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I→IV→V7について質問です。

Key=Cの場合

C→F→Gを

C→F→G7と書いてるのをよく見ますが
なぜ、Gにだけセブンスが付くのでしょうか?

C7→F7→G7としてもいいような気がするのですが・・・

アドバイス宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

こんにちは!




>C→F→G7と書いてるのをよく見ますが
>なぜ、Gにだけセブンスが付くのでしょうか?


まず、セブンスコードというのは
それだけを弾くと、他の響きに移りたいと感じさせる不安定な響きを含んでいます。

G7の場合は、ソ、シ、レ、ファという構成音ですが
この中のシとファをピアノかキーボードで同時に和音で弾いてみてください。
それだけだと、ちょっと落ち着かない響きだと思います。

そこでシとファの和音の後に、ドとミの和音を弾いてみてください。
不安定な響きから解放されて、落ち着いた響きになったと思います。
ドとミというのは、Cのド、ミ、ソに含まれている音ですよね。

いかにも「Cに戻ってきた!」と感じる響きだと思います。

実は、そのコード進行のキーを決定する最もはっきりした響きが
□7→○という動きなんです。
理論書では「V7→I」と書いてあったりします。

不安定な状態から安定された状態に戻った!と感じるから
そこがキーの元になるんです。
G7→Cの場合は、Cに戻った!と感じるからキーがCなんです。

こう言うと、□7の後に来るコードは全部そのキーになるの?という疑問が出てくると思いますが
もちろん、全てがそう言うわけではありません。
そのキーの元に戻ってきた!と感じるコードは、基本的にキーに一つだけです。
Cの場合はそれがG7なんです。(マイナーキーや裏コードを含めると理論上はもっと増えます)

説明のために「※キーがCの場合」と書かれていることはありますが
実際は逆です。

最初にキーを決めるのではなく、響きがキーを決めています。
正直なところ、キーはコード進行の解釈でいくらでも変わりますので
あまり重要ではありません。


これは余談ですが、音大の和声の授業などで、キー(調性)を特定する必要がある場合は
キーが特定できるように問題が作られていますので
何かの曲コード進行を見て、キーが一つに特定出来ないからといって心配する必要はないです。

いくらでも解釈出来るコード進行は、いくつも答えがあって正解なんです。


話を戻して
C→F→G7とGだけセブンスになる理由は、言ってしまえば
さっきも書いたとおりG7が不安定な響きなので
コード進行のモデルとして説明しやすいからです。

セブンスがわざわざ付くのは、理論上の説明がしやすいからです。



>C7→F7→G7としてもいいような気がするのですが・・・

ダイアトニックコードを理解されると疑問は晴れると思います。

基本的なことだけ説明させてもらうと
ダイアトニックコードとは、そのキーで使える7つの基本的なコードのことです。

Cメジャーの場合は、CM7、Dm7、Em7、FM7、G7、Am7、Bm7-5の以上です。
これらがC、Dm、Em、F・・・という三和音で説明されている場合もありますが
実際は四和音が理論的にも矛盾のないダイアトニックコードの一覧です。

CやFは、CM7、FM7に含まれているので使われています。

そして、C→F→G7の進行で、C7、F7を使わない理由は
そのダイアトニックコードの中に入っていないからです。

セブンスは不安定な響きをもつ特殊なコードだと覚えておくとわかりやすいです。
もちろん、C7→F7→G7という進行は別に使ってもいいんですが

説明するときには、C→F→G7という形が一番基本的で、理論的にシンプルな形なんです。
だから、理論に沿った説明のためにあえてGに7を付けていると考えると良いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
返事が遅れて申し訳ありません。
大変、参考になりました^^
G7を使うのはドミナントモーションということですね。
G→CよりG7→Cに進行した方が、
セブンスの「ファとシ」が「ミとド」へ
ドミナントモーションになり、
不安定→安定に行き解決感を出せるんですね^^

お礼日時:2009/07/15 09:58

Key=Cのダイアトニックスケールには、C7の7thを決定するB♭やF7の7thを決定するE♭の音は含まれていません。


しかし、G7の7thを決定するFは含まれています。
ですから、三和音で示せばC-F-Gとなり、四和音で示すとCmaj7-Fmaj7-G7となるわけです。

これは五線譜にド・ファ・ソと書いて、その上に1音飛ばしで音を重ねていけばすぐに分かることです。

よってお示しのC7-F7-G7は、ブルース進行の3コードでは(ブルースペンタトニックでは7thの音がスケールに入ってくるので)常用されますが、普通のJ-popやフォーク系の曲ではあまり使われないのです。

なお、コード進行に関しては、絶対使ってはいけないというような厳格な決まりがあるわけではなく、あくまでダイアトニックスケール上においては、ダイアトニックコードを用いた方がしっくりくる、おさまりが良く感じる、という基本形が示されているだけで、質問者さんがinCのダイアトニックスケールでメロディーを作って、そこにC7-F7-G7のコードを付けてカッコよい響きだと思えれば、それは全く問題ありません。

まずはダイアトニックスケールコードの成り立ちと機能について調べてみて、その後ドミナントモーションで用いられる7thコードについても勉強されると良いかと思われます。
そうすると、Key=Cの時に、C-E7-A7-D7-G7-Cなどといったコード進行の7thがなぜinCでも使えるかが分かってくると思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
よくC→F→G(G7)と書いている理由は、
key=Cの場合、GのセブンスがFになりスケール内にある
音だからと言うことですね^^

たしかにCの7thはB♭でFの7thはE♭でスケール内にない音ですね。
決まりは無く響きがよければ何でもアリということですか^^


よくC→F→G(G7)と書いているので、
なぜ、C7→F7→G7やC7→F→G7、C→F7→Gという
書き方ではないのか疑問に思っていました。

お礼日時:2009/06/27 17:10

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