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映画について全くしらない者で恐縮ですが質問です。

外国映画のCMなどで、最近よくサブタイトルを目にするのですが、
外国でもともと付いていたものなのですか?
それとも日本(他国)だけで特別に付けているのですか?
また、サブタイトルが付くのは最近のことですか?
逆に日本映画は外国でサブタイトルを付けられているのでしょうか?

検索しても分からなかったので、よろしくお願い致します。


偏見かもしれませんが、
サブタイトルって不自然な日本語訳のようなものや
似たようなフレーズばかりじゃないですか?
~○○の方法~とか~○○の法則~とか~○と何した3日間~とか。
サブタイトルを聞いた瞬間にその映画の格好良さが失われるような気がします。
誰が付けているのでしょうか?

A 回答 (4件)

日本公開される洋画では80年代にはよくサブタイトルがついていましたね。


ロードハウス/誓いのカクテル、リーサルウェポン2/炎の約束、ロッキー4/炎の友情、
90年代頃から、各国でのタイトルに対して、映画会社が作品のイメージにそぐわない名前にならないように、注文をつけて来るようになりました。
スターウォーズの新3部作の中の、ファントムメナスは当初は日本では邦題をつける予定でしたが、ジョージ・ルーカス側が反対してきたそうです。また、インディジョーンズ/クリスタルスカルの王国ですが、『クリスタルスカル』が日本では馴染みが無いので、別のタイトルにする予定だったのが、これまたジョージ・ルーカス側が反対してきたそうです。

ターミネーター2は、『TERMINATOR:THE JUDDGEMENT DAY』の原題の方がカッコイイ場合もありますね。
洋画の場合は続編を示すパート2等といった表現(スパイダーマンは珍しく2、3と表記してますが)よりも、サブタイトルを付けている事もありますX-MENファイナルデシジョンは『X-MEN:THE LAST STAND』、バットマンは『BATMAN BEGINS』で、続編ではBATMANの名がつかない『DARKNIGHT』になりましたね。

最近ではベンジャミンバトン数奇な人生は『The Curious Case of Benjamin Button』だし、イエスマン/Yesは人生のパスワードは『Yes Man』、マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたことは『Marley & Me 』ですね。
昔ならばもっと詩的なタイトルの邦題だったと言われる事もあったり、安易に原題名のカタカナ表記にしただけの最悪タイトル(007ワールドイズノッチイナフ、)もありますね。
その反省?なのか007最新作では久々に、『慰めの報酬』になっており、話題にもなりました。

かつての名タイトルを付けていた映画会社の宣伝マンが水野晴男さんで『真夜中のカウボーイ』は有名です。カーボーイでなく敢えてカウボーイにした事で人を引き付ける効果があったそうです。

さて、日本映画の海外公開時は、おくりびとが、たしか『DEPARTURES』で、特にサブタイトルはナシですね。
私は詳しくありませんが、大々的に海外公開される日本映画自体が多くないので、比較するにもケースが少ない気はしますね。
他の回答者の登場を待ってみましょうか。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
他国で変な題名を付けられたらそりゃいろいろと注文つけますよね。
時には反対されるのも当然だと思います。

最近の映画のTVCMで、
 ベンジャミンバトン数奇な人生
 イエスマン/Yesは人生のパスワード
 マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと
などとナレーションが入ると、とてもしつこい感じがあり、うんざりしています。
キャッチフレーズが押し付けがましいというか・・・。
そこまで言わなくてもいいよという感じがします。
でもキャッチフレーズを付けた方が集客できるという判断があったからこそなんですよね。

カタカナ表記にしただけの「ワールドイズノッチイナフ」はずいぶん格好悪いですね。
例に挙げて下さった『真夜中のカウボーイ』のように、
心理的効果を狙いつつ、十分に練られたようなタイトルっていいですね。

たくさんの例を挙げて下さり、とても勉強になりました。とてもお詳しいですね!
私もこれから映画を見ることがあったら、
元々の題名を調べてから、邦題のセンスを見て楽しもうと思います。

補足日時:2009/03/16 14:49
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質問者様のおっしゃる「サブタイトル」というのは、映画の日本語タイトル「邦題」のことではなくて、タイトルの他についている説明的なキャッチフレーズのようなもののことでしょうか?



外国映画の日本での公開時のタイトルは、基本的にその映画を買い付けて公開権を取得した日本の配給会社が決めるそうです。

例えば「マーリー 『世界一おバカな犬が教えてくれたこと』」の場合、原題は「Marley & Me」(直訳すると「マーリーと私」)なので、「世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の部分は完全に日本で付け足したもののようです。アメリカではもともとそのような意味のタイトルは付いていませんでした。

タイトルによっては、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(原題「The Curious Case of Benjamin Button」)のように、原題の意味をなるべく活かしつつ、でも直訳ではなく、というかたちのものもありますし、他にも、ほぼ直訳だけどなかなか上手く付けたな、と私が個人的に思うものとして、「10日間で男を上手にフル方法」(原題「How to Lose a Guy in 10 Days」)のように、原題自体が長めで、それ自体がサブタイトルのような感じのものも、中にはあります。

私も質問者様と同じく、サブタイトルを聞いた瞬間にその映画の格好良さが失われるように感じることも多々ありますが、一概に悪いものばかりではなくて、最近のもので「チェ 28歳の革命」、「チェ 39歳別れの手紙」なんかは、原題はただ「Che: Part One」、「Che: Part Two」だったところを、サブタイトルが付いたおかげで1部と2部の違いが分かりやすくなっていて、この邦題は上手いなぁと思っています。

かと言って、英語タイトルをそのままカタカナにしただけのタイトルで、まったく意味不明なものも中にはあるので(例えば「リバー・ランズ・スルー・イット」)、やはり配給会社の担当の方のセンスの問題になってしまうのではないか、と思ってしまいます。

日本映画が外国でサブタイトルが付けられているかどうかは、公開される国によって事情が異なると思うので、分かりません。ただ、外国向けの英語タイトル(例えば「おくりびと」の英語タイトル「Departures」のように)は、日本の映画を制作した側が付けているみたいです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
あれはキャッチフレーズだったのですね。
勉強不足ですみません。

公開権を取得した日本の配給会社が決めるとのこと、勉強になりました。
多くの映画の本当の題名を挙げて下さり、興味深かったです。

「Marley & Me」は、そのままでよかったような題名ですね。
「数奇な人生」は、ありがちなキャッチフレーズだと思っていたのですが
元々のタイトルを尊重して、日本語に訳した結果だったのですね。
「チェ~」の題名はいい題名ですね。断然見たくなります。

題名は製作者の方の思い入れが強い部分だと思うので
他国で勝手に変なタイトルを付けられるとかわいそうだなと思いました。
これからは配給会社の方のセンスと、
本当の題名を併せて見て楽しもうと思います。

補足日時:2009/03/16 14:38
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厳密にいうと、サブタイトルというのは、


「傳七捕物帖 女郎蜘蛛」の傳七捕物帖の
部分です。映画の題名は、邦洋すべて、映倫管理委員会の
審査を受けて、審査を通ったものです。
一般的には、配給製作会社の宣伝部が、付けるものですが
外国映画の場合は、契約が成立した時点で、まず邦題を
決定することが、最優先の仕事になります。
間違いやすいのが、ポスターに付けている、惹句(じゃっく)
といわれる、宣伝コピーを、サブタイトルとするものなどが
あります。ですから、本篇クレジットタイトルについていない
ものは、サブタイトル、ではありません。
昔の外国映画は、社名ロゴの次に、日本語版タイトルが
先付け、されて、認められた題名だという印に、映倫
審査番号が、スクリーンの隅の右下あたりに、ついていました。

この回答への補足

サブタイトルではないようですね。
ではキャッチフレーズということでよろしくお願いします。

補足日時:2009/03/16 14:33
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この回答へのお礼

回答ありがと
うございました。
配給製作会社の宣
伝部の方が作ってら
っしゃるので
すね。勉強になりました。

お礼日時:2009/03/16 14:37

正式な邦題と正式な原題は、信頼できるデータベースを見ると、わかります。

例えば、以下。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …
ページの頭を見れば、
正式な原題は『YES MAN』
正式な邦題は『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
だとわかります。『』の中すべてを書いて初めてきちんとした題名です。キャッチフレーズではありません。サブタイトルという見方もできますが、「正式なタイトルを」と言われたら『』内全部を書かねばなりません。ついでに言うと、この映画の場合「/」(スラッシュ)が入らないのが正式です。

ちなみに、同ページをスクロールしていくと、公式サイトにとべるリンクがありますよね。そこにとんでみると、キャッチフレーズが載った公式サイトの表紙を見ることができます。キャッチフレーズは「もしも、すべてに“イエス”と答えたら」だそうです。

私も質問者さんのように、「これって配給会社があとからくっつけたウザい副題なんじゃないの?」と思うことがあり、そういう時には、こうしたデータベースに遊びに行きます。すると、「ほう、ベンジャミン・バトンは原題も長いのか」とか「あ、やっぱ、マーレーはねえ」とか、いろいろな発見があります。ついでに、「なんだよ。ベンジャミン“ボタン”なんじゃん」なんて発見もあり、ついつい、我を忘れて、英文データベースIMDBのリンクにまでとんで、トリビア情報などを見て遊んだりしてしまいます。

質問者さんも、生活に支障がない程度に、ネットで遊んでみてくださいね。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
キャッチフレーズとサブタイトルや、「/」の事など、
トリビア情報がいっぱいありおもしろかったです。

他の回答者様の欄の補足まで読んでいただいたようで、
原題の調べ方まで教えて下さり、本当にありがとうございました。

ウザいという言葉は使うと評判が良くないので日頃は抑えていますが、
ほんと、「ウザい!!!!!」としか言いようのない副題ばかりで毎日ゲンナリしています。
回答の「あ、やっぱ、マーレーはねえ」がツボでした(笑)

私もトリビア情報などが大好きなので、
ネットで調べ物をしていたら、最初調べていた事とは全然違う事に目がいっていることがあります。
生活に支障がない程度に(笑)遊んでみますね。

補足日時:2009/03/16 18:54
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