人です。少しでも参考になればと思います。
多少他の回答者様と重なる部分もあるかと思いますが御許し下さい。

●マスタリングについて
録音の済んだWAVEファイルをCD並みに仕上げる作業、これをマスタリングと呼びます。
マスタリングは非常に多くの経験と敏感な聴覚を持っていないと成功しません。プロのミュージシャンは専門のエンジニアに依頼してマスタリングを行っているのが普通です。

このマスタリングという作業、コツがいります。人によって方法...続きを読む

Q自主制作音源の音がこもって困っています。

自主制作音源の音がこもって困っています。
バンド演奏で各パートを別々に録音して、MIX作業をしています。
イコライザを色々いじって頑張ってみたんですが、出来上がった音が他のCDの音と比べて音が小さく聞こえます。また、こもって聞こえるため、その「こもり」が音が小さく聞こえる原因と考えています。
もっとクリアな音にしたいのですがどういう切り口で作業すればいいですか?

Aベストアンサー

具体的な録音方法やトラック毎(=パート毎)のイコライザの調整方法、はては使用機材等も絡んでくるので、その当たりの詳細がわからないと抽象論しか言えないんですが…

基本的には、「それは承知の上」かもしれませんが、「個々のパート録音時に、どれくらいクリアに録音できるか」で、勝負は五割以上決まります。個人的には7割以上は最初の録音で決まると思っています。

単なる理想論としてですが、「パート別のイコライザ調整は不要か、むしろ音の主張を抑える方向で使う必要がある」くらいの録音が全パートでできれば、質問者の方の苦労は発生しません。
…ってったって、それができれば誰も苦労はないわけですが(^^ゞ、それでもとにかく「音の入り口でどれだけ良い素材を録り込むか」が一番大事という点では、究極の理想という事は念頭に置くべきでしょう。

また、録音後のミキシング調整にあたっては、これは『気持ちの持ち方』という考え方で良いですが、「イコライザも含め、エフェクタ類は使えば使うほど音の鮮度は落ちる=音がこもる方向に作用する」と、絶えず自分に言い聞かせながら調整する必要があると、個人的には思っています。

一番の愚の骨頂は、例えばの一例で言えば
「音が暗い→イコライザで高域を大きく上げる」
「すると刺々しい音になる→コンプ等で頭を押さえる」
「全体の中で音が引っ込む→エキサイタ等で音を前に出す」
「最後にリバーブを→音場全体の音の輪郭が落ちて、音が暗くなる」
…で、頭に戻る…みたいな調整法をする事。
上の把握まで極端な例ですが、こういうやり方だとどんどん音の背鮮度が落ちて、籠もった感じが増します。

その意味では、
>こもって聞こえるため、その「こもり」が音が小さく聞こえる原因と考えています。
というのは、もしかしたら逆かもしれません。
つまり、こもりを無くそうとしていじりすぎ、全体の音圧が悪い方向に「のっぺらぼう」になっているため、CDと比べてメリハリが無くなり、数値上の音量に比べて聴感上のボリューム感が無くなっているってこともあります。
まぁ、このあたりは実際の音を聞かないと、私もわかりはしませんが、そういう「下手なミキシング」は、私も含めて結構多いです。

ということで、質問文の情報範囲だと、私としては「録音時に以下にクリアに録るかが肝要」としておきます。

エフェクタのマエストロを気取った中級レベルの宅録屋の人だと、イコライザの使い方だのエキサイタだのマスタリング方法などでウンチク言いたがる人が出てくると思いますが、とりあえずは録音状態のチェックからですね。録音時点での失敗は、基本的には後から取り返せないですから。

具体的な録音方法やトラック毎(=パート毎)のイコライザの調整方法、はては使用機材等も絡んでくるので、その当たりの詳細がわからないと抽象論しか言えないんですが…

基本的には、「それは承知の上」かもしれませんが、「個々のパート録音時に、どれくらいクリアに録音できるか」で、勝負は五割以上決まります。個人的には7割以上は最初の録音で決まると思っています。

単なる理想論としてですが、「パート別のイコライザ調整は不要か、むしろ音の主張を抑える方向で使う必要がある」くらいの録音が全パ...続きを読む

Q(音作り)モニタヘッドフォンの音を基準にすべきでしょうか?

当方アマチュアで音楽活動をやっています。
作曲や、曲のMIX、マスタリングなどを良くやるので
モニタヘッドフォンとして定評のあるSONYの
MDR-CD900STというヘッドフォンを最近購入しました。

このヘッドフォン、音の解像度がよく、非常によい出音をするので
気に入っているのですが、一つ悩みがあります。

それは、このヘッドフォンで作曲したり音作りをしていると、
必ず他の環境(主に民生用スピーカー、ヘッドフォン)で
鳴らしたときに、ダイナミクス(音量)のバランスが
崩れるんです。例を挙げると、ミックスダウンした曲の
ヴォーカルの音量が異様にデカくなってしまったり、曲のダイナミクス
の変化(音量変化)が極端になったり…そう、すべてが極端な方向に
行っちゃうんです。

しかもMDRの方で聴くとそれがちょうどいいバランスだったりして
困り者です。民生用のスピーカーの音を基準に修正すると、今度は
MDRで納得のいかない音になります。逆にMDRを基準にすると
民生用でバランスが崩れます。中庸がいいのかと、両方でそこそこ
聴けるように調整すると、どっちつかずのイマイチな音になってしまいます。

曲作り、音作りにはMDRを基準にしたほうがいいんでしょうか?
民生用スピーカーを基準にしたほうがいいんでしょうか?
それともその中間に調整するべきでしょうか。

アドバイスを宜しくお願いします。

当方アマチュアで音楽活動をやっています。
作曲や、曲のMIX、マスタリングなどを良くやるので
モニタヘッドフォンとして定評のあるSONYの
MDR-CD900STというヘッドフォンを最近購入しました。

このヘッドフォン、音の解像度がよく、非常によい出音をするので
気に入っているのですが、一つ悩みがあります。

それは、このヘッドフォンで作曲したり音作りをしていると、
必ず他の環境(主に民生用スピーカー、ヘッドフォン)で
鳴らしたときに、ダイナミクス(音量)のバランスが
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Aベストアンサー

No.2ですが、まぁ蛇足な話ですけども

>ガーン!ショックです。そうなんですか!?。CD900STで
>作りこんだ音がもともと崩れているなんて…ショックで暫く
>立ち直れそうに無いです。

という点ですが、まぁ私も同じ事を考えた事はあるのでお気持ちはわかりますが、No.4の方もおっしゃっているとおりで、要するに「自分の耳が本物の音(あるいは本来の音)をわかっていない」というのが、私の場合では主原因でした。
それを踏まえても、CD900STの音の正確性は大した物で、ミックスダウンがうまくいかないのはCD900STが悪いのではないのです。要は「正しいバランス感覚を自分の耳が持っていない」というか「誤った音を自分が正しいと思い込んでいただけ」というのが、私の場合でしたね。

強いてCD900STを責めるとすれば、本来なら他の音にマスクされて埋もれてしまうような音も、きちんと再生できてしまうという点はあります。
このことは、例えば「かすかでも一定の存在感のある音をここに置きたい」と言うような場合に、CD900STでちょうど良いイメージにしても、他の再生機器で聞くと埋もれてしまって存在のかけらもわからなくなる…とか、逆にCD900STで調整したあるパートが、他の再生機器では思ったより抑え気味に聞こえるため、CD900STではもっと引っ込めたはずのパートが他の再生機器では必要以上に表にしゃしゃり出てくる…なんてことは、私も今でも結構やる失敗です。

ただ、このあたりは自分の耳の鍛錬ももちろんですが。つまるところは場数と慣れで、自然と修正できるようにはなっていきます。それよりも、
>それに民生用ので良く聞こえるようにするなら、最初から
>民生用のヘッドフォンなりスピーカーを使ったほうがいいような
>気もしますから…うーん正直辛いです。
という方が危険です。
実際、私もそう思った時期があったのですが、民生用に走ると結局はさきに書いた「自分の耳が本物の音(あるいは本来の音)をわかっていない」という部分が全く解消されないまま、フィーリングだけでミキシングしてしまう事になります。これは私自身がその罠に陥って、随分と回り道した事から、他人さんには絶対にお勧めできないです。

他の皆さんも言われているとおり、「これが本来の音」という絶対的な基準を身に付ける事については、とことんストイックならないといけない時があります。その時に頼りになるのはやっぱCD900STで、民生用の再生機器では到底その意気には到達できません。ここは私は、自分の経験からきっぱりそう思います。

ただ、自分のまとめ上げた「(自分にとっての)本来の音」が、民生機器ではどう聞こえるかという検証は必要です。そのためには、私のカーステやミニコンポのような『民生機器再生検証用計測器』はあってもよいかと思います。

>私個人の欲としましては、CDR900STは非常に細部まで
>音を作りこめるヘッドフォンなので、音作りの時には手放せない
というのは、今の私にとっても同じです。細部を作り込む時のチェック用としては、私にもこれに勝る物はありません。
問題は『作り込み方』の方なんです。要は、作り込もうとする『耳』が、まだ鍛えられていないからうまくいかないというのが、真相だと思います。少なくとも私はそうでした。

その意味では、ちょっと余計なお世話は承知ですが
>あえて言うなら、MIXの時にはリファレンスを聴いたときの耳で
>バランスを整えてますね。それに普段のリスニング環境も最近は
>MDRばっかりなので(ほかの音に満足できなくなりましたw)
>MDRの耳にチューンされつつあると思います。
というのは、私にはちょっと危険な気がします。

CD900STで最高に聞こえたから、その通り再生されたい…というのは、クリエーターとしてはユーザーに対する単なる我が儘なんです。
このメディアを、誰が(何で)聞いても「こういうイメージで聞けるようにまとめたい」というのが、たとえアマチュアでもクリエーターの正しいベクトルだと思うんですよ。

やはり最終的には「CD900STでこう聞こえるという事は、一般的な再生環境ならこんな感じになる」と、いわばCD900STは「自分のサウンドを綺麗に正確に聞く機器」ではなく、「自分のサウンドをとことん図る計測器に過ぎない」と徹底的にストイックに構えるくらいで正解だと思いますし、モニターとはそもそもそういう物だと思います。
だから、CD900STに耳がチューンされてしまうようでは、この「誰が聞いても…」は絶対に不可能になってしまいますから、あまり建設的なベクトルとは、今の私は思いません。

少なくとも、今の『耳』のままでCD900STから聞こえるサウンドだけに特化したミキシングを進めていく分には、自分の作品が民生機器で再生された時の違和感に対する壁は崩せないと思います。

あと、
>いちおうその点には配慮して、ミックスには必ずリファレンスを
>用意するようにしています。似たようなジャンル、曲調の曲を
>チョイスしてそれを何度か聴き、そのイメージ、バランスでMIX
>するようにしています。
という点ですが、実際私も今でも質問者の方と同じようにやってるんですが、最初の頃は、このやり方ではうまくいきませんでした。
試行錯誤した結果、ようやく気が付いたのが「音像位置と音量の関係」と「音の大小と音の距離感の関係」です。これが全然わかってないうちは、なかなか脱却できませんでした。
CD900STだけで聞き込んでいると、音を左右に振ると、例えば左一杯に振った音はかなり「近く・大きく」聞こえます。これは、CD900STが肘用に「正しい音量と音像位置」で再生しているから当然こうなります。しかし、同じソースをスピーカで聞くと、CD900STで聞いたのとは打って変わって音量が小さめかつ遠めになります。耳感覚だけでなく、単純にメーター見ても音量は変わってないにもかかわらず、そうなります。
実際には、これがCD900STの真骨頂で、どんな状態でもメーター通りに音が返ってくるのですが、スピーカで聞くと必ずしもそのようには聞こえないのです。
なので、左右にパンを振った楽音に見合う大きさでセンターのボーカルを調整すると、スピーカで聞いたらボーカルだけやたら飛び出て大きく聞こえます。でも、メーターではCD900STで聞いた時と何ら変わりはありません。

で、民生用ヘッドフォンも、種類によりカラーは違いますが、CD900STに比べればスピーカ的な鳴り方をするチューニングです。また、モニタースピーカではなくミニコンポなんかなら、さらに左右に広がった音ほど距離感が遠くに聞こえます。

こういうのは、CD900STが正確無比であるが故の特性です。こういう点でも、『正確な計測器』的です。しかし、計測器だからこうでないと正しい音量感と距離感が判定できないのであって、民生機器ではそういう再生はしないわけです。

そういう特性を体感するには、やはり多少は場数も必要ですし、マスタリングも終わった完成品よりは、その手前の段階の音源で聞き比べしてみるのも私には結構勉強になりました。

良いマスタリングができているプロの音源は、CD900STで聞いても音量バランスがよいので左右にパン振ってる音源もあんまり違和感ないんですね。でも、CD900STでもちゃんと距離感は出てるはずなんですが、耳を鍛えないと「距離感の違い」と「音量の大小の違い」の差がなかなかわかんないんです。なので、CD900STでリファレンスと同じようにミックスしたつもりでも、音量だけ似たようにしただけでは、スピーカ再生した時に明らかに違ってくるんですね。
こういうところは、私もまだ壁にぶち当たっていて完全には越せていませんが、そういう面も確かにあります。

確かに、
>スピーカーの周波数特性って色々だし、最近はプレイヤー側で
>イコライザがかけられる場合が殆どなので、すべての環境で
>バランスよく鳴らすことは不可能だと思うんですね。
ということは、確かに一定真実だと思いますが、ただ、バランスというのは「周波数特性のバランス」だけでも「各音源の音量バランス」だけでも「各音源の定位バランス」たけでもありません。この主要な3つのバランスを踏まえ、互いに密接に関連しあう総合的なバランスで全般的なバランスになります。

私は素人PA屋でもありますが、プロ用EQらいざ知らず、民生コンポ等のEQそこそこいじったからといって、各音源の音量バランスや定位バランスは、本来そうそう極端に崩れるものではありません。ところが、自作音源で音量バランスや定位バランスが不安定なもののEQをいじれば、音量や定位も連動してもの凄く変化します。これが、バランスがなってないミックスの例です。もっとひどいと、ボリュームを大小しただけで、各音源の距離感がバラバラに動く事さえあります。これは最低なミックスです。
その意味でも、良いバランスの取れた音源は、何で聞いてもバランスが崩れないというのは本当ですね。

こういうものは、ただ単純に作品の周波数特性がフラットなら得られるという物ではありません。だから、必ずしもフラットなモニター環境があれば獲得できるという物でもありませんし、フラットな再生環境なら間違いなくバランスが取れるとも言い難いです。

逆に、私などは、自分の作品の真価を聞いて貰うためには必ずCD900STが必要です…ということになってしまう作品を作りたいとは思いません。やはり、カーステでもミニコンポでもiPodでも、そこそこ聞けるものにしたいと思います(プロのマスタリングでは事例はいくらでもあるんですから)。
そういうためには、特定の再生環境にこだわったミックスダウンをするよりは、「計測器(CD900ST)の使い方スキルを上げるとともに、計測結果と実際の違いについて実戦経験を積む」という方向性の方が、ベクトルとしては正解じゃないかと信じています。

No.2ですが、まぁ蛇足な話ですけども

>ガーン!ショックです。そうなんですか!?。CD900STで
>作りこんだ音がもともと崩れているなんて…ショックで暫く
>立ち直れそうに無いです。

という点ですが、まぁ私も同じ事を考えた事はあるのでお気持ちはわかりますが、No.4の方もおっしゃっているとおりで、要するに「自分の耳が本物の音(あるいは本来の音)をわかっていない」というのが、私の場合では主原因でした。
それを踏まえても、CD900STの音の正確性は大した物で、ミックスダウンがうまくい...続きを読む

Q広がりや奥行きを出すためのミックスや便利なプラグインについて

広がりや奥行きを出すためのミックスや便利なプラグインについて

現在logicにて作曲をしています。曲に広がりや奥行きをもっと出したいのですが、ミックスの段階である程度広げられてもなかなかプロの様にクリアに大きく広げることが出来ません。具体的には、ミックスの時にパンで左右に広げたりして、反対側に送った音にリバーブをかけている程度ですが、広がり具合が弱くまだセンターにかたまっているような感じがします。そこで、タイトルの様に広がりや奥行きを出すためのミックス方法を紹介している教本やウェブサイトなどご存知でしたら教えていただけませんか?そして、MAC(logic)で使える広がりや奥行きに関するプラグインなどありましたら教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

No.1です。補足拝見しました。
Logicをお使いということは、BFD2とかのマイクモデリング(って言い方で良いのかな?)機能を持ったソフトウェア音源でドラムミキシングされてるんでしょうか?

私は「生音録音→ミキシング」派なので、その手の音源には縁がない者なのためドラム音源でのノウハウはわかりませんから、以下は「生音」での経験則に過ぎませんが・・・

>奥行きや広がりを出す時はもっとパンを振るべきなのでしょうか?

]奥行きと広がりは、個々のミックス作業には、かなり相関関係はありますが、基本的には別物と解釈しておく方が良いです。

まず、「広がり」を考える時は、パンの振り方より前に
「どういう音場表現を作りたいか」
という点を、先に深く考察してイメージを固めておくべきです。

例えばですが、そこそこ大きいホールのステージライブを客席の良いポジションで緩衝しているイメージとか、ステージがもっと近いライブハウス的なところで緩衝しているイメージ。バンドと同じ部屋で全員が自分の目前で演奏しているイメージ等々、生演奏をリスニングしていると考えた時に、どういう場所で聞いている感じにしたいか・・・を、視覚的イメージである程度決めておくことです。
そのイメージがあれば、音場センターの自分から見て、どの楽器音がどの方向のどの距離に「聞こえて欲しいか/聞こえるべきか」という『基本配置計画』ができるはず。で、まずはその『基本』に沿って、各単音の「方向位置」をパンで「置いていく」ところからスタートし、以後「困ったら基本に戻す」という心づもりで望まないと、収拾が効かなくなってグダグダになります。

「奥行き」は、基本的には「個々の音源の作り込み」で対応すべき問題と考えましょう。
もの凄く乱暴な言い方ですが、音の距離感は1つの重要な要素として
・近い音ほど、音の鮮度が高くて音質としては先鋭的(特に高域成分のエッジ感)
・遠い音ほど、音の鮮度が低くて音質的には穏鈍的(広義には劣化した音と言える)
という傾向があります。あくまで傾向で、これだけで決まらない部分もありますが。

ちなみに、リバーブというのは、上の「音の距離感の傾向」と対比して考える限りでは、「音色を劣化させるツール」の一種という側面があります。これちょっと大事。

私のような生音屋の場合は、録音時にそれこそルームやアンビエントに当たるマイクセッティングをすることで、「録音音源自体が遠距離間のある録り方」をすることもありますが、通常は「できる限りクリアでエッジ感のある至近距離録音源」を録って、後からエフェクトで(ある意味、音鮮度を劣化させて)距離感を作っていくのが定番です。

ソフト音源を使われている方なら、同種楽器でも「至近感のある音源」「距離感のある音源」を、先に掲げた「狙った音場イメージ」に沿って使い分けていくのもテクニックのうちでしょう。

また、音の距離感は「音同士の相対距離感」で決まる部分が大きいので、音源の距離感を作っていく時には「その作品でキーになる距離感の音源」を、作業時にはっきり決めておくことも重要です。多くの場合は、一番近距離に来るべきボーカルやリード楽器をキーにすると思いますが、そういうキーになる音源は「リスナーから何メートル先に居てるイメージか」ということを明確に持っておくということ。

というのは、だいたいにおいて、音場内の何かの音源の距離感を大きく変えると、別の何も触ってない音源の距離感も相対的に変化することが多いのです。なので、そういう他の音源への変化の波及にも注意を払って、特にキーの音源の距離感が変わったら、またキー音源の奥行き感を元に戻す…ということを繰り返す形で「奥行き感の調整」を図らないと、闇雲に各音源をいじり倒していたら、これもグダグダになる要因です。

すべてに答えていませんが、まずは一般論という事で…
(字数制限に引っかかりそうなので(^^ゞ)

No.1です。補足拝見しました。
Logicをお使いということは、BFD2とかのマイクモデリング(って言い方で良いのかな?)機能を持ったソフトウェア音源でドラムミキシングされてるんでしょうか?

私は「生音録音→ミキシング」派なので、その手の音源には縁がない者なのためドラム音源でのノウハウはわかりませんから、以下は「生音」での経験則に過ぎませんが・・・

>奥行きや広がりを出す時はもっとパンを振るべきなのでしょうか?

]奥行きと広がりは、個々のミックス作業には、かなり相関関係はありますが、基本...続きを読む

QオーディオIF本当に音質に関わってきますか?

DAWやっています。

オーディオインターフェースで曲の音質変わってきますか?

友人はUA-3FX → UA-101へ変えたとき、音質かわらなかったっていっていました。

プロの方はMOTU 828mkIIとか使用されてるみたいですけれど

本当に音質が素晴らしく変わるのでしょうか?

自分がたしかeastwestにQLSOの音質(eastwestのデモ曲)について尋ねたところ、オーディオインターフェースは関係ないとか(通していないとか?)いわれました。

自分は現在degidesignのmbox2を使っています。そこそこのランクだと思うのですが、ネットに散見される方々の曲を聴くと差があります。

オーディオIF音質に本当に関わっているのかどうか詳細を説明できる方お願いします。(ボーカルやギター録音には関わっているのはわかっています。そこが音の入口なのですから・・・ただソフトシンセは???)

Aベストアンサー

他の方の回答を参考に今お使いの現状を推測しました。
本当にPCの中でしか作業してないという事になると思います。最近レコーディングでもこのようなミュージシャンがいるようです。Macとかで作業して、データーを海外のミュージシャンとかに送って、さらに加工したものを転送してもらって、仕上げ。
結果Macの外には一度も出ないとか。悲しいかなこのような作業でできた音楽は音質は気にしないというジャンルのものですね。ヒップポップとか。
この場合聞くときだけDACが使われるだけですが、まああまり関係ないかな?
結局Macに入っている音源はすでにデジタル化されているわけで、音源が生であってもサンプリングはすでにした加工品です。つまり音はそれ次第ですが、今の音源は高音質でサンプリングされているのでそこを気にする必要はありません。
差が出るのはミキシングの技術だと思います。一つの音源に対してどのように加工しエフェクトして、全体を組み合わせるか。この技術なんですが、素人はやたらとごちゃごちゃ何でもぶっこむ。だからなんか一つ一つが引き立たない。
ちゃんと一つの音源を大事にして、何を一番際立たせたいのかを考えて理論的に組み立てる。結構頭を使う作業だから、ある程度プロにくっっいて経験を積まないと面白いものは出来ないと思いますよ。

他の方の回答を参考に今お使いの現状を推測しました。
本当にPCの中でしか作業してないという事になると思います。最近レコーディングでもこのようなミュージシャンがいるようです。Macとかで作業して、データーを海外のミュージシャンとかに送って、さらに加工したものを転送してもらって、仕上げ。
結果Macの外には一度も出ないとか。悲しいかなこのような作業でできた音楽は音質は気にしないというジャンルのものですね。ヒップポップとか。
この場合聞くときだけDACが使われるだけですが、まああまり関係ない...続きを読む

Q【DTM】音がスカスカな感じになる

DTMを始めたのですが、
音楽を作るとスーパーやホームセンターで流れてるような
スカスカした感じの音になります。
イメージとしてはこんな感じ↓
https://www.youtube.com/watch?v=cEHNL4337s4

もっと重厚感あふれる感じにするに
はどうすればよいでしょうか?

Aベストアンサー

まず、主旋律の音量だけ大きく浮き立たせるのをやめること。つまり、主旋律の音量を抑え、それ以外の音量を大きめに取ることが必須となります。

その上で、伴奏に、厚みのある(要するに音が多い)和音で、なおかつ長く持続する音を多めに置く。
逆に言うと、和音が設けられていない単音や、こま切れな音は、厚みのあるサウンドになりにくいです。

それから、中低音域の比重を多く取ること。管弦楽が厚みある音に聞こえるのは、ビオラ、チェロ、バスーン、ホルン、トロンボーン等の中低音楽器が充実している点が大きいです。例えば重厚な管弦楽曲でも、中低音域に対応していない小さなスピーカーで鳴らしたりすると、スカスカした音に聞こえたりしますよ。
リンク先のようなフュージョンは大抵の場合、この辺の中低音の音が弱く(まぁそういうジャンルの音楽なのですが)、中低音域を担っているのがベース1本くらいしか無い場合が多いです。

以上を踏まえると、ロックやジャズ/フュージョンのような少人数形式のサウンドであれば、ギター・ベースや鍵盤で厚い和音かつ持続音、もしくは中低音も奏でるか、キックドラムをもっと厚みのあるものに変える(サンプリングを含めれば、キックにも様々なタイプの音があると思います)。あるいは、ストリングスやコンピュータ音源等のイレギュラーなサウンドを取り入れればもっと効果があると思います。

勿論、厚みのある音をジャンジャン鳴らすばかりが音楽ではないので、臨機応変に、様々な表現を使ってください。

まず、主旋律の音量だけ大きく浮き立たせるのをやめること。つまり、主旋律の音量を抑え、それ以外の音量を大きめに取ることが必須となります。

その上で、伴奏に、厚みのある(要するに音が多い)和音で、なおかつ長く持続する音を多めに置く。
逆に言うと、和音が設けられていない単音や、こま切れな音は、厚みのあるサウンドになりにくいです。

それから、中低音域の比重を多く取ること。管弦楽が厚みある音に聞こえるのは、ビオラ、チェロ、バスーン、ホルン、トロンボーン等の中低音楽器が充実している点が...続きを読む

QDTM用途でミキサーを使う人がいますが

DTMでミキサーを使うことでのメリット、出来るようになることってなんでしょうか?

プロ・セミプロの方々の製作現場を見ると必ずミキサーがありますし、自分もいつかはと考えています。
一応本格的に音楽製作をやっており、知識・経験の上昇とともに機材もグレードアップしてきましたが、ミキサーだけは長らく理解できていません。
現在DTMにおけるミキサーの重要度が下がってきているから情報がなかなか入ってこないということもあるかとは思います。
ご回答お願いします。

Aベストアンサー

他にも意見というか「こういう使い途あり」という話もあるかもしれませんが、
大雑把には次のような使い方になるでしょうか。

これは、2~4入力程度の小型オーディオインターフェースから多チャンネル
対応インターフェースまで言えることですが、数種類~十数種類の音源(楽器
等)をあらかじめミキサーに繋いでおき、必要な音源のフェーダーを操作する
ことで、その場ですぐに録音もしくは再生する機器をチョイスできるのは、
そのような大規模な録音環境においては非常に利便性が高いです。

アマチュアユースでは、音源~インターフェース間に、なまじミキサー等の
機器を噛ませると音質劣化も気にしなきゃならないところですが、プロユース
の機器で固めればセッティング次第でさほどの劣化もありませんし、最近では
アマチュアユースの機器でも、ちょっと前のプロユース並の音質性能を持つ
ものも多いですから、かなり敷居は下がってますね。

特に、高品質録音に拘る場合は、インターフェースに機器を接続する度に、
セッティングの最適化のための調整が必要ですが、すべての音源をミキサーに
予めまとめて、チャンネル毎に調整をしておき、ミキサー~インターフェース
間は常時繋ぎっぱなしの状態にしておくと、機器変更の都度に調整をする必要
が無いのは大きな利点です。ただ単に機器の繋ぎ換えを楽にするだけなら、
パッチベイ等の方法でも良いようなモノですが、多数の機器を常時セッティン
グ済みのスタンバイ状態で保持できるのは、ミキサーならではです。

また、入出力機能が豊富なミキサーであれば、これもフェーダーやセレクト
ボタンだけで、複数のモニター再生環境に切換えたり、録音チャンネルと
再生オンリーのチャンネルの切換えたりということも、他の機器を触らず
ミキサーだけで操作できるというのも、作業能率の面で非常に便利です。



また、これは質問の内容からズレてたらすいませんが、プロユースや高級アマ
チュアユースなら、デジタルミキサーが導入されているケースも多いと思い
ます。

デジタルミキサーの場合、ADATやAES/EBU等により、ミキサー入力を直接デジ
タル信号化して無劣化で、それも8~16chを同時並列で録音できます。
(もちろん、その手のデジタル入力に対応しているインターフェースは必要
ですけれど。)
アマチュアユースの宅録でそこまでの機能が必要な人は、さすがにプロ並だと
思いますが(^^ゞ
でも、凝った人なら、複数台のMIDI音源機器をシーケンサで同時駆動して、
マルチチャンネルで録音される・・・なんてこともありますし、私の知り合い
関係では、そういうことやってる人でデジタルミキサー使ってる人は結構
多いです。(そのお金持ちさが羨ましい(^^ゞ)

粗々ですが、ご参考までに

他にも意見というか「こういう使い途あり」という話もあるかもしれませんが、
大雑把には次のような使い方になるでしょうか。

これは、2~4入力程度の小型オーディオインターフェースから多チャンネル
対応インターフェースまで言えることですが、数種類~十数種類の音源(楽器
等)をあらかじめミキサーに繋いでおき、必要な音源のフェーダーを操作する
ことで、その場ですぐに録音もしくは再生する機器をチョイスできるのは、
そのような大規模な録音環境においては非常に利便性が高いです。

アマ...続きを読む

Qオーディオインターフェースに入力する前の、コンプレッサー、リミッターに

オーディオインターフェースに入力する前の、コンプレッサー、リミッターについて。

宅録を趣味としており、素人バンドのレコーディングもタマに手伝っている者です。
ド素人&貧乏の質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。


SM58→マイクプリ(ベリンガーT1953)
→オーディオIFライン入力(プレソナス FirestudioMobile)→LogicStudio

以上の環境です。


ボーカル等、いつも突発的なクリップにビビりながらレベル調整をしており、
かなり安全マージンをとって録音しておりますが、
やはり小さい声のとき、波形がほっそくなってしまいます。

通常というか、ボーカル等には、
コンプ、リミッターを入れるのがよいと思われますが、、
予算が限られており、20000円までのアウトボードくらいが限界です。

この場合、低価格モデルを疑うつもりはありませんが、
小さくとって、ソフト側で調整するのがいいのか、
やはり安くてもコンプを挟んだ方がいいのか、迷っています。


自分的には、入力する段階でコンプ、リミッターがあった方が、
精神衛生上ありがたいのですが、、

以前、スタジオに入ってレコーディングしてもらった際は、
プロツールズにて、入力側にたくさんのプリアンプやコンプが
並んでるのを見ましたが、何れも、高価そうな物ばかりでした。。

そこで質問です。

1、みなさんは宅録する際、
  オーディオインターフェースのマイクプリに直挿しで録られていますか?
  それとも、やはり要所にはコンプ等を挟んでいますか?

2、コンプを挟むとして、限界2万円くらいでおすすめのモノはありますか?

3、コンプ、リミッターの原理は何となくですが理解しているつもりですが。。
  モノによっては、コンプのみと、リミッターつまみがついているモデルが存在しますが、
  突発的なクリップを防止したいのと、小さいレベルと大きいレベルの差を
  小さくしたいという目的では、
  やはり両方の機能があった方が便利でしょうか?


勘違い、的外れ、不勉強、意味不明な質問でありましたら、申し訳ありません。
アドバイスよろしくお願いします。(o_ _)o))

オーディオインターフェースに入力する前の、コンプレッサー、リミッターについて。

宅録を趣味としており、素人バンドのレコーディングもタマに手伝っている者です。
ド素人&貧乏の質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。


SM58→マイクプリ(ベリンガーT1953)
→オーディオIFライン入力(プレソナス FirestudioMobile)→LogicStudio

以上の環境です。


ボーカル等、いつも突発的なクリップにビビりながらレベル調整をしており、
かなり安全マージンをとって録音しておりますが、
やはり小...続きを読む

Aベストアンサー

元エンジニアです。質問に答える前に、ちょっと助言します。

SM58をマイクプリに通しても、はっきり言ってそう効果は望めないと思います。もちろん、真空管プリですから若干の音質変化はあるとしても、マイク自体のレンジが狭いので、真空管のよさが生きていません。たぶん、SM58ならオーディオI/O直のほうがレンジの広い音で取れるでしょう。

また、少々予算があるようなのでその値段ならRODE NT1あたりのコンデンサーマイクを導入したほうが、マイクプリの良さも生きますし、小さいレベルの声もはっきり録れるでしょう。

NO1の方が言うように、コンプをインサートで突っ込むのは極端な音のつぶれを防ぐための定石です。やはり録音では元音が一番重要なので、極力音のつぶれを防いでダイレクトに録音することのほうが正しいです。録音はデジタルですから、つぶれた音を入れるのも、ダイレクトな音を入れることも0db以下にすることは必須です。

ですから、録音時に極端にレベル差があるならば部分ごとに分けて録るべきですし、もしライブのような環境でハンドマイクにするようなことがあるなら、手持ちできるコンデンサーマイク(たとえばAudixとかでいいのが出ています。予算内で)にするとかしたほうが、声もはっきりするし、小さい音も録りやすいです。

もちろん、経験をつんでいくとどうしてもハードのコンプ/リミッターは欲しくなるのですが、LogicStudioならコンプかけ録りでもいけるでしょう。

正直、録音に使うコンプだけは少々良いのを買っておいたほうがいいです。ですので、私がお勧めしたいのは、手持ちの機材をフルに生かす方向で現在ないもの、予算内ということで、「コンデンサーマイク」を勧めます。サウンドハウスでNT1が値段下がっていたので、ボーカル録りならお勧めです。

回答になっていませんが、ご検討の程...。
的外れでしたら、無視してください。

元エンジニアです。質問に答える前に、ちょっと助言します。

SM58をマイクプリに通しても、はっきり言ってそう効果は望めないと思います。もちろん、真空管プリですから若干の音質変化はあるとしても、マイク自体のレンジが狭いので、真空管のよさが生きていません。たぶん、SM58ならオーディオI/O直のほうがレンジの広い音で取れるでしょう。

また、少々予算があるようなのでその値段ならRODE NT1あたりのコンデンサーマイクを導入したほうが、マイクプリの良さも生きますし、小さいレベルの声もはっきり録...続きを読む

QDTM)ステレオエンハンサーの仕組み

DAW内でのミックスダウンの練習中なのですが、エフェクトで定位を左右に広げる「ステレオエンハンサー」というものがあります。

使ってみると確かに音が左右に広がってスゴい!って思うのですが、何となく練習中と言うこともあり、仕組みの分からないエフェクターをそのままつっこむのは気が引けまして。

なのでステレオエンハンサーの仕組みを、出来ればリバーブとの違いやリバーブを使って同じことをやるには、みたいなことをご存知であれば、その辺を交えて教えて下さればと思います。

Aベストアンサー

ステレオエンハンサーの仕組みですが一般的にディレイと同じ構造です。
(ディレイはご存知だと思いますが、やまびこ効果を出す定番エフェクトですね)
L,Rチャンネルにほんの少しタイミングを遅らせたものを加算することで左右の印象が強くなり、結果的にステレオ効果が増幅されるというものです。

ほんの少しというのはディレイの効果が分からないほどのタイミングだと思ってください。
また、原音からわずかにずらすだけでなく、ディレイ音のLとRチャンネル間でも遅延時間をずらします。
ようはパンニングディレイのような状態ですね。
(LとRのディレイタイムが一致していると、場合によっては位相を打ち消しあってしまい無音になったりシュワシュワした音になってしまったりと、エンハンサーとしては意図しない効果が出てしまうこともあります)

また、効果として先に鳴るディレイ音側が聴覚上大きな音で聞こえます。例えば、原音→L(ディレイ音)→R(ディレイ音)といった場合、L側の方が印象が強く感じられます。
これは人間の聴覚能力に依存するもので、鼓膜への到達タイミングによる印象の変化なのですが、ステレオエンハンサーの場合はなるべく自然に左右に広げたいのでLとRの印象差をなくすよう二つのディレイタイミングに微妙な塩梅が求められます。

ところが大抵のステレオエンハンサーは原音とディレイ音の遅延やWet/Dry比の調整は可能ですがディレイ音のLとR間の遅延タイミングは調整できない(内部固定)のものがほとんどです。
そのかわりパラメータに+と‐が存在するものがありますが、このマイナスというのはステレオ効果を狭めるという意味合いの場合もありますが、LとRの優先順序の逆転という意味合いで設けられている場合もあります。
どちらにせよ「端に寄って聴こえる」ことに変わりはなく、パラメータを追いこんでも自然にはなりません。
ただ、自然に効果が出るものが優秀であるとか不自然なものは出来が悪いというわけではなく、使いどころを見極めることが重要だと思います。
ですから2ミックスのソースなどに自然にかけたい場合と特定トラックにエフェクターとしてキャラ付けをしたい場合などに応じて、いくつかのエンハンサーを使い分けるのも良いかもしれませんね。

また、自然にかけるポイントとして高い周波数は広めに、低い周波数は狭めに、というのが一般的です。これも人間の聴覚傾向に依存しますが、ベースやバスドラムなどの低音が左右に分離しているのは心地が悪かったり不自然に聴こえてしまうからです。
(もっとも最近のアマチュア曲や「高音質」と謳っているものには完全に左右に分離したようなエンハンスもあるので、時代性といえばそれまでかもしれませんね。。。)
周波数調整が出来るエンハンサーであれば、低音パートにステレオ効果がかかりすぎないように調整することができます。

ということで、実は同じような効果は「ディレイ」を使って行うことができます。
といってもディレイはその効果が分からないほどの遅延時間を設定することに意味がないので、ステレオエンハンサーとして使えるほどの細かなタイミング調整が可能なものは少ないかもしれませんね。(最近はテンポシンクできることのほうが重要みたいですし)
もし、マニュアルで細かいタイム設定できるディレイをお持ちでしたらおためしあれ。
たとえば、、、

Lチャンネルのディレイタイムを「10.0ms」
Rチャンネルのディレイタイムを「20.0ms」
フィードバックは0で構いません。

この状態でディレイ音をどんどん上げてゆくとステレオ効果がかかります。
上記設定だとLの方が先にディレイ音が鳴るので、どちらかといえばL寄りに聴こえると思います。
LとRの値を逆にすると印象も逆になります。
ディレイタイム値をいろいろと変えることで、大胆なステレオ効果や繊細で自然なステレオ効果を生み出すことが可能です。

また、上記のままですと低音も左右に分離してしまうのが良く分かると思います。やはりディレイ音(ステレオエンハンス音)はローカットした方が自然ですよね。
ディレイにはハイカットやローカットもついているのが一般的ですので、これを利用して100Hz以下をカットしてみるとベースやバスドラが自然になると思います。

プラグインなどを自作するときにもディレイを作るときと同じ感覚でステレオエンハンサーは作成できます。

ご参考になれば幸いです。

ステレオエンハンサーの仕組みですが一般的にディレイと同じ構造です。
(ディレイはご存知だと思いますが、やまびこ効果を出す定番エフェクトですね)
L,Rチャンネルにほんの少しタイミングを遅らせたものを加算することで左右の印象が強くなり、結果的にステレオ効果が増幅されるというものです。

ほんの少しというのはディレイの効果が分からないほどのタイミングだと思ってください。
また、原音からわずかにずらすだけでなく、ディレイ音のLとRチャンネル間でも遅延時間をずらします。
ようはパンニング...続きを読む

Qデジタルでmixしたものにアナログの良さを付加

質問失礼致します。
デジタルでミックスした楽曲にアナログの良さを付加するにはどうしたら良いか という疑問について専門的なアドバイスが出来る方いらっしゃいましたら是非お願い致します。

楽曲のミックスを行う際にMacでProtoolsを使用しております。
先日レコーディングを行う機会があり、スタジオで高品質なマイク(U87Ai等)を使用して音を録ってきました。その後NEVEのコンソールに音を流したり、アウトボードの1176や33609等を使用して一度アナログ機材に触れてきました。ですが時間の都合上スタジオでのミックスは途中で完成させ、その後に別セッションで初めからデジタルのみのミックスも完成させました。
その2つのミックスをベテランのエンジニアの方に聞いて頂いた所、デジタルの方はエディットがかなり細かくされていたり、音のセパレート等が上手くできて良いミックスだとおっしゃっていました。でもやっぱりデジタルの音だよね、と一言。一方途中で切り上げたアナログのミックスについては、アナログらしい音のするミックスでこちらも良い(完成度では無く音の良さを評価されています)とのことでした。

正直申し上げまして、それぞれの違い(というかアナログの良さ)が分かりません。私はエンジニアでは無いので耳が良い訳でも無いのですが、少しは理解できても良いのでは?と感じています。今まで全くと言って良い程アナログ機材に触れていないのでデジタルに慣れてしまっている事も関係していそうですが・・・。
お話を聞くと、アナログ機材を通す事により柔らかな歪みが発生し それが楽器全体の音をまとめて混ざりの良い一体感のある音を作るとおっしゃっていました(要約です)。その他もろもろ話の内容は実に論理的ですし、頭では理解出来るのですがそのアナログに触れる機会が少なすぎる為耳で把握する事が難しいです。
色々考えましたが、アナログ機材を買って自分で時間をかけてみないと恐らく違いが分からないままだという結論に至りました。


そこで、本題ですが・・
アナログ機材の購入を検討している為どういったものを買うのが良いか についてアドバイスを頂きたいです。
自分なりに考えたところ、トラックを全てパラの状態でアナログにするのは現実的ではないので、有る程度まとめたステムのトラックもしくはデジタルでミックスし終えた2mixをアナログミキサーまたはアウトボードに流してみようと考えております。
可能であればトータルコンプに優れたアウトボードが欲しいですが、アウトボードに関しては値段の都合もありますしどれを選べば良いかも全く分からないので現状ミキサーが良いかな。。と思っております。ミキサーであれば有る程度入力数が増えても購入出来ない金額では無いですし、2mixを流す以外の事も出来るので良さそうです。

こういう場合ミキサーはどういったものを選ぶべきでしょうか?有名どころのMackieの卓位しかいじった事が無いので比較が出来ないです・・・。しかしこれもチャンネル数で最終段の出力の音も変わってくるという話もあり・・・。こうなってくると自分で選べないので経験者の方のオススメで選んでみたいと思いました。
オーディオインターフェイスはまだ購入していませんが、Focusrite Saffire Pro 40(モニター用アウトとは別にアウト端子が8つあります)が良いなと思っています。ですので、ミキサーの方は8ch以上の入力が出来るものを選びたいです。
予算についてですが、相場やクオリティを保てるラインも分からないので何とも・・・。という感じです。5万円程でなんとかなりますでしょうか?

接続の質問になります
パソコンから多出力のオーディオインターフェイスを挟んでそれぞれのトラックのアウトをミキサーに繋ぎ、その卓のアウトからもう一度オーディオインターフェイスのインプットに流してMacで記録する という認識であっていますでしょうか?

かなり長い質問になりましたがアドバイス頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。

質問失礼致します。
デジタルでミックスした楽曲にアナログの良さを付加するにはどうしたら良いか という疑問について専門的なアドバイスが出来る方いらっしゃいましたら是非お願い致します。

楽曲のミックスを行う際にMacでProtoolsを使用しております。
先日レコーディングを行う機会があり、スタジオで高品質なマイク(U87Ai等)を使用して音を録ってきました。その後NEVEのコンソールに音を流したり、アウトボードの1176や33609等を使用して一度アナログ機材に触れてきました。ですが時間の都合上スタジオでの...続きを読む

Aベストアンサー

あなたのような目的でアナログ機材に通す手法をアナログサミングと言います。
単に2ミックスなどのソースに対して機材を通過させるだけのシンプルなアナログ機器をサミングアンプと呼んだりします。
また、パラでの入出力に対応したものをサミングミキサーと言います。

ちなみに普通のミキサーに通しても細かいことを言えば音はメーカー毎に異なりますが、本来ミキサーは通しただけで色付けを行うための機器ではないので、サミングアンプ感覚で音づくりをするのは難しいと思われます(マニアが聴けばミキサー毎に音は異なるんですけどね)
エンジニアの方がアナログに通すと歪みが発生するとおっしゃっていたそうですが、なぜあえてアナログなのかというと現代の機材は歪み率0.01%以下と歪ませることができないからです。機材は歪みを排除する方向で技術的進歩を遂げてきたので、逆にヴィンテージやアナログ機材の役割として歪ませるという使い方が生まれてきたんです。

では、アナログ感を付加するためのサミングミキサーで比較的安価なものはないか?ということになるのですが、ここがオススメだったんですけどね…

http://www.mi7.co.jp/products/tlaudio/a4.php

実はメーカーさんが廃業されていて、市場に出回っているものを探すしかないのです。
この機材はサミングミキサーとしての機能に特化しています。
いわゆる一つ一つのトラックごとにボリュームやパンを設定したりEQ処理を施すようなミキシング作業は一切できません。
各トラック毎についているノブは真空管の歪みを調整するためのものです。
つまりトラックごとに歪みの調整だけはできるんですね。
(歪みを加えるとそれだけ音量も上がってしまいますが、この機材は自動でゲイン補正がかかると聞いたことがあるので、DAWから受け取った信号のバランスを崩さずに再びDAWに返すことができたと思います)

16チャンネルもいらないなぁという場合は、同じような機能を持った機材を選べば良いのです。
http://www.mi7.co.jp/products/tlaudio/a2.php
たとえばこちらは2チャンネルですが真空管に通すだけでなくEQとコンプも搭載されています。
このような複合型の機材をチャンネルストリップと言いますが、ステレオ仕様になっているので単体トラックだけでなく2ミックスなどにも使われることを想定していることが分かります。
こうした機材のエフェクター機能をバイパスすればサミングアンプとして利用できます。
実際、スタジオのエンジニアの方もサミングアンプに通すのではなく、ビンテージのエフェクターなどにエフェクト効果なしの設定で通すといった手法で代用している方もいます。

もっとシンプルで安価なものから入りたいならば、
http://www.cafeo.tv/Equipments/neve-kun.html
こちらは真空管ではなくトランス回路に通す手法のアナログサミングアンプです。
トランスもビンテージ機材のトーンを生み出す重要な要素です。
歪みって言うとすぐに真空管を思い浮かべますが、実は真空管はチリチリとした歪みが高い周波数に付加される傾向が強く、太く柔らかい音といったアナログレコード風のサウンドとは異なるんですね。
トランスは中低域が太くコシのある音になる傾向があります。また、真空管と違ってメンテナンス(球の交換)がないのも便利です。

もっと安価なものから…というならば
http://umbrella-company.jp/fmraudio-rnla7239.html
こちらはステレオコンプですがヴィンテージ風味な味付けができるタイプです。
通しただけでこの機材のトーンが生まれます。コンプをかけないようにスレッショルドを調整しておけば、色付けだけの利用目的に特化できますね。
アナログサミングをしたいだけならこうした使い方もアリなのです。

接続方法は基本的にご質問の通りであっていますが注意点もあります。
気をつけなければならないケースは「真空管の入ったアンプに通すと歪みを付加してアナログ的音づくりができるなら、真空管マイクプリアンプもある意味サミングアンプなんじゃない?」という発想になってしまうケースです。
マイクプリアンプも無味無臭なものから積極的にトーンを作るタイプまで存在しますから確かにアナログ風な音づくりができるものもあります。
しかしマイクプリアンプは前提としてマイクを繋ぐことを想定していますから、入力段でのインピーダンスに問題が生じます。
オーディオインターフェースのアウトプットからマイクプリアンプのインプットにケーブルを接続するとインピーダンスのミスマッチングにより音質劣化が生じてしまうのです。
インピーダンスのミスマッチングによる電気信号の劣化は高域から徐々に失われてゆくので、一聴すると「高域が柔らかい音になった」と勘違いしてしまうのですが、これは単に信号が劣化しただけです(mp3に変換すると情報量が減って高域のエッジが取れるのと同じですね)
もちろんそれを承知のうえで音づくりの一環として通す場合には問題ありませんが、2mixに対して最後の艶出しとしてこのようなルーティングで接続することはお勧めしません。
単品トラックに隠し味として使う程度にとどめた方がよいと思います。

ご参考になれば幸いです。

あなたのような目的でアナログ機材に通す手法をアナログサミングと言います。
単に2ミックスなどのソースに対して機材を通過させるだけのシンプルなアナログ機器をサミングアンプと呼んだりします。
また、パラでの入出力に対応したものをサミングミキサーと言います。

ちなみに普通のミキサーに通しても細かいことを言えば音はメーカー毎に異なりますが、本来ミキサーは通しただけで色付けを行うための機器ではないので、サミングアンプ感覚で音づくりをするのは難しいと思われます(マニアが聴けばミキサー毎...続きを読む


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