
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
つまり、自分で、部品を買ってきて、ディスクリートでD-FFを組んでみたいということですか。
バイポーラトランジスタでD-FFを作る場合(とくに、LSIに作りこむのではなくてディスクリートで組む場合)には、双安定マルチバイブレータ回路が基本になります。
(LSIに作りこむ場合には可能な限りトランジスタを増やして抵抗を減らす回路にするのに対して、ディスクリートの場合は逆に抵抗を増やしてトランジスタを減らす回路のほうがいいでしょうから)
D-FFの具体的な回路構成が検索しても出てこなかったんですが、
http://www.d.dendai.ac.jp/lab_site/dlab/2-3d-1/P …
にT-FFの構成例がありますが、これで、入力のところをちょっと変えると(ダイオードの付け方など)D-FFになります。
#以下、蛇足というか独り言
>MOSFETもしくは、トランジスタ単位
て書いてありますが、これは、#1の補足から判断するに、「MOSFETもしくはバイポーラトランジスタの単位」という意味なんですかね。
MOSFETもトランジスタですから、上のように書くだけではそういう意味だとは取ってくれません。
少なくとも、現在、D-FFの回路とかを普段仕事で実際に考えている人(=商用のLSIの回路設計をしている人)は、ほとんどMOSしか使わないんで、単に「トランジスタ」と言えばMOSFETのことを指しています。バイポーラトランジスタは、きちんと「バイポーラトランジスタ」と言わないとわかりません。
さらに独り言を言えば、最近は、バイポーラトランジスタのことを全く知らないアナログ回路設計者も多いです。というより、むしろ、逆に、バイポーラの知識を変に持っている人は、MOSを使ったアナログ回路設計でも、バイポーラトランジスタを単にそのままMOSに置き換えただけみたいな回路を作りがちで(こういう回路は消費電力が大きくなりがち)、MOS特有のアナログ回路(スイッチとキャパシタを使う回路など)に馴染めない、なんてマイナス面もあったりします。
丁寧なご回答ありがとうございます。
確かに、FETは「電界効果トランジスタ」と言うので、「バイポーラ」と明記したほうがよかったですね。
紛らわしい書き方をしてしまい申し訳ありませんでした。
No.3
- 回答日時:
#1さんのページのラッチとまあ、考え方は同じなんですが、#1さんのページのだと、スイッチがNMOSだけでできているんで中間ノードがフルスイングしないんで、きちんとCMOSスイッチとして使うことが多いです。
それから、D-Latch単体では反転出力にしておいて、D-Latchを2つ従属した状態(D-FF)で、正相の出力になるように組むのが普通です。(このほうが、D-FFとしての遅延時間が短くなるので)
あるいは、高速の回路で、クロックが定常的に来ることが保証されている回路では、ノードの電荷を貯めるだけで動かすダイナミック型の回路を使うこともあります。
http://ocw.osaka-u.ac.jp/contents/22/04_sekkei_1 …
等
CMOSで組むほうがよいのですね。
自分の予定では高速使用ではないので、ダイナミックはいらないと思います。
ご回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
ここでは、MOSFETの回路図&MIL論理記号の回路図になっていますが、トランジスタで記述する場合はどのようになるでしょうか?
MOSFETで組もうとすると(コストが)高くなるので、できればパイポーラトランジスタで組みたいのですが・・・
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