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皆さんは客観的にみてどちらの作品が文芸的芸術的にいって上だと思いますか?
また映画好きならパルムドール賞受賞作も一応見た方がいいでしょうか?
アドバイスお願いします。

A 回答 (3件)

カンヌ、ヴェネチア、ベルリンなどのヨーロッパの映画祭は、毎年審査団のメンバーが代わります。

どの作品が選ばれるかはこの面子によって大きく変化します。
一方、アカデミー賞は、ある程度固定化された多人数の審査員が選ぶシステムですので、こちらはその年度のムードを反映したものとなりますし、どちらかといえば商業的な価値意味合いも多く含んだものとなります。
そして忘れてはいけないのが、アカデミー賞はアメリカ映画がメインであり、ヨーロッパの映画祭の各賞は、やはりヨーロッパに目が向いていると感じます。
従ってご質問者の問いは、ざっくりいって「アメリカ映画とヨーロッパ映画のどちらが優れているか」という質問に言い換えが可能だと思います(ここでヨーロッパ映画というのは非アメリカ映画のすべてを含みます)。
しかしながら、カンヌやヴェネチア、トロントなどは、バイヤー向けに作品をプレゼンする商業展示会の様相が強くなってきていますので、そのあたりの見極めも必要です。
そういったことから、どちらかといえばアカデミー賞のほうが、選出基準に一貫性があるという意味で、優先的に観賞すべきだと考えます。まあ、そうはいってもカンヌ・ヴェネチア・ベルリンの最高賞の威光というのは、やはりまだ一見に値すると考えていいかとは思いますが。
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 アメリカ映画の多くが、普遍性を追求するあまり、テーマの扱いもキャラクターの造形も、すべてが画一的な分析法によって割り切れすぎていると思うことがあります。



 これは、アメリカの映画教育制度がしっかりしていることの裏返しでもあるのです。そういう意味では、アメリカ映画の総合的な「底上げ力」は相当なものです。
 しかし、上もまた頭打ちだと思います。予算もかかるし、興行的価値も重視されますから、突拍子もないほど特徴的な映画は作れない傾向が少なからずあります。

 質問者様が映画に何を求めているかによると思います。
 まずはカンヌ、アカデミーともに作品を一覧で見て、興味のある作品を同量ずつ(3~4本)見て、傾向をつかむといいと思います。

 ちなみに、僕の好みとしては圧倒的にカンヌ映画祭です。
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「文化・芸術」ということでしたらカンヌのほうが格上です。


カンヌは最も権威のある映画祭ですので、まずコンペティションに出品するまでに各国で選出されその後に厳しい審査があります。
その中で最高賞を受賞した作品ですから、映画ファンなら観て損はないでしょう。

対してアカデミー賞というのは、映画芸術科学アカデミーというハリウッドの映画人たちの一種のイベントであり、映画祭ではありません。芸術性はさておき、興行的にその年のアメリカ映画界に貢献した作品・映画人が賞を受賞することも多々あります。ただ、作品のその後の興行を大きく左右する賞ですので、注目度はカンヌよりも高いかもしれませんね。
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