プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。
僕がネットワーク基礎を習ってから4年ほどたちますが、
そのとき習ったのはIPアドレスの先頭から8ビットまでをネットワークアドレスとしたものをクラスA、
16ビットまでのものをクラスBという概念だったと思うのですが、
今はCIDRでネットワークを分けるので特にクラスという概念は使ってないと聞いたのですがホントのことなんでしょうか?

A 回答 (2件)

補足読みました。


プロバイダは、JPNICからある程度まとまった数のIPアドレスを割り当てられますが、プロバイダの廃業などによる返還や、プロバイダによる「追加割り当ての要望」などで「ネットワーク部が飛んだIPアドレス」を使うこともありますね。
たとえば(アドレスの数字は適当ですよ)Aプロバイダへの割り当てが
60.113.10.x ~ 60.113.30.x 
123.60.30.x ~ 145.220.x.x
183.120.163.x ~ 183.120.170.x
のような状態になったり。
ネットワーク部になる先頭8ビットが割合若い数字になるIPアドレス(60.x.x.xなど)が、「固定IPアドレスではない」個人客に割り当てられるケースもありえます。「どのプロバイダ・組織・団体がどんなIPアドレス空間を使っているか」はwebサーバーを立ち上げてアクセスログを取っていると、少し感覚的にわかるかと。OCNのような大きなプロバイダでも、ネットワーク部にバリエーションがありますし。
ちょうどデフラグ前のHDDのように「ひとつの組織が必ずしも連続したIPアドレス空間を使っている」わけではないので、各プロバイダのIPアドレス配布も、必ずしも「キリのいい数字で対象客を分ける」というわけには行かないようです。
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この回答へのお礼

おお!よくわかりました。
丁寧なご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/26 07:04

はじめまして、こんにちは。


クラスA/B/Cで分ける考え方は、インターネットが実験段階で、まだ多くの組織が参加していない時期に決められていたようです。
一人暮らしの客しか来ない店で「まんじゅう1000個パックと50個パック」しか売らないようなもので「IPアドレスの無駄が多くなる」と今では避けられまして、「概念はあっても実際には使わない」ものになっています。
クラスAなら16,777,215個、Bなら65535個(実際にホストに割り当てて使えるIPアドレスはネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの計2個分少ない)IPアドレスが使えます。クラスBでは足りない「70000ほど欲しい」組織にクラスAを割り当てると、のこり1670万が使われずに「空き」のまま無駄になります。そこでCIDR(クラスレス)の考え方を使っている、というのが今の事情です。
またわからない点は補足で書き込んでくだされば、見に来ます。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
そうすると、現在ではCIDRが使われている、ということなんですけれども
たとえば個人がプロバイダと契約した場合でも60.x.x.xのようなアドレスを持つことが可能ということなんでしょうか?
それとも、プロバイダはJPNICがにある程度まとまった数のIPアドレスを要求して、その後の割り振りはプロバイダに委ねられるということなんでしょうか?(個人客であればIPアドレスは200.0.0.1から貸し出すようにする、とか)

補足日時:2008/10/26 00:51
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