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2000年台前半までは各世代に一頭はいたものですが、
ここ最近は全くと言っていいほど該当する馬がいません。

外国産馬が強かったかつての方が出走制限が厳しく、
賞金も稼ぎにくかったのに、それがゆるくなったら
逆転するというのは、なぜでしょうか?

現在、日本競馬で活躍するのはサンデーサイレンスの孫たちですが、
G1二勝・獲得賞金6億7000万円のデルタブルースが、
種牡馬になれないほどの飽和状態です。

その一方、
グラスワンダー・シンボリクリスエス・エルコンドルパサー・
クロフネのように日本の競馬に適合できた外国産馬は
種牡馬として非常に優秀な成績を上げています。

出走制限緩和に加えて、種牡馬としての売却のことも合わせると、
外国産馬を購入して日本で走らせるのは、むしろ昔に比べて
高メリットではないかと思うのです。

現在の外国産馬減少傾向は、私の知らない事情からなのでしょうか。

A 回答 (4件)

>外国産馬が強かったかつての方が出走制限が厳しく、


>賞金も稼ぎにくかったのに、それがゆるくなったら逆転するというのは、なぜでしょうか?

政策と努力が実ったと評価して良いのではないでしょうか。

自由化の波が押し寄せた際に、
出走制限の緩和、撤廃しても成り立つように性急ではなく段階を経て徐々に進め、
また、生産者も保護された状態から、そうでない状態への対応に努力を重ねた結果として今があると思います。



>現在の外国産馬減少傾向は、私の知らない事情からなのでしょうか。

http://www.library.maff.go.jp/GAZO/20020509/2002 …
http://www.keibabook.co.jp/homepage/topics/topic …


<昨年>
生産:競走馬7361頭
輸入:競走馬167頭、種牡馬7頭、繁殖牝馬135頭

<10年前>
生産:競走馬8391頭
輸入:競走馬345頭、種牡馬4頭、繁殖牝馬78頭


確かに○外は半減していますね。
でも、繁殖牝馬の輸入は倍増しています。
輸入馬の需要は変わりませんが、出来合いの物を買って来るより、
材料から買って作り上げるとういうスタイルに変わったと思えます。
生産や管理の技術が格段に向上したからこそそれが可能になったと思います。



>強い外国産馬が最近減ったのはなぜ?

外国産馬の強さはほぼ一定です。
ただし、輸入量が半減しているので層は薄くなっています。
内国産馬の生産頭数も千頭ぐらい減っていますが、外国産馬との比率では優位になっています。
内国産馬の質は格段に向上しています。
奇跡的に生まれる怪物の出現率は変わらないですが、クズ馬が減っています。
条件馬からオープン馬まで質が高くなっていて、外国産馬とは完全に横並びになっています。
質が横並びなら、数の優位さがそのまま優位になります。
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血統的なレベルの上昇(育成技術の上昇も含む)


経済状況の悪化
という二つのポイントはあると思いますが、逆説的に、サンデーサイレンスが死んだ、ということもあるのではないかと思います。

サンデーサイレンスの産駒がデビューした1995年から、ラストクロップの2006年の12年間。クラシック競争60戦の勝ち馬の父は以下のようになります。

サンデーサイレンス 18頭で23勝
ブライアンズタイム 6頭で7勝
トニービン 3頭で3勝
オペラハウス 2頭で3勝
ダンシングブレーヴ 2頭で2勝
ダンスインザダーク 2頭で2勝
サッカーボーイ 2頭で2勝
シェリフズスター 1頭で2勝
フォティテン、ダイナガリバー、アフリート、ラストタイクーン、アドマイヤベガ、エンドスウィープ、メジロライアン、ロドリゴテトリアーノ、サクラユタカオ-、ホワイトマズル、スペシャルウィーク、キングヘイロー、カーリアン、キングマンボ、クリスタルグリッターズ、エルコンドルパサーがそれぞれ、1頭で1勝

と、見ての通り、圧倒的な強さです。しかも、複数頭のクラシックホースを出している種牡馬のうち、ダンシングブレーヴ、トニービンはサンデーサイレンスよりも早くに死んでおり、ブライアンズタイム、サッカーボーイはサンデーサイレンスよりも高齢です。
そして、サンデーサイレンス産駒を手に入れるためには、セレクトセールが行われる前は、社台グループとの庭先取引などが必要でなかなか手に入りづらく、また、セレクトセールが始まって以降(1998年が第1回)は、今度は、サンデーサイレンス産駒の値段が極めて高騰しているため、なかなか手に入れられない状況でした。

それらを考えると、非サンデーサイレンスで有力馬を手に入れる、となると国内よりも外国産馬を手に入れた方が効率が良い、ということも言えます。


ところが、サンデーサイレンスが死亡したことでその状況は変化しました。
サンデーサイレンス産駒の種牡馬・アグネスタキオン、フジキセキ、ダンスインザダーク、ネオユニヴァース、マンハッタンカフェなど、それぞれ、優秀な種牡馬ではあります。しかし、サンデーサイレンスほどの圧倒的な強さはなく、また、多くの産駒がいるため、サンデーサイレンスほど高騰することもありません。
逆に、外国産馬の場合は、日本の馬場適正があるかどうか、など、バクチ的な要素が強くなってしまいます。
となれば、適正はわかっている内国産馬を購入した方がデメリットが少ない、という部分もあると思います。

個人的には、関東馬が、ようやく巻き返しつつある、というようなものも、サンデーサイレンスという圧倒的な存在が消えたことで、東西の血統の格差が縮まったことが大きいのではないかと思っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

安いサンデーの孫と博打の外国産馬が
同価格なら、皆サンデーの孫を買いますよね。

サンデー産駒は社台生産馬が圧倒数でしたが、
サンデーの孫は、日高で大量生産されているので、
こういう結果は必然ということかもしれませんね。

良回答のポイントを付与するつもりでしたが、
誤って別の回答に付与されてしまったことをお詫び申し上げます。

お礼日時:2009/06/20 12:52

それだけ内国産馬の血統レベルが上がったということでしょう。


90年代まで、外国産馬は特に短距離戦で圧倒的な強さを見せていました。
(スプリンターズSでは95,97~99年、安田記念では97,98,00~02年に外
国産馬が優勝)
それまでのイメージとしては内国産に比べて外国産はスピード面で優れ
ていたわけです。ダンチヒやヌレイエフ、ミスタープロスペクターなど
の系統がその典型ですね。
それがサンデーサイレンス産駒をはじめとする内国産馬の活躍で、外国
産馬のスピードの優位性は薄れました。
そして現在は内国産、さらには父内国産の活躍が広がっています。
今は○父という表記がなくなっているように、出走制限による優位がな
くなっているにもかかわらず、です。
当然ながらサンデーサイレンス系、ブライアンズタイム系(タニノギム
レット等)、トニービン系(ジャングルポケット等)の御三家の活躍に
よるところが大きいです。
ノーザンテーストにより大きく変化した日本の血統地図は、さらに御三
家が代を重ねることによって、さらに世界と近付いたと言えると思います。
ただし今後の種牡馬として新たな血を入れる局面になるでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

外国産馬にスピード面での優位がなくなったということ
であれば、購入費用が特に安いわけでもない外国産馬
よりも、JRAからの出走手当てや奨励賞などが
手厚い内国産馬の方がお得ですよね。

お礼日時:2009/06/18 12:49

単純に、不景気だから輸入する資金がなくなったと見るべきです


国内は、景気状況で価格もダンピングされるので
そこそこで変えるけど、○外は生産コストに輸送コストが加わるから
割高ですね

それに今はまだ、サンデー系統が走るので
国内で勝ったほうが安くてロマンが持てるのでいいと見てます

ただ、あと5年、サンデーのひ孫時代になると
血統飽和がおきそうなので
その後はまた、○外時代が来そうな気がします
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、安い投資で稼いでくれる馬となるとやはり
サンデーの孫ですね…。

おっしゃるとおり、今後、サンデーひ孫全盛期が訪れるよりは、
外国産馬復活の時代が訪れる方が可能性が高い気がします。

お礼日時:2009/06/18 12:54

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