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こんにちは。
自作小説を書いているのですが、章分けについて疑問があったので質問したいと思います。
私はこれまで自分のHP内での章分けをしたことはあったものの、作品そのものではした事がありませんでした。
ところが若桜木先生の指南本を拝読したところ、「タイトルは然程重要ではないが、章題は重要」というようなことが書かれていました。
それまで「新人賞に応募するのならタイトル以外はつけないもの」という認識だったのですが、これは普通のことなのでしょうか?
文字ばかりが続く(もちろん段落は有りで)のではなく、章ごとで題名をつけて分けるのでしょうか?
またその場合、章ごとにページも分けたほうがいいのでしょうか?
ご存知の方、経験者の方、回答おねがいします。

A 回答 (4件)

原稿用紙の使い方、ワープロ原稿にする場合の作法、というのはありますが、章分けは皆さんおっしゃるように、ルールがありません。


むしろ、「自分の中での物語の区切り」でやるしかないですよ。

No.1の方へのお礼欄に「章分けは出版後の読者の為ではなく、審査員の目に留まるため」とお書きになっていますが、審査員も読者だと思いますが。
「自分以外の他者に読ませる」という意味では同じでしょう。
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>「タイトルは然程重要ではないが、章題は重要」


『タイトルはその小説の顔だ』と真逆のことを言われる先生もいらっしゃるので『小説の書き方』的な本を読まれるのでしたら10冊ぐらいは読んだ方がいいですよ。
で、そういった『小説の書き方』を参考にするよりも、小説を一杯読んで自分なりにどちらがいいのか決めたほうがいいと思います。

>「新人賞に応募するのならタイトル以外はつけないもの」
応募要項にそのような規定がない限りは決まってません。ただセンスも求められるのでそれなりに自信がないと…とは思います。
章ごとでサブタイトルを付けるのでしたらそのサブタイトルから章の内容を思い起こせるようなものをつけなければなりませんし、そのサブタイトルから、だからタイトルはこれなんだ!というような繋がりもないといけないので…。

章ごとでタイトルを付ける方もいらっしゃれば章ごとに数字だけの方もいらっしゃれば、まったく何もつけずに改頁だけの方もいらっしゃいます。
まあ、大体、章ごとで改頁の方がほとんどではないでしょうか。出版社からの依頼のページ数内におさめるためにその辺で調整したりもしますしね(^^;)

何がいい、何が適切、何が正解…と規定のものがないので基本的には読者にどう読んで欲しいかで決めた方がよいかと思いますよ。
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章分けにルールはありません。

長編でありながら一つの章だけしかない作品もあれば、短編なのに二桁の章がある作品もあります。どのくらいの長さで分けるか、どのような形で分けるか、章題をつけるかつけないか、どのような章題をつけるか、そういうことまで含めて創作なのです。

章題をつけない場合、第1章、第2章と続ける方法だけでなく、アラビア数字、漢数字、ローマ数字、あるいはアルファベットや記号を使う方法もあります。

章題をつけた場合、初めて読む人に次の展開を期待させる効果があります。選考する人はそういう仕掛けまで含めて作品を評価するので、つけるのであれば、いい加減なものではなく、きちんと考えてつける必要があります。

もちろん、章の分け方や章題が駄目だからといって、落選することはありません。重要なのは内容です。しかし、作品のタイトルや章題が上手ければ、選考する人にいい印象を与えるでしょうし、下手ならば悪い印象を与えるでしょう。それを踏まえたうえで、どうするか自分で判断してください。

ついでに、述べておきますと、小説の書き方本を過信しないようにしてください。書かれている内容は作者の考えであって、それが全てではありません。実際の読書によって学んでいくのが一番効果的です。
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小説の作り方は、千差万別で、必ずしも一つじゃありません。


章分けは確かに重要です。
大体、1つの小説に、5~8の章があります。
何処で章を分けるかは、『話の流れが変わる』ところです。

この章分けですが、読み手の立場になって考えてみてください。
章に章題がついている。一方、章題無しで「第一章、第二章‥‥」と続く。
読み手が、目次からシーンを探して読み場合、拾い易いのは章題がついているものです。

章ごとにページも、読み手の心理を考えれば、分けたほうが良いでしょう。
目次から章を拾う場合、ページがきっちりと分かれていれば、読み手はしっくりくるでしょう。逆に、章が分かれているのに、ページが分かれてないと、読み手に、不要な前章の文字まで読ませることになってしまいます。
作家によっては、前章の余韻を含んでいる場合、敢えてページを分けなかったり、或いは‥‥ページの都合(笑)で、分けない方もいます。

新人賞に応募する場合と言う事ですが、『読み手』が誰であるかを考えてください。
貴方が新人賞に応募します。『読み手』は貴方の作品を審査する人です。
『初めて』貴方の作品を読む人です。
初めて読む相手に、章題はあまり意味がありません。
何故ならば、章題は、一度その小説を読んだ人が、再び読む際、自分の好きな場所から読むために拾うものだからです。
貴方の小説を初めて読む相手に、章題は必要ではないのです。
アニメに置き換えてみて下さい。
アニメにおけるサブタイトルは、小説でいう章題です。
その作品を審査する立場の人にとっては、章題はあまり意味がありませんが、視聴者にとっては、章題が無いと、不便です。
40話ある話の中で、好きな1話だけを観たい場合、章題(サブタイトル)は、拾うのにとても便利です。これが、ただ章分けされているだけで、『第1話、第2話‥‥第40話』と続いてたら‥‥困ると思います。
それと同じで、小説も、章題は重要なものになります。
貴方が仰った方の言葉の「タイトルは然程重要ではないが、章題は重要」は、章題は、いわば話を拾うために付いている物なので、タイトル程重要ではないが、章題が無いと不便」という意味です。

ただ、章分けはキッチリしてないと、読み手は、章の区切りがつかなかったり、息が詰まった感じになり、小説の内容の理解が薄れてしまうこともあります。
中には、章分けだけで章題が無いと、この章は前章の続きなのか、それとも話の流れが変わったのか、分からなくなる事があります。
時々、読み進めるうちに、章が分かれたことにさえ気づかなかったりするので、読み手に一息つかせる目的で、章題をつける方もいます。

私も応募した経験がありますが、その時は、『章題は有っても無くてもいい』でした(ライトノベルが、ここまで世に出なかった10年ぐらい前の話なので、あまり参考にならないかも‥‥)。
私は、付けなかったです。有っても無くてもいい章題を考える暇が有ったら、もっと小説の他の部分に考えを絞ろうとしました。
ただ、応募する出版社によって、全く違ったりすることもありますし、章分けや章題じゃなく、もっと別の事を要求してくる所も有ります。
先ほども申しましたが、ライトノベルが世に出る前の話です。
ここまで、ライトノベルが盛んな頃だと、昔と違うかもしれません。
応募する前に、調べる事をお勧めします。

>若桜木先生の指南本を拝読したところ、
多分その言葉は、もし貴方が新人賞をとって、小説家になったら‥‥と、その場合の注意点を書いてるのではないでしょうか?

この回答への補足

早速の回答ありがとうございます。
誤解を招くような説明で申し訳ありません。言葉が足りなかったようです。
若桜木先生が著書「新人賞を狙える小説プロット実戦講座」の中でおっしゃっていた「タイトルは然程重要ではない……」のくだりは、「下読みの審査員が候補を絞っていく中で、審査を公平にするためタイトルや著者名は伏せられる。中身だけを審査するので章題は見られるが、タイトルは見られることがない。だから章題だけ重要」というような内容でした(読み違いだったら申し訳ないです)。
ですから新人賞の場合に限り、章分けは出版後の読者の為ではなく、審査員の目に留まるためのようです。
ただ、自分自身の作品で章分けなどの経験が無く(自分の中での物語の区切りとは別に)、「新人賞の応募原稿に章分けが普通のことなのか」ということや、「章分けをする時のルール」等をはっきりさせておきたかったのです。

補足日時:2008/09/08 13:32
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