性格いい人が優勝

省エネ大賞で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した日立の冷蔵庫が、実際にはリサイクル材を殆ど使用していなかったということが報道されましたね。

私は、これを知った時に、正直なところ「それみたことか!」と思いました。いささか乱暴な言い方と思われることも承知ですが、普段から「エコを食い物にする」ような企業が多いことに、不快な思いをすることが多かったからです。

例えば、
某大手スーパーマーケットチェーンでは、ペットボトルの回収箱を設置して、「このペットボトルをリサイクルして、ユニフォームに再生しています」なんてさもリサイクルに積極的なように謳っていましたが、実際には回収したペットボトル自体を自社のユニフォームの原材料に使っているわけでも何でもないですよ。そんなの、納入業者に丸投げするだけだし、その先のリサイクル業者がまともに何かに再生利用しているかさえも、怪しいものです。

それから、
某乳酸菌メーカーの工場見学をした時には、容器をリサイクルして定規などに再生していると言って、それをお土産に貰いましたが、リサイクル率を質問したら、見学者のお土産用に作っているだけなので、率にもならないくらいだそうです。偉そうにリサイクルなんて言うなよって!
ついでに、販売員の何とかレディの皆さんの膨大な数量(数万人分)のユニフォームって、どうリサイクルしているのかと聞いたら、販売員とは事業者契約なので、ユニフォームは会社で回収もしないし、それぞれの販売員が処分しているのでどうしているのか知りませんとさ!

更には、
◎立がCMで盛んにアピールしていますが、「2025年度時点で、1億トンのCO2排出量を抑制する」ってぶち上げていますが、計画を自慢げに販促に利用するって、私は嫌なCMだなあと思いましたね。自慢するなら、今までやってきた実績を言えって!

エコだけでなく、介護とかボランティアとかいったことまで含めて、そういった社会貢献的なものを自分たちの利益のために利用するって、私はすごく嫌なんです。
企業だから当然のことだというご意見も多いと思いますが、私は、昔、裏社会のボスが、「おとうさんおかあさんを大切にしよう」だとか、「人類みな兄弟」とか言っていたことと同じように、不快に感じてしまいます。

みなさんはどうなんでしょうか? ご意見をお聞かせ下さい。
また、もし同じように感じている事例がありましたら、それもお聞かせいただくとありがたいです。

長い質問文で、いささか感情的な部分もあって失礼しましたが、宜しくお願いします。

A 回答 (16件中1~10件)

長文失礼します。


企業にとってエコは付加価値に過ぎません。エコと名が付けば何でもいいのです。
例えば環境問題にしても、地球温暖化とC02排出量には因果関係がないと説く科学者も多くいます。
マイナスイオンと同じく、明確な根拠はないのです。
じゃあ何で企業はエコを唱えるのか。付加価値のためです。
他社製品との差別化、需要の喚起、経済性のためです。
もっと言えば利益のためです。ですから私は根本的に信用しておりません。
リサイクルをするなと説く科学者もいます。
リサイクルに費やされるエネルギー量は総合的に見て、
新しく物を作るエネルギー以上のコストがかかるからです。
コストがかかると言うことは手間がかかる。それだけのエネルギーを使う、
そのエネルギーはどっかから伐採してきた木炭だったりするわけですから、本末転倒だということです。

という実例があって、多くの科学者や政治家も本当はそれを理解しています。
(一部、素で思い込んでいる不勉強な人間もいるようですが)
にもかかわらず、それを支持するのは何故か?

日本のためです。世界のためではありません。日本のためです。
日本が世界に先んじてエコという「産業」を開拓することによって、
発展途上国を抑制し、エコという付加価値のついた
「本当は別にいらないかもしれない物」をそれなりの値段で売るためですね。

その結果貿易収支で黒字になりまた内需も盛んになる。
それによって景気が上向きになる。そういうことです。
排出権取引もまさにそうですよね。CO2排出量削減=金になる。
そういう仕組みを作り出した。
日本やその他先進国が高度成長やってたころは気にしなかったのにねw
つまり先進国ぐるみでエコ”商法”をやってるんですよwww
エコは幸せになれまっせ~ エコをやれば健康になれまっせ~ とねw

だからエコ対策はインチキだ!
と叫ぶのはあながち間違いではありません。
ですがそのために無駄なお金を使っているというのはあくまで科学的見解であって、
政治的な見解であれば、世界に対して日本が経済的優位に立つための方策と言えるでしょう。
たぶんトータルで見て日本の経済的にはプラスなんです。
ここまで理解していらっしゃる方は少ないでしょうね。

ただ「省エネ」については私は支持します。
というのは、同じエネルギー量で多くの世帯(の電気等)が賄えるとすれば、
それは文字通り、無駄の削減になります。
今までの電気代が半分になるのであれば、その機械購入代金を考慮すれば、
長期的に見てお得になるはずですよね。

また「省エネ」を突き詰めると、やはりそれはエネルギーの削減になり、
それはCO2の削減とほぼ同義ということになる。
環境問題とエネルギー問題は本来別個のものなのですが、
省エネ=環境に優しい という方程式で結びつけてより購買意欲を誘うのです。
(ここに因果関係が明確でないのでインチキなんですけどねw)

ここまで企業の見解、科学者の見解、政治家の見解、消費者の見解を述べてみました。
すると企業、政治家、消費者的にはなんとなくお得な感じがする。
反対するのは”本当に環境問題を考えている科学者のみ”という皮肉な結果になるのです。
手放しで賛成するエコ科学者よりも、学術的に否定的証拠を揃える反エコ科学者の方がよっぽど環境問題について考えているでしょう。
が、そこまでするのは少数派なのです。
多数派はそこまで考えてない。でも一見受け入れられやすい。だから支配的になっていく。
でもでもだからこそ、ほつれが見える。
「なんかおかしくね?」「企業が儲けたいだけじゃね?」と、ね。
事実そうなのですから仕方ありませんね。
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この回答へのお礼

企業にとって、エコは付加価値に過ぎないし、この時代であれば有力な販促手段の一つでもありますよね。
ですから、私も根本的に信用していないのはご回答者と同じなんですが、もし嘘のエコを謳っていても、それを信用してしまっている人々が多いのも現実ですよね。

リサイクルは、新たにものを作る以上にエネルギーがかかるというのは、他のご回答者へのお礼で書きましたが、ペットボトルの再生繊維がその一つの例です。
このペットボトルからの再生ポリを採用し始めたのは、実はエコのためではなく、高いけれども繊維の原料に使うバージンポリよりも品質がいいからなんです。そのために、高級品のスキーウェアーの裏地のフリース材として、使われ始めたんです。
だから、それこそエネルギーを余分に使った贅沢品でもあるということなんです。

ご回答の、実はエコやリサイクルは科学的な意味ではなく、特に日本が政治的経済的優位を確保するための手段だというのは、私には何とも判断付きかねますが、一企業の単位ではそういった会社も多いことは分かります。

「省エネ」は、ご回答の例のようなことであれば分かるんですけど、例えば今や当たり前になった夏場の「省エネルック」ですけど、そのシステム自体には賛同しますが、それ用に「省エネウェアー」と称して余計な服を生産して、無駄なエネルギーを消費をさせているのは、いただけませんね。
殆どのサラリーマンは、カジュアルも含まれば半袖シャツは既に何着も持っているんですから、それを着ればいいんでしょ? そのくらいの分別もなく、衣料品メーカーに乗せられて無駄なエネルギーを使うことも分からないなんて、企業人として変ですよ。

まあ、今回の私の質問の趣旨としては、エコが実効があるかどうかという問題ではなく、やってもいないエコやリサイクルを、やっていると嘘を付いてまで利用する企業の姿勢に対してお聞きしたかったのですが、それに伴っていろいろな側面でのご意見をいただき、とても参考になりました。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/24 06:08

リサイクルがシステムとして定着するための過程の中で必要な出来事なのかなぁ、と思います。



実際のところ、リサイクルが定着するかどうかは、人間が滅びるかどうかにつながってくる問題ですので、企業がなんといってようとみんながちゃんとしないと、結局全員死ぬんです。
たとえ私たち世代はなんとか生き延びたとしても、私たちの数代先の子孫が死に瀕することになります。

しかし、そんなことを考えて毎日を生きてる人なんてほとんどいないでしょう。
無意識レベルでリサイクルを行えるようになるためには、私利私欲に走ったり、それが見つかって「それはやっちゃダメだよね」ってみんなが理解したりする過程を経て、「ペットボトルは普通分別するでしょ」「紙が紙からリサイクルされてるのが普通でしょ」になるのだと思います。
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この回答へのお礼

「本当のリサイクル」が実行されて定着するのは、もちろん悪いことではないですし、それに向かっての過程であれば、試行錯誤の中でいろいろと問題も生じざるを得ないし、それを解決していくことも大事ですよね。

ただ、私が挙げたような「嘘のリサイクル」が大手を振ってまかり通っていると、将来に「本当のリサイクル」が実現するどころか、「名目だけで実行がない、或いはマイナスのエコになる」という危険性を感じます。

個人々々が無意識でリサイクル出来るようにはなりつつあると思うし、それはいい方向だと思いますが、一方で桁違いの影響力がある大企業がこんなことをしているようでは、個人の努力が泡のように消えてしまうようで、それだけに一層許せないんです。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/24 05:39

こんばんは。



昔勤務していた会社(大きめの会社)なのですが、ゴミの分別に厳しかったですね。
燃やすゴミ、プラスチック、空き缶、空き瓶、ミックスペーパ
きっちり分別していました。

ただ、私見てしまいました。
掃除のオバチャンが、燃やすゴミも、プラスチックも、ミックスペーパーも、全て、同じ袋に入れていました。
意味ないじゃぁ~ん(笑)

今の会社(やっぱり大きめ)でも分別方法はさらに細かいのですが、
やはり掃除のオバチャンは分別していないようです。

業務の時間を割いてエコ研修なんてのを受けましたが、馬鹿馬鹿しくなってきました。
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この回答へのお礼

以前テレビでも取り上げられていましたが、家庭で細かくゴミの分別をさせておいて、処理の段階では区別していないという例もありましたね。

しかし、ご回答の掃除のオバチャンの事例は、そんなテレビの報道よりも、ずっと分かりやすい例で、もう笑ってしまうしかないですね。

実際、個人~職場~ゴミ担当部署~担当者~回収業者~処分業者、と多くの手を経ていくのですから、どこか1ヶ所でもそんなことをしたら、元の木阿弥ですし、その危険度も高いですよね。
いや、むしろ分別に手間を掛けた分だけよけいな環境負荷を生じているのですから、かえってマイナスということでしょうし・・・

エコ研修だって、その通りに実行されないのであれば、馬鹿馬鹿しいどころかそれこそ無駄なエネルギーを消費したことになってしまいますね。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/24 05:30

2008年1月、製紙各社の国内大手5社全てが、再生紙偽装を行なっていたことが発覚しました。


年賀はがきは再生紙1%~5% → 40%の偽装、コピー用紙は再生紙60% → 100%の偽装です。

偽装発覚当初、大手5社を非難してた政府(政治家)・マスコミ・エコロジストらに対して、
製紙業界は「古紙100%の再生紙は実は環境には良くない」と暴露し、政府・マスコミ・エコロジー団体の姿勢に反論を述べた。

つまり偽装は、コスト削減ができて環境も良い、更に品質も良い、良い良い尽くし一石3鳥です。
メリットがないのに、なぜ偽装なんてしていたのでしょうかねえ?(棒読)

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#6さんの回答は、紋切り型というか推進派の常套句ですね。

> 温暖化の原因がCO2であると証明されてから動き出しても間に合わないでしょう。

温暖化の原因がCO2では“なかった”場合はどうするのでしょう?

> 温暖化の原因がCO2でないと証明されて、それまでの活動を悔いる人はいないでしょう。

CO2削減には膨大なコストが世界規模に掛かかります。コストは有限です、影響を受ける人が必ずいます。
具体的には、発展途上国の子ども達が、最も影響(生命に係わる)を受けます。

日本に限っても、2020年までの温室効果ガスの目標を1990年に比べ、最も厳しい25%減を目指す場合、
失業者数が最大で120万人増え、家計の可処分所得は年間で最大77万円押し下げられるとした。
(因みに、京都議定書で1990年基準でマイナス目標を課せられているのは日本のみ)

そういったことに目を瞑って……違いますね、そういった犠牲を承知でCO2削減をするわけですから、
もしも温暖化の原因がCO2ではなかったら、悔いるどころか政府やマスコミに対して非難轟々になるでしょう。
で、政府やマスコミと科学者が責任の擦り付け合いをするのかな(笑)

────────────────────

> エコだけでなく、介護とかボランティアとかいったことまで含めて、
> そういった社会貢献的なものを自分たちの利益のために利用するって、私はすごく嫌なんです。

企業のエコアピールは、ペットボトル消費大国なのに回収率の高さを誇ったりするようなものですね。
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この回答へのお礼

再生紙偽装問題は、今回の私の質問の趣旨にとってはいい例です。
エコを目指して行った「100%リサイクル紙」という謳い文句は、とても素敵なことに聞こえるんですよね。でも、実際には技術的にはスペックをクリアー出来ないし、採算ベースでは成り立たないことだし、更にはかえって環境負荷を高めることになる・・・そんなことは最初から分かっていたのに、「まずは、言葉ありき」で嘘を付く羽目になったということだと思いました。

CO2削減と温暖化防止の因果関係がどうなのか、いろいろと議論されているようですが、私としてはどちらが正しいのか判断しかねます。
ただ、CO2削減の実施に伴うマイナス点にあまり目が行っていないことについては、やはり首をかしげています。
もし本当にCO2の増加が温暖化の原因だったとしても、それを防ぐ対策によって大きな犠牲を払うことにならざるを得ないのであれば、その事実をもっと詳しく説明すべきですよね。

「企業のエコアピールは、ペットボトル消費大国なのに回収率の高さを誇ったりするようなものですね。」というご回答は、全くいい例だと思います。そういえば、ちょっと意味は異なるかもしれませんが、昔、マッチポンプなんて言われた政治家がいたことを思い出しました。結局、今の世の中も全然進歩していないですね。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/24 05:20

鉄道やバスを使うことがCO2排出量をネタにエコだと主張しています。



が、その影でとんでもないイジメをしているのを見逃さずにはいられません。

というのも、この両者はゴミを集めないという責任転嫁に没頭しているからです。

「環境対策のため、ゴミはお持ち帰りください」などと言われても、捨てる場所が変わるだけで、地球レベルではなんの効果もありません。むしろ、製造・販売する側が回収しなければ、ゴミの出ない商品はまず開発されず、「ゴミは家庭に押し付けるもの」という非常に腹立たしい発想しか感じられません。

移動中に食事をすると必ずゴミが出ます。しかし、そのゴミを処分する手段は皆無なのです。

このサイトで「ゴミを持って帰れ」を否定すると、必ず「相手の気持ちを考えろ」という悪口が帰ってきますが、所詮、ゴミを集めなくなった側が楽をする程度の効果しかないことも考慮してほしいです。他所で発生したゴミを回収してくれる施設が全くなくなった世の中で、ゴミを売ったり、利用者を長時間拘束するような施設では、たとえ有料でもゴミの回収をしてほしいと思います。
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この回答へのお礼

確かに、自動車や航空機に対抗する謳い文句として、鉄道は環境に優しいというキャンペーンを張ることが多いですね。
これについては理解できるんですが、企業の姿勢という観点から考えると、他の部分でアラも出てきますか。

私は頻繁に新幹線を利用しているのですが、「環境対策のため、ゴミはお持ち帰りください」というお願いには気が付きませんでした。ですから、全部車内か駅構内のゴミ箱に入れています。

それで思い出したんですけど、昔、わが社の社長になった人が、傲慢で人の言うことに耳を貸さないという嫌なヤツでしたが、ある日私の部署の横にやってきて、事務員の女性に横のゴミ箱を指して「君、このゴミをなくする方法って、分かるかい?」と聞きました。
彼女が分からないと答えると、「それはね、自分の家庭に持っていくんだよ」だとさ!! 実際、それ以来、集積場所以外の個人机でのゴミ箱は、全て使用禁止となりました(笑)。
東大出で頭がいいのを自慢していましたが、傲慢なだけでなく根本はアホなんだと分かりました。

結局は、エコだとか言いながら、実は人任せでゴミを自分の目から見えないようにしている・・・そんな傾向もありますよね。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/23 22:50

その関係の仕事っちゃ言えばそうなんですが…



何かISO14000Sがないと一流企業じゃないみたいな風潮の結果だと思います。
某携帯電話でも「破砕して企業独自の技術で分別」って?ムリ…
100%リサイクル?ムリ…
某一流車両会社でも100%リサイクル?
電線の被覆を燃料にするってリサイクルじゃないでしょ?
リデュースでしょ?
毎年環境負荷を軽減?企業活動縮小すれば可能ですけど?
数字なんかいくらでも「舐める」事できますからね。
別にその公表した数字について間違いがあっても
担当者をクビにすればいい事だし?
そもそも一流企業が環境負荷を軽減しました!

っていってもその下の処理業者や請負が
その分の数字を背負ってるのが現実ですね。
騒音・振動は確かに減りましたね。

何かマトモな事言ってる自分が笑える…
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この回答へのお礼

猫も杓子も「ISO14000S」という風潮ですが、これも取得していないと取引先が限定されてしまったりするので、致し方なくという企業も多いようですね。

携帯電話や車や電線の業界でもある程度同じことが言えると思いますが、繊維の世界では「サーマルリサイクル」が主流なんです。
名前ばかりはさも近代的な方法のようですけど、結局は銭湯で廃材を燃料にしていた昔からのやり方と同じことですからね。

それから、ご回答のように、自社でリサイクルシステムを回している企業は殆どないですよね。
度々ペットボトルの例を挙げますけど、スーパーマーケットを経営している企業が紡績とかユニフォームの縫製とかの業務も行っているという例はありませんし、結局は業者に委託するだけですから、自社の努力というのはいささかおこがましいように思います。

数字についても、毎年日経新聞が発表する「環境経営度ランキング」だって、実は申請の書き方一つで全然違ってくるんですし、全然当てにならないですからね。

まあ、ここでマトモなことを主張しても、確かに空しいかもしれませんね~

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/23 22:28

お礼いただきました、ありがとうございます。



訂正&追加です。

私が過大な表現をしていました。
私個人と企業を比較するのであれば10%は求めすぎ、0.000001%くらいに訂正します。

事例を求められていたのにすっかり失念していました。

私の勤めている会社も世間的には大きいと言われています。
(給料は安いくせに。)

で、支店にいた頃、必ず年に1回、初夏の時期にボランティア社員による地元の海岸清掃を行っていました。
本当に自由参加で無言の圧力や雰囲気も無く・・・管理職は半強制だったかな。(笑)
(労組が強いので社員に強制したら大問題です。)
私は息子達2人が幼かったので毎年参加していました。
人数は社員、家族を含めて1000人くらい。
8時開始でお昼までの4時間ほど。
集まるゴミはせいぜい用意されたトラック3台分くらい。
こんなモノは海洋汚染の観点から見ればミクロともいえないくらいの何の直接的効果も無いと言っていい行事です。
これが夕方のローカルニュースで「○○社員が○○海岸で清掃活動」と言って流れるんですよ。

企業名を良いイメージで30秒電波に乗せる費用を考えれば集めたゴミの運送費、処理費、行事を仕切る人員の人件費、参加した子ども達に配る企業キャラクター入りハンドタオル代など微々たる物です。
(子どもは何故かこういうのを貰うのが嬉しいみたいですが。)

これもご質問者さんであれば糾弾対象に当然なさるでしょう。
ここまで書いている私の意思も同様です。

しかし、ある年、参観日で小学校に行ったときに子どもの書いた作文が廊下のテーブルの上にあり息子のを読んでみたところ、その清掃活動に参加して海岸をきれいにしたこと、楽しかったこと、ハンドタオルをもらったことが誇らしげに綴ってありました。
最後に教師の朱書きで「いい事をして楽しい一日を家族で過ごせて良かったね。(花丸)」の一言が。

現在、高校生の息子達と釣りに行って帰りに「ゴミ片付けろよ。」と声をかけるとそこまでしろと教えた覚えはありませんが他の方が残していった周りのゴミも(全てでは有りませんが。)分別して集めています。

先生があの作文に「企業の偽善に利用されたんだね。もっと考えましょう。」と書いてあれば違ったタイプになっていたかもしれません。

ご質問者さんが挙げられている定規。
私は幼い子ども相手になら「ゴミになって皆が困るものを工夫してこんな役に立つものにしようと一生懸命考えている人がいるんだよ。」と言って渡します。

企業が自己利益のための社会貢献をしなくなり、CMで環境について大人も考えていると子ども達に伝えなくなる社会。。。

私はやっぱり企業の嘘に踊らされる愚かな消費者のままでいいです。

ご理解頂けていると勝手に思っていますが議論、反論のつもりは私にはありません。

ご質問者さんのように企業の姿勢をしっかりと見極め、悪いところは悪いと言える消費者もまた社会には必要だと私は思っています。

面倒なところを押し付けて逃げるようで申し訳無いのですが、そもそも私は「正義」、「善」、「誠」というものを持ち合わせない人間なのでご容赦ください。

正直、このご質問で色々と考えさせていただきました。
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この回答へのお礼

わざわざのご訂正、恐縮です。
まあ、私の質問の趣旨としては、率の比較の問題ではないと思っているのですが、追加でお答えいただいた例は、私の意図を説明するのにいい礼だと思いましたので、コメントをさせていただきます。

ボランティア社員による地元の海岸清掃をやられているというのは、ご立派な会社だし、それに参加されているご質問者も素晴らしいと思いますよ。
私が言いたいのは、こういった活動を実際に行っているかどうか、やってもいないのに嘘をついて宣伝していないかどうか、ということなんです。
テレビのニュースで取り上げられたのは、何も宣伝をしたくてテレビ局に頼んだわけではないでしょう? これは私の挙げた例の正反対の行為ですよ。
わが社も清掃などのボランティアを行っていますが、それを載せているのは社内報と会社案内の片隅程度ですよ。
これを私が糾弾すると思われたということですが、それは全く逆ですので、是非ご理解いただきたいですね。

だから、お子さんがその清掃活動に参加されて、そのことで楽しく、しかも誇らしく思われたなんて、最高じゃないですか!

それが、例えば例に挙げたスーパーマーケットのCMに小学生たちが駆り出されて、「ここのお店のユニフォームって、僕たちが集めたペットボトルで作られているんだって! 素敵なことだね~」なんて言わされるとしたら、私は納得できないし、自分の子どもには参加させません。

定規の件は、実際に再生できるのであればあとは回収方法も含めた「採算」の問題だと思うんですが、何とかレディと事業者契約という形態を取っていることも障害の一つなのかと思いますが、その形態自体が、企業都合によるものと思う私は、懐疑心が強すぎますかね?(笑)

私も別に「正義・善・誠」で生きている人間ではありませんが、偽善するにも程度があると思いますし、あまりにもバカにするようなことには、我慢が出来ないんです。

みなさんのいろいろな見方が聞けて、私も大変に参考になりました。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/23 12:47

リサイクル(再資源化)は環境負荷を考えた場合には極力避けるべきことで場合によっては新しい素材を調達する方が環境負荷が少なくなることさえあります。


なるべくリサイクルしなくて済む方法を考えて欲しいです(より具体的には手をかけずにそのまま再利用したり最小限の手を加えて別な用途に使えるようにしたりする方法やシステム)。単にリサイクルに配慮していたりリサイクルをやっているというのは現在ではアピールできる内容ではないと思います。
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この回答へのお礼

リサイクルが環境負荷の面からすると、むしろマイナスになってしまうというのは、私も感じるところがあります。
専門以外についてはおいそれとコメントできませんが、例えば例に挙げた「ペットボトルの衣料品へのリサイクル」についていえば、実は再生ポリエステルの方がバージンポリエステル(原料から作るものを、業界ではこう呼んでいます)よりも、ずっと高いんです。
つまり、それだけ製造工程でも手間がかかるわけで、その環境負荷についてはあまり言われませんけど、これも変ですよね?

更には、ペットボトルはその再利用の殆どが繊維であって、本来のペットボトルに再生されているのは10%程度です。ペットボトルがリサイクルの代表選手みたいに言われていますけど、とんでもないですよ。
だから、業界は自分たちで再利用するシステムを作るか、低コストで再利用できる容器を使えばいいと思うんですけどね。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/23 12:20

こんにちは。



省エネ大賞という賞が初耳だったので、そんなのがあるんだなと
今回の報道で知りました。それにしても、実態を調べないで
認定(選出)したなんて、すごく大雑把な仕事しているなと感じました。
賞自体も、お金が動いてもらったものかもしれない、と勘ぐる
自分のような人もいるかもわかりません。

自分は、家電製品や車等を買うときに、地球にやさしいとか
消費エネルギーについて等、考えた事が一度もといっていいくらい
ありません。ただ、好きなデザインか、形か、使い易そうか、だけです。

ですから、今回発覚した件についても、他人事で怒りはないですが
環境の事を考えて、少し高いけどこれにしようと購入した人や
性能はいまいちだけど大賞をとった商品だからこれにしよう!、と
決めた人は、いろいろと思うところがあったのではないかな、と
想像しています。(忘れっぽい日本人は、もう数週間すぎれば?忘却?)

自分は、恥ずかしながら、ペットボトルの回収箱を利用した事がなく
利用している人をマメだな、とおもってみていました。(います。)
そのかわりペットボトルは殆ど買わないでマイボトルを使って
節約もかねています。ですので、ユニフォームの素材やエコ小物にして
再生利用していることについては、業界紙などでみたことが
あったので知っていましたが、実際そのタグのついたエコ小物さえも
みたことがなかったです。
辺りにゴミが散らばり景観が失われるよりは、エコ回収という名称で
集めてそれですこしでもきれいになっていれば、その後のことは
なんでもいいかな、というのが本音です。


それから、
某乳酸菌メーカーの工場見学はしたことがないので、その定規は
みたことがないけれど、もしお土産にもらったら、
へえーと思って、じっくりみてにおいを嗅いだりするかも。笑
リサイクル率については、思いつかないかもしれません。
でも、見学者はおとなばかりではないはずなので、
リサイクルっていうものの原理を知るには、わかりやすいから
教材としては、手に取り易く目に見えるものでよいな、と思います。
ユニフォームじゃないですけど、ユニクロのユーズドのフリースを
一時期、店頭でリサイクル回収していたという記憶がありますが
ああいうのも、子どもにはわかりやすいのかな、と思います。


「2025年度時点で、1億トンのCO2排出量を抑制する」という
CMは見た事が無いですが、数値的なことってキャッチーで
信憑性があるように見えてしまう場合が多いので、鵜呑み人には
楽で効果的な方法だとおもいます。だから、企業もそれを
取り入れている所もあるのかなと思いました。


自分は、人間がいなくなれば一番それが地球にやさしい※
と思っているので、車だって家電だって必要があれば
森林破壊だってやめる事ができないとおもっています。
なので、省エネに気をつけて行動なんてしていないので
腹が立つこともないのかもしれません。
地球上の絶滅危惧種や希少動植物を過剰に守ったり、
野良犬や野生の動物が人の目に触れるところで生死をさまよっていたり
山に帰れなくなっているときに、住民のくらしの安全をまもる
ために動物を保護したり捕獲しているのは必要な事だと
おもうけれど、みせものみたいにやってきて愛嬌をだしている
動物を森へ返すとか、崖にいる動物の落下防止のためにネットを
はったり、そのために税金で職員や公共の車やはしご車が動いているのが
納得いかないです。
同じ地域で、たとえばクーラーもなくおにぎりも食べられず
いま寝返りも打てず、苦しんでいる人や困っている人がいるのに
日の当たらないところは、無視して見えないふりして、救出!とか
そういうわかりやすい動物愛護とか地域のヒーローみたいなところには
呼ばれていないのに出てきて、というのが不思議です。
動物があまり好きではないので、そう思うのかもしれませんが。笑


※地球にやさしい という表現は好みじゃないですけど
敢えてこの文では使っています。

あと、マイ箸を普段は、持参してときどき利用していますが、お店などで
割り箸じゃなくて、洗ったプラステックの箸を使っているところが
増えましたが、あれが苦手です。
なんかお金を払って飲食しているのに、給食や社食や病院食みたいで
味気ないというか、雰囲気が出ないというか、なさけないです。
割り箸じゃないのに、紙の箸袋に入れてあるところも、無意味だし
割り箸ぐらいいいじゃん、麺類とか和食などは割り箸で食べたほうが
おいしいのに!って思います。まったくエコ思想ではなく
感覚で生きているので、この場にふさわしいような高尚な考えが
言えずすみません。

でもみんなエコについて気をつけて生活している(ふりをしている?)
ので、普段は自分も気をつけているように話を合わせていますが
実際は、すぐにゴミになるのをわかっているけど
過剰包装を敢えてしてもらうし、エコ商品よりも、自分の気に入った
エコじゃないものをたくさん買ったり、地域の環境問題の団体が
作っているエコのノートを買って、人にあげたりもしているので
見る角度によっては、エコに関心のある人にみえるかもしれません。
家にクーラーもないし、車のエアコンも使わず、乾電池も
デザインが気に入ってエネループをつかっているので。
しかし、実際は何も考えていません。
考えていないけど、よいところだけ取り出して、数値化すれば
自分もすばらしいエコ生活をしているようにみえるかもしれません。
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この回答へのお礼

お役所仕事の致命的な欠陥の一つに、「現地現物の確認」をしないか、しても形式だけのおざなりのものだということがあり、今回もそれが現れた例だと思います。
お金が動いて汚職になるケースも多いですけど、お金にかかわらないことで”さえ”、そうなんですから、全く呆れ返ってしまいますね。

環境のことを考えているから購入したという人は、そんなに多いとは思いません。ただ、今回の例のような環境問題のアピールは、長期的にその企業に対するイメージを高める戦略でもあるんですよね。
子どもたちに対する対応は、それこそその典型で、将来の顧客に対する自分たちのイメージを植えつけるという意図もあるんですよ。

ゴミが少なくなったりするのは、もちろんいいことですし、どんどんと進めて行きたいですよね。だから、何も嘘まで付いてエコなんて言わなくて、「環境美化運動」と言えばいいのに・・と思う私は、やっぱり捻くれているんでしょうかね?(笑)

エコだとか省エネだとかは、おっしゃるように自然に行えればいいんです。
企業も自然に行っていれば、私も何も言わないどころか尊敬もしますが、「嘘をついておためごかしをするなよ!」ということです。

過剰包装についても、例えば書店で、エコと称して包装カバーを省略するなり簡易包装にするなりというお店が増えましたよね。
でも、あれだって私は抗議したことがあるんですけど、本で省エネするのならば、まずは過剰に豪華な表装自体を止めるべきだし、そちらの効果のほうが圧倒的に大きいですよね?
海外ではペーパーバックが普及しているのに、日本では文庫本でさえ表装を付けていて、それでいて安い包装カバーを止めましょうなんて、チャンチャラ可笑しいですって!

ご回答に関することで私が思っていることを書きましたが、まだまだ書ききれないほど納得できないことが多くて、いつも妻に「そんなにいちいち怒らないで」とたしなめられます(笑)。
愚痴みたいなお礼になってしまいましたが、お許し下さい。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/23 12:03

うん、その通り。

そういう会社はどうも胡散臭い。どうせ金儲けのタネにしてるんだろ、と思うぜ。

だがな。
じゃあ、反対に猛烈に清く正しく美しい会社があったとする。社員みんな、一丸となって世のため人のために働いている。生活保護以下の給料で休日返上、残業はすべてサービス、家屋敷も財産もすべて世の中のために提供し、平社員のみならず社長以下全員がホームレスさながら、過労死寸前に働き、すべての利益を社会奉仕に使い、みんなきらきらした瞳で「世の中のためになってよかった」と心から喜ぶ。

んな会社があったら、そりゃあ「エコを売り物にする胡散臭い会社」の百億倍は怖いぜ。何が怖いって、「100%、何から何まですべて善、後ろ暗いところ、人に見せたくないところはこれっぽっちもない」というものほど怖いものはない。人間じゃないだろお前、と思う。

エコは時代の流れだ。だから会社としちゃエコ・ブームに乗りたい。どうせだからちゃっかり会社の宣伝に使おう、ついでに内緒でごにょごにょっとちょっとだけごまかして利益にもつながればいいなぁ。このせこい考え、似非な思考、それはいやらしいし不快だけど、なんてのかね、どこか「人間くさい」感じがする。あぁ、大企業といえども、やっぱ人間だよな、と思って安心する部分がある。巨大企業が、本気で世のため人のため利益を捨て活動し始めたら、オレは不安になる。ちょっとおかしくなったんじゃないか?と思う。

もちろん、行き過ぎて、それを食い物にするようになっちゃおしまいだ。介護を食い物にした派遣会社があったよな。ありゃあいけねえ。が、逆に「福祉を金儲けにするな!」と、介護やケア関係のほとんどのところがかつかつ食えるかどうかぐらいにしか儲からないというのも、こりゃどうだ?と思う。世のため人のため、儲けなんか考えずにやれ、というのは間違いだろう。会社は本来、金儲けのための組織だ。それが、世のため人のため、利益を捨てて行動するとしたら、それはどこかおかしくなっていると警戒しなけりゃいけないんでないか。

だから、企業が偉そうに「いいことしてます」と宣伝し、たまにその裏側が暴露されて大恥をかく、という今の構造は、案外、世の中がまともな証左かもしれない。そういうけち臭いことがまだ通用する世の中だ、ということなんだろう。まぁ、日立のニュースみたいなのが出てくれば「バーカ、やりすぎなんだよ」と思うし、あまりにごまかし方がひどければ腹も立つ。が、それはあくまで「バランスの問題」だ。完璧な善人会社も、完全な悪人会社も、オレはどっちも同じぐらいに怖い。灰色より、ちょっとだけ白っぽい、ぐらいであれば、まぁ十分だろ。
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この回答へのお礼

私が挙げた会社は、当然お気付きだと思いますが、日本を代表するような企業です。
そういう立場の会社が、こんな嘘八百で偉そうにアピールして、いいものでしょうかね? というのが私の気持ちです。

例に挙げられたような、清廉潔白・社会の味方・国家の代理みたいな会社があれば、そりゃ怖いですけど、いくら論理を裏返して考えてみるとはいえ、そんな事例がないでしょう。少なくとも、私はお目にかかったことも聞いたこともありませんし・・・

それに、巨大企業にそうなってくれとも思いませんし、人間くさいのも人間の集団が会社なんですから、それがなければ成り立たないでしょうね。

でも、でも、でも、偉そうに嘘を付くのはそりゃないと思いませんか?

前のご回答者も書かれていますが、そこそこの真実があれば私も企業人の一人ですから目くじらを立てませんよ。
わが社も立派とは言えませんが、こんな嘘はさすがに付きませんよ(笑)。

ご指摘の、「行き過ぎて、それを食い物にするようになっちゃおしまいだ」って、こんなことから始まるような気もするんですけどね。

たまたま今回は、日立がバレましたけど、私が挙げた例だって、みなさん全然知りませんでしたでしょ?
だから、こんな場所ですけれども、知って欲しかったし、更にはみなさんからも似たような情報が聞ければいいなと思った次第です。

ご意見ありがとうございました!

お礼日時:2009/04/22 14:13

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