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メジャーなガンダムとマイナーな銀英伝。ハンバーガーと本格和食。そんな感じですかね、ガンダムは思春期の少年少女の主観がメインの十五少年漂流記ですし、銀英伝は人類社会全体を客観的に俯瞰し思想やイデオロギーの差異や葛藤について描かれた歴史小説です。たまに銀英伝のSF設定について野暮な突っ込みしている輩を今でも見かけますが、SF設定は調味料に過ぎません。量が多く凝れば素材本来の良さを台無しにしてしまいます。そこがわかってないんだああいう輩は。私はガンダムはZ世代ですが、初代の方が好きです。ちなみにガンダムは初代からOOまで全部見てますし小説もOVAもほとんど網羅してます。銀英伝は本編と外伝合わせて10回、1500回分は見てます。もちろん原作もアホになるくらい繰り返し読みました。子供の頃はガンダムでもいいんですが、語れるテーマが範囲が狭くユニコーン含めてもはや単なる繰り返しになっています。私は子供の頃から両作品にハマッてましたが大人になると銀英伝のほうがより普遍的で政略や権謀についても語れて面白かったりします。あとキャラクターがエキセントリックでないのもいい。富野監督は崇拝していますが作品のあのエキセントリックなキャラ達の物言いは年取ると疲れます。ご本人70近いお歳であのエネルギッシュな言動は尊敬に値しますが。それとガンダムはやっぱり刺激物です。年取るともうそういう食べ物にはついてけません。だから思い出としてのガンダムは好きです。ところが銀英伝は今でも現役です。オッチャン世代ならこういう感慨も解ってくれるかと。質問というかみんなの考えを知りたいな、と。そういう質問です

A 回答 (4件)

正直、「銀河英雄伝説」は、自分にとっては舞台設定が


宇宙になった「三国志」か「項羽と劉邦」「十八史略」みたいなので、面白いとは思っても、それほどはまりませんでした。
すでにそちらを読んでいたせいもあって、なんか、XXのあれに似たキャラクターがいるなぁという印象でした。
まぁ、逆にだから輜重の話とか、陣形、隊列、宗教からみの話が出ても分かりやすかったり、トールハンマーとかもカタパルトのSF的な設定かと思うとすんなり納得出来た気がします。
よくよく考えてみれば一騎打ちもありましたから。

ガンダムは、自分にとっては完全なジュブナイルなので、良くも悪くも過去を思い出すようなもので。
昔の思い出になってしまうわけで。
こっちは、オモチャを売るための広告というドライな見方もあるわけで。
今となっては、生暖かくみてしまう、新しいものは特に。
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ファーストガンダムが中学生か高校生くらいだったかなぁ?



確かに画期的ではありました。
SFアニメ史を語る上では確かにひとつの「特異点」ではあります。
でもまぁ、所詮は「SF風アニメ」でしたね。
当時からSF小説どっぷりの私から見ると、しっかり読む込むなら「SF」。
単純に面白がったり、カッコいいと燃えて見るのが「ロボットアニメ」。
どうも「ガンダム」は中途半端な感じが否めない。
(前番組がダイターン3だったせいもあるかな?)

「銀河英雄伝説」はガンダムに比べて新しい作品ですが、初めて読んだときにはちょっと違和感を感じました。
これもある意味画期的な作品ではありました
(国産スペースオペラで補給の問題をここまで重点的に取り上げたのはおそらく初めてじゃないかな?)

しかし、なるほど確かに作品の本質はSFではない。
むしろ、こういったのは歴史戦記ものにあるパターン。
同作者のファンタジー系作品(これも正しくファンタシーな訳じゃないが)である「アルスラーン戦記」は、そんな意味で違和感なく読めました。


蛇足ながら…
小説の「銀英伝」と「タイラー(初期シリーズ)」を読み比べるとなかなか面白いですよ。
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無理に比較する必要を感じないなーと思いました。


ジャンル違うんだし。

多少の共通点がある…と言っても、せいぜい日本産SFって大雑把なくくりとか、アニメ・小説が存在するというくらい?

あと、銀英伝をマイナー呼ばわりされると、それに及ばない多くの物が壊滅しません?

私は多くのSF系のコンテンツを好んでいますし、全てがメジャーだとは思いませんが。
銀英伝レベルで卑屈になられちゃ、それ以外のファンは立ち直れませんよ。




>年取るともうそういう食べ物にはついてけません。

刺激物を好んで食べられなくなる老いを経験したら、感性を失ってしまったことを寂しく残念に思うって考えます。

幸い、私はまだ割とどん欲な方でして。
硬派だろうが萌えだろうが、なんでもござれですね。
#元来なんでもありなんで、クォリティや自分の嗜好を厳しくチェックする事でリミッターかけてますけど。
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銀英は「SF設定は調味料に過ぎません」、そのとおりですね。



そもそもこの二つを比較しようと思ったこともなかったです。
ガンダムはアニメ、銀英は小説でありメディアミックスは付随なので、比較という考えを今はじめてしてみているところです。

私はガンダムにはのめりこめませんでしたが、銀英はのめりこみました。
強いて言うなら富野監督入魂の初代ガンダムは、銀英と同等レベルのスペースオペラと言えるのかもしれないなあと個人的に思いますし、富野監督のクリエイター根性は心から尊敬しています。
銀英はスペースオペラというカテゴリ分けもさることながら、それ以前にスペースに舞台装置を設けた歴史大河であり、そこが魅力なのであり、人と歴史という不変のテーマを描いているので、どんな年齢になっても楽しめると思います。
もともと「キャラ萌え」しない性質なので、余計に銀英の物語としての魅力に入りやすかったのかなと感じます。
近年のガンダムはアイドルキャラ化されすぎて、物語を俯瞰する楽しみが難しくなりました。
70代に入られ、富野監督がより自由になられたのなら、初代に通じるような何の制約もない(よく商業ベースの弊害を語っておられるので)スペースオペラをユニコーンに期待したいなあと思っているところです。

ちなみに質問者さんには、是非ファイブスター物語(マンガ原作)を読んでみてほしいなーと思いました。
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