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銀河英雄伝説OVAの第三期(55話から86話)でエンディングテーマ(歌 小椋佳さん「歓送の歌」)が流れている間に、同盟側の登場人物が景色のいい自然の中で私服を着て、楽しそうにピクニック?をして、ワインを飲んだり食事をしているところの映像を、宇宙船に乗っているユリアンがしみじみと見ているというシーンがあります。
 この食事会のシーン?は実際に存在しうるのでしょうか?(もちろん、アニメの中にはなかったことは承知しています。)
 原作の小説はまだ読んだことがないのですが、小説の中にでてくるのでしょうか?

 ヤン・ウェンリーが一時的に退役してハイネセンに帰ったときは、メルカッツ提督やポプランはどこかの宇宙にある要塞にいたので、一同が集まることができると考えられません。
 とすれば、イゼルローン革命軍ができた後に、イゼルローン要塞の中に、自然の風景を再現するような施設があって、そこで、みんなで食事会をしたのでしょうか?

 いろいろ考えられるのですが、銀河英雄伝説をご覧になったことがある方はどのように思われますか?
 どうでもよいことですが、気になってます。ご自由な想像でもかまいませんので、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

NO.1さんの仰るとおり原作にはないアニメ・オリジナルでエンディングにしかないシーンですね。



ところであのメンバーを見ると・・・
ヤン一家(ヤン、フレデリカ、ユリアン)
キャゼルヌ一家
アッテンボロー
ポプラン
シェーンコップ
カリン
メルカッツ
シュナイダー
マシュンゴ
パトリチェフ
ムライ
です。

この登場人物の動きを見ると・・・
カリンの初登場は宇宙暦799年6月で、メルカッツ独立艦隊がダヤン・ハーン基地に隠れ潜んでいる時です。当時、ここにはメルカッツとシュナイダーやポプランがいました。
ここに地球を目指すユリアンとマシュンゴがやってきて、ポプランはユリアンに引っ付いて地球に行きます。
一方、ハイネセンでは7月にヤン提督が同盟政府の謀略により暗殺されそうになり、まあ色々あってハイネセンを脱出します。共に脱出したのが、フレデリカ、アッテンボロー、シェーンコップ、キャゼルヌ一家です。
そしてダヤン・ハーン基地でメルカッツ達と合流し、後にエル・ファシルに行きます。
ヤン一行がエル・ファシルに来たのが12月9日です。
12月11日には地球に行っていたユリアン一行がエル・ファシルに到着しヤン提督と合流します。
そしてイゼルローン奪還作戦が始まり、宇宙暦800年1月13日に要塞を奪還します。
ヤン提督がイゼルローン要塞に帰還したのは1月22日です。
この時、まだヤン艦隊に合流していないのは、ムライとパトリチェフです。彼らは同盟軍に残っていたわけですが、宇宙艦隊からヤン提督に譲渡された艦艇を預かりヤン提督のもとに向かっていました。彼らがイゼルローン要塞に来たのが1月末です。
ここにおいて、ようやくエンディングのあのシーンに登場していた人物達が全員集まったという事になります。
軍首脳が要塞を空にしてエル・ファシルでピクニックという事はないから、やはりイゼルローン要塞内部でのピクニックでしょう。
帝国軍は4月2日にはラインハルトが艦隊を率いて、ハイネセンを出発しますが、この頃にはすでに回廊の帝国側にメックリンガー提督の艦隊が布陣しているので、ヤン提督にあのようなピクニックをしている余裕は無いのではないかと思います。直ぐにヤン艦隊も行動に出てますし。
ですから、おそらくエンディングにあるようなピクニックが行われたのは宇宙暦800年2月から3月の間であり、ヤン提督とラインハルトの最後の戦いである「回廊の戦い」の直前の事だと思います。
「回廊の戦い」でラインハルトが停戦と会談を求めてから、ヤン提督が実際に会談に行くまで数日あり、ここでもまだメンバーは全員生存していますが、フレデリカさんがインフルエンザで発熱しているし、戦闘直後にピクニックの余裕はないと思いますので。
ですが無いとは言い切れません。あのメンバーにフィッシャーが入っていないからです。ムライ、パトリチェフ、フィッシャーは3人セットで扱われてきたようところがあるので気になります。あのピクニックに参加していて当然だと思うのですが・・・フィッシャーが戦死したのは「回廊の戦い」でです。
ピクニックは「回廊の戦い」の直後に行われ、そのため戦死したフィッシャーの姿が無いとも考えられますし、ピクニックのあとフレデリカさんがインフルエンザになったとも考えられます。
まあ私としては・・・やはり決戦前のピクニックで、フィッシャーは艦隊を預かりお留守番していたのでしょう。上級指揮官が1人も司令部にいないのはまずいでしょうからね。
だからあのピクニックは、おそらく決戦前にみんなで集まった穏やかな日々の一日・・・殆どのメンバーが私服だったのは戦争の事は一時忘れて・・・そんな趣旨のピクニックだったのではないかと思います・・そしてみんなが集まったのは悲しい事にこれが最後になってしまったという・・・
だからユリアンがあんな表情をしていたのでしょう。
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この回答へのお礼

 質問の趣旨に真正面から沿った上に、詳細かつ正確な回答をしていただきありがとうございます。
 具体的にピクニックが行われたのは「宇宙暦800年2月から3月の間」と推理されたのは、お見事です。
 なるほど、ポイントはカリンの初登場以後であること、フレデリカさんのインフルエンザ、ムライとパトリチェフが合流した後であること、なんですね。
 ユリアンの物憂げな表情には、そのような意味があったのですね。
 個人的には、メルカッツ提督のカジュアルな服装をぜひとも見たかったのですが(笑)、帝国軍人たるもの私服など持っていないのでしょうか。。。

お礼日時:2009/06/24 17:28

小説本編でもそのような描写はなかったですよ。



イゼルローン内にも公園などはありますから、そこでそういう食事会というかパーティーというかがあったとしても不思議はありませんけどね。

まぁアニメオリジナルのユリアンの回想と言う事で良いんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

 あの描写が好きで、そのうち出てくるのかなと思って見ていたら結局最後まで出てこなかったので、どうなってるのかなと思いました。
 そういえば、イゼルローンの中に公園があって、ユリアンが佇んでいましたね。戦いの合間に同じ志を持つ仲間として親睦を図るためそういうイベントをやっても不思議ではないですね。激しい戦闘シーンが多かったので対照的なエンディングが印象に残りました。
 ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/06/23 20:47

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