最近、いつ泣きましたか?

大麻使用による逮捕者が出る度に大麻使用の合法化(限定的なものを含む)話題になりますが、この日本において大麻使用を合法化した場合国家、国民にメリットは発生するのでしょうか?
本質問では消極的な理由
・規制している法律自体がザル法である以上規制に意味が無い
・他の薬物(酒、タバコを含む)に対して危険性が少ないから
等の理由は除外して下さい

日本人の場合ダメと決められたらやらないという点については実直な国民性が少なからずあって現状殆どの人は生涯大麻に接する事無く過ごしていると思われます。規制が公的に緩和され合法的に摂取出来ればやってみたいという層は少なからずいそうです。現状の平和な状況を崩してまで大麻を解禁して使用者人口を増やした場合、この国、国民に利益があるのか、あるとしたら理由を教えて下さい。

A 回答 (18件中1~10件)

No.6です。


「限定的解禁」について、違った方面から「積極的な理由」をあげてみます。
ここでは、酒やタバコなどの嗜好品として解禁するかどうかを問題にしてらっしゃると思うので、見当違いな回答かもしれませんが参考までに。

大麻の使用法について、嗜好品として使用する以外にも、医療品として使用できるようにという要望があります。
大麻の医療利用は、オランダ以外にも米国ではカリフォルニア州など10州ほど、カナダは2003年から、英国では2005年に鎮痛薬を発売、
その他、オランダ・ドイツ・ベルギー・オーストラリアなどが大麻の「医療利用」を合法化しています。

一方、日本では大麻は医療目的であっても一律利用不可であり、また欧米では盛んな大麻利用の研究もあまり流行っていませんし、議論もされていません。
メディアも一律「大麻は違法な麻薬で百害あって一利なし」と喧伝しており、「大麻の医療解禁」を求める人からは「議論すら出来ない」という嘆きが聞こえてきます。
また、日本では議論すらできないので、医療目的での研究もできず、大麻由来の医薬品開発で世界から後れを取っていると指摘されています。

さて、「医療解禁」した場合のメリットですが。

・末期ガンの疼痛治療でモルヒネと同等の効果(ただし、モルヒネに比べ副作用が少ないとの報告あり)
・難治性疼痛
・緑内障の眼圧降下
・偏頭痛などに効果
・多発性硬化症などの難病の特効薬としての可能性

などなどがあげられています。
つまり、「医療目的での解禁」であれば、gsr-xbsさんの「積極的なメリット」に当たると思いますがいかがでしょうか?


一方、嗜好品目的の「解禁」は、やはりオランダのような「違法な麻薬に走るのを止めるため」という理由以外、私には見あたりません。
「大麻の合法化」というと、どうしても「嗜好品として」という方にスポットが当たりがちです。
しかし、世界の流れは「医薬品としての大麻」をどこまで認めるかが議論の的で、「嗜好品」としての解禁はどちらかというと消極的な国が多いです。
日本では、「一律禁止」か「タバコの用に解禁」という極端な議論が多く、中間の「医療品として利用」という議論は表に出ていないのが実情でしょうか。
個人的立場を述べると、「大麻の嗜好品利用は禁止、(モルヒネなどのような)医薬品利用は解禁」ですね。


参考ページ

http://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/45/4 …
(↑PDFファイル)

http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/ana …

英国で鎮痛薬発売
http://health.nikkei.co.jp/news/hea/heaCh.cfm?id …
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唯一にして最大のメリットは、日本国内で大麻に関して科学的、医学的な研究を合法的に行える様になる事でしょう。


悪の権化の様に言われる煙草ですら、ニコチンがアルツハイマーに対して効果があるのでは、と言う研究があるようです。
含有成分がなんの役に立つのか研究する価値はあるでしょう。

しかし、煙草と酒の例でわかる事ですが、一度合法化したものを再規制するのは凄く大変な事です。
ましてや大麻は「必死になって合法化したがる人」が沢山出て来るぐらい強烈に精神的な中毒を引き起こす物ですから、いざ再規制ともなればどれだけの惨禍になるかわかった物ではありません。

私個人は基本的に大麻反対の考えで、医学など学術目的でのみ合法化して、それ以外の所持や使用は今以上に厳罰にする、その辺がいいのかなぁと思っております。
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下記のレスは政策への補足説明であるため、こちらでご解答いたします。



非犯罪化(あるいは合法化)のメリットとして、これまでEUなどで行われてきた議論は次の点であり、私も同意する部分があります。

○警察費および刑務所費・裁判費用が大きく下がる(消極的コスト削減)
○タバコのように流通を管理することで税収が見込める(積極的コスト削減)
⇒これらの議論は米国のJ. ミロンという経済学者が行っており、ノーベル経済学賞のフリードマンが賛同の署名をしています。
このコスト試算では、米国で1兆円~1兆6千億円の削減になるという結果ですので、日本でも数千億円程度の効果は見込めると考えられます。

○医療使用で、患者にとっての選択肢を増やし、同時に税収増が見込める。
⇒既にカナダやEU諸国では、大麻の医療使用が行われていますが、この目的の中には難病の多発性硬化症や、治療の困難な緑内障が含まれており、人道的問題であると言えます。

○社会全体として前科者・刑務所入所者が減り、特に逮捕されるはずであった若者の選択肢が増える。必要以上に逮捕者を出すことは国家にとってそれ自体がデメリットであるとの考え。

○ハードドラッグ使用者が削減され、同時にアンダーグラウンドマネーに打撃を与えることができる
⇒これは要するにヤクザが大麻を扱わなくなり、覚せい剤・コカインなどを大麻喫煙者が勧められることがなくなるということです。
イギリスやオランダではこれを確認する統計が出ています。ちなみに解禁されても大麻使用者は増えません。不思議ではありますが、「ちょっと悪さ」をする魅力がなくなることが原因ではないか?といわれています。

他にも多くの議論がありますが、概ね以上の点です。これまでの先行研究に照らして政策的に大麻事犯者の刑罰を軽減することが「合理的」かどうかと問われれば、「細かい議論はあるが、大筋では合理的である」と答えます。

Ps:質問者の方も分かっていることかと思いますが、メリットのみを質問することは「擬似問題」だ、と活動家からは言われると思いますし、論理的にはそれは当たっています。
http://www.bvoh.jp/cannabist/?p=550
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犯罪社会学を専門にしている研究者です。



まず、俗に言われているオランダでの「ハームリダクション」政策が、「ヘロイン」蔓延を止めるためのものであり「苦肉の」政策であった、ということには大きな誤解がありますので指摘させて下さい。

オランダで大麻が非犯罪化された、源流は1972年の「バーン委員会」にあります。この時点で、既にオランダでは大麻の使用が若者文化に浸透しつつあり、政府はこうした大麻問題を「ライフスタイルの問題」として考えるのか、それとも個人に対しても規制すべき問題であるのかを議論するために、専門家を集めました。
その結果、オランダでは元々ヘロイン使用者などが他国と比べて少なく、そして大麻使用者が多いことを発見します。専門家からは、これはいわゆるハードドラッグの売人と、大麻使用者が切り離されているからじゃないか?という議論がでてきました。

こうした「バーン委員会」の結果、ハードドラッグと大麻を切り離す「二軌道政策」が採用されたのですが、したがってヘロイン使用者の蔓延が先立ってあったわけではないため、「苦肉の策」でもなんでもなく、現実に起きているドラッグ流通の好ましい傾向(大麻使用者とマフィアやバイヤーが切り離されていること)を、続けていこう、ということでした。

それと同時に、マリファナの人体および社会に与える有害性がヘロインやアルコールよりは、かなり少ないという見解が多くの薬学者から出されたため、大麻問題とは「ライフスタイル」の問題だ、という見解を、1972年以降、政府と政府の諮問機関は採用しています。
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1.国は合法的に税収を得ることができるようになり、闇組織の不正な所得を絶つことができる。


2.ソフトドラッグの合法化により、危険なハードドラッグへの接触を減らす効果がある。
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>いままで法律で摂取を禁止していて現状殆どの人が摂取していない、精神的な副作用も懸念されている大麻を合法的に持っていくには、100%社会に影響を与えない確証があるか、その作用が社会にプラスに貢献する効能が無ければ無理な筈です、法律をひっくり返せるだけのこれらの理由があるのかを質問しています。



大麻の効能にどれほど凄い物であったとしても規制を解除する事に何の影響も無いと思います。
たとえば自動車。これは免許が無ければ運転出来ません。大麻も免許で所持できる様になると言う点で似ていると思います。
で、この自動車を利用する事により”生産性が上がります”(他にもいろいろ利点はあるでしょうが、とりあえず記載されていた中から一つ選びました。)
しかし、規制を解除する事は考えられません。

別な話だと、法廷速度を上げて欲しいと言う規制緩和を要求する時に、流通量が増えると”生産性が上がります”と言っても事故が多い(増える)という理由で却下されるでしょう。

つまり、「法律をひっくり返せるだけのこれらの理由」が合ったとしても駄目な理由がある限りその議論は無意味となるでしょう。
あくまでもデメリットが無い事を主張しなければいけないと思います。
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>大麻を安全に使用したとして生産性が上がりますか?、ノーベル賞につながる発想、研究が進展しますか?。


現存する嗜好品にそのようなメリットのある物がありましたら教えてください。
コーヒー・茶・菓子・ジュース等。

もしくは、これらが禁止された際にあなたはどのような理由を付けて「積極的なメリットをすべての人が享受できる」と説明しますか?

そして、これらの嗜好品にも副作用はあったりします。

コーヒー・茶:口腔を痛める(やけどの事です。大麻が気管支や喉を痛めるというのは吸引方法による物の様です。)
カフェイン:急性中毒により死に至る場合がある。精神症状が現れる(例:重症になると、精神錯乱、妄想、パニック発作)。消化器を痛める。慢性中毒では頭痛や抑うつなどの禁断症状
チョコレート:過剰摂取により吐き気、頭痛。アレルギーにより下痢、嘔吐、鼻血、腹痛、痙攣など
飲料:過剰摂取により低ナトリウム血症を引き起こす。
大麻精神病は大麻との関連性が確認されない程度の発生率との事ですので、当然他の嗜好品すべてに当てはまります。
犯罪の原因となる場合もある。(これもなんにでも当てはまると思います)

>挙げられないのなら大麻の解禁は時期尚早と思いますが如何でしょうか。
あなたの言う「積極的なメリットを挙げなければ禁止でもしょうがない」と言う考え方の方が理解出来ません。
それはつまり、国の都合で他の食品、嗜好品を禁止する時に「積極的なメリットが無いから」と言う理由で禁止される事を許容できると言うことでしょうか?
大麻合法化に賛成の人は大麻が不当に規制されていると言う考えの人達と思いますので、積極的なメリットはあまり必要ないのでしょう。

この回答への補足

話が噛み合っていないんですが

他の嗜好品を挙げて大麻と比較しても大差無いから規制は不条理であり規制緩和することは間違っていない主張を、今回の質問では消極的な理由として除外してほしいということです、ほかの合法的な嗜好品の既得権益は確かに不条理かも知れませんが、それを言い始めるとキリが無いので。
いままで法律で摂取を禁止していて現状殆どの人が摂取していない、精神的な副作用も懸念されている大麻を合法的に持っていくには、100%社会に影響を与えない確証があるか、その作用が社会にプラスに貢献する効能が無ければ無理な筈です、法律をひっくり返せるだけのこれらの理由があるのかを質問しています。自由や権利の束縛に関してバランス的な問題を抱えていることは承知していますので、この件についての議論でないことを理解して下さい。

補足日時:2009/01/08 11:56
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ないです。


しばらくは気持ちがいいですが、1時間後ぐらいに死にたくなります。
絶対にやめたほうがいいです。

この回答への補足

?1の方にも述べている様に私のスタンスは大麻合法化否定です

今のところ合法化を主張している方の意見に説得力を感じられないので説得力のある考え方があるのかなと思い質問を立てました。

補足日時:2009/01/07 21:26
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大麻税の税収が追加される。


非合法な組織にお金が行かなくなる。
休日の楽しみ方が一つ増える。
覚せい剤等のハードドラックに走る人が減った。(オランダ)
大麻目的の観光客が来る様になる。
起業のチャンスになる。
 

>理由を見ると殆どが前述の消極的な理由ばかりで国に利益をもたらす理由がありません。
その理由は簡単ですよ。
大麻が禁止されている理由を否定するためだと思います。
麻薬・覚せい剤乱用防止センターの禁止の理由
http://www.dapc.or.jp/data/taima/
酩酊感、陶酔感、幻覚作用がある。
世界のほとんどで麻薬として規制されている。
気管支や喉を痛める
免疫力の低下や白血球の減少
「大麻精神病」と呼ばれる独特の妄想や異常行動、思考力低下
犯罪の原因となる場合もある。
フラッシュバックという後遺症

これらを覆す事が出来れば、禁止する理由が無くなります。

>そんな中で解禁を主張するのは滑稽だと思ったのですが、
そうですか?
大麻が禁止されている理由を覆す、もしくは現行法で認められている物よりマシだから、解禁になんら問題は無いはずだと言うのは当然の手法だと思います。
その上で、嗜好品としてたしなむ人達の幸福感があれば、十分な理由になると思いますよ。
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この回答へのお礼

ようやく質問の意図を汲んで頂いた回答を有り難うございます。

>これらを覆す事が出来れば、禁止する理由が無くなります。

覆すことが出来るのですか?、覆った時点で抗精神薬物としての存在価値はほとんど無くなると思いますが。個人的に大麻がもたらす幸福感は精神に作用する副作用とトレードオフだと思いますが(副作用は学者、国家の情報コントロールによる妄言だという認識なら議論は永久に平行線でしょうけど、公的に副作用が無いと国家、政府が認めることは永久に無いでしょうね)

>大麻が禁止されている理由を覆す、もしくは現行法で認められている物よりマシだから、解禁になんら問題は無いはずだと言うのは当然の手法だと思います。
その上で、嗜好品としてたしなむ人達の幸福感があれば、十分な理由になると思いますよ。

それはこちらの言う「消極的な理由です」、大麻を安全に使用したとして生産性が上がりますか?、ノーベル賞につながる発想、研究が進展しますか?。こういう積極的なメリットをすべての人が大麻によって享受できるのなら解禁でも構いませんが、挙げられないのなら大麻の解禁は時期尚早と思いますが如何でしょうか。

お礼日時:2009/01/07 21:01

大麻で国宝級の織物が作れるのなら許してもいいよ。



これならば国にとってメリットがあると思うよ。
吸う?それで尊敬されるの?信用してくれるの?
大麻を吸ってる人間と、高級麻繊維を創れる人間とどちらが人間として頭が下がるのか幼時でもわかるだろ。
国、世間から友人として持つならばどちらの人間と付き合いたいの?を考えれば答えは出ると思うけど。

それとも、貴方は大麻を吸いまくり奈人間を友人に持ちたいのかな?
私は麻繊維を作れる人を友人に持ちたい。

この回答への補足

?1の方にも述べている様に私のスタンスは大麻合法化否定です

今のところ合法化を主張している方の意見に説得力を感じられないので説得力のある考え方があるのかなとと思い質問を立てました。

補足日時:2009/01/07 21:18
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