牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

今まで、文学小説と呼ばれる小説は教科書でしか読んだことがありませんでした。(教科書のものを読んだと言えるのならばですが…)
別に読書が嫌いというわけでもなく、ライトノベル系の小説は月に10冊以上読んでいます。今まで文学小説を読まなかったかは自分でもわかりません…。

本当に読んだことがないし、興味もなかったので教科書に載っているような超有名どころのタイトルしか知りません。
「人間失格」から読み始めたいなと考えているぐらいの初心者です。
あらすじからしか想像できませんが「人間失格」や「芋虫」が好きなような感じがします。(人間臭いものというか、人間のエゴの部分というか、そういうものが読みたいです)
教科書の記憶でいけば、山椒魚や羅生門も面白かったと思います。
そんな20代女の初心者に「まず、これは読んで欲しい」という小説がありましたら教えて下さい。
できれば、続きものではなく1冊の読みきりでどこの古本屋でも置いてあるような小説でお願いします。

A 回答 (4件)

 まず、私は村上春樹から始めました。


村上春樹 春の風を聴け
村上春樹 1973年のピンボール
村上春樹 羊をめぐる冒険(上・下)
 次に古典名作ですが、次のものが印象に残ります。
夏目漱石 坊ちゃん
夏目漱石 こころ
井伏鱒二 山椒魚
志賀直哉 城の崎にて
三島由紀夫 金閣寺
司馬遼太郎 最後の将軍
司馬遼太郎 功名が辻(1~4)
 蛇足ですが、小説家自身の文章論についても書きます。
谷崎潤一郎 文章読本
三島由紀夫 文章読本
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自分が読みたいと思うものを読むのが一番です。


『人間失格』が読みたいなら、それがいいんじゃないでしょうか?

太宰さんなら短編集『女生徒』も、読みやすくお勧めです。
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太宰治に興味がおありなら



『パンドラの匣』

をおすすめしたいです。太宰にしては珍しく明るい小説ですが、非常に読みやすく、読者の喜怒哀楽を見事にかき乱してくれます。

あとは定番ですが夏目漱石の

『坊ちゃん』

とてもポップでリズミカルなので、あっという間に読んでしまうと思います。漱石先生には失礼ですが、ラノベ的なノリで読める作品です。漱石先生は日本文学の中では比較的読みやすい方なので、全般的におすすめできます。

文学は私も大好きなのですが、やはりかみごたえがあるといいますか、独特の難解さがあったりするのですが、そこも含めてぜひ楽しんでください。もし興味がおありでしたら下記の作品もおすすめです。

夏目漱石『こころ』『それから』
森鴎外『高瀬舟』『山椒大夫』
武者小路実篤『友情』『愛と死』
太宰治『斜陽』『ヴィヨンの妻』
ヘルマン・ヘッセ『デミアン』
ジッド『狭き門』
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長いものが多いのですが、新聞小説から来た人は大概読みやすいですよ。


司馬遼太郎なんかお勧めですね。「坂の上の雲」なんて読みだすと
止まらないですよ。
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