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素朴な疑問です。タイトル通りです。

停車した電車が、
ホームと逆側のドアを誤って開いてしまったら
ものすごい大惨事になりそうだなあと思ったもので。

「どこどこの駅に着いたとき、どっちのドアが開くか」
というのは、
もう自動的にプログラムされているものなんでしょうか?

ご存じの方、教えて下さい。

A 回答 (7件)

電車運転士をしております。



通常は車掌が乗務しており、
停車⇒停止位置限界線を越えていないか確認(越えているとホームからはみ出ているのでバックさせる)⇒ドアスイッチを開け位置にする。
・・・という作業になります。
停止位置限界線を越える越えないの確認の際、目視で当然ホームを確認する(逆に言うと、ホームを見なければ、確認そのものが出来ない)ので、ホームの逆側を開けてしまうというケースは、通常ではありません。

ただ、やはり過去には、
ホームが無い側を、間違えて開けてしまったと言う事例もあります。
仰るとおり、大変危険な事態も想像出来ます。

確認をちゃんとやっていない、
勘違いなどのミス、

要因は上記の通りになります。

JR東日本(京浜東北線など)、また、京阪鉄道の一部車両では、センサーによる検知装置が先頭車の側面にあり、両先頭車のセンサーで検知出来ない場合は車掌がドア操作しても開かないように安全装置がつけられたケースもあります。

自動的にドアが開く側がどちらかを機械にやらせるのは無理があります。

誤作動の危険、
また、駅のよってはどちらのドアも開く可能性、
ダイヤ乱れなどでの着線変更の際、対応が間に合わない、
最後に、機械は正確に動作しても、人間がその入力を誤れば、逆側のドアを開けてしまう可能性もあり、決して安全対策の理由には出来ない。

これらが理由になります。

ワンマン電車の場合、運転士がドア操作も行います。
席についた状態での操作なので、左右のドアスイッチが近くなり確かにより誤開扉の危険性も高くなります。
ATOなど自動運転の地下鉄の場合は、やはりセンサーによりカバーしていますが、地方のローカル線でのワンマン電車の場合はそのような機器は無く、運転士の注意力に依ります。

乗務員室をご覧頂くと分かると思います。
カバーを付けて間違えてドアスイッチに触れてドアが開かないようにしていたり、行路表にドア開扉方向の注意書きが書いてあったり。
各乗務員で、事故防止のために工夫しています。

走行中の列車、間違えてドアが開いてしまうという事故は、ドアコックをいたずらしない限りはならないように安全上の設計がされています。
また、ドアが開いているときは、力行回路が形成されないようになっています。
走行中の列車のドアが開いてしまうという事は通常可能性は低いモノです。
ただ、ドア故障時、列車から旅客を降ろし、回送列車として車庫に収容する際、力行回路が形成出来ないのでは収容のしようがなくなってしまいます。
その為、除外するスイッチも備えています。
通常は乗務員は触れる事は無く、交代引継ぎ時にスイッチが投入されているのを確認する決まりになっていますが、確認漏れがあれば、やはり絶対とは言いがたいのも事実です。

機械があって安全ではなく、
機械が正常でも、扱う人間が誤れば正常には機能しません。
鉄道の安全は、機械がではなく人が守るモノになります。
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この回答へのお礼

本職の方に答えて頂けるとは!
本当にありがとうございます。

そうですね、電車のダイヤも、まだ人間が作ってると聞きました。
なんでも機械に頼れるという思想自体、
危険なものなのかもしれないですね。

お礼日時:2009/11/05 16:35

こんばんは。



基本的に鉄道車両のドアはワンマン列車を除き、車掌が開閉の取扱を行います。
この際、ドアを開けるスイッチはそれぞれ連動する方のドア側にのみ設置されていますので、車掌が停止位置を確認し、こちら側のドアを開けて良いということをきちんと確認している限り事故は起きません。

逆に言うと、車掌が慌てていてきちんと確認せず、反対側のドアを開けてしまう可能性もあるのは事実ですし、この手の事故は過去にも何度か起こっています。

後、最近のJR東日本の車両ではドアの開閉駆動を従来の空気圧方式では無く、電動スクリュー式を採用しているのですが、当初は反対側のドアが開いてしまったという事故が何件かあったように記憶しています。
これは乗務員のミスでは無く、機械的なトラブルの事例ですね。
最近は安定してきたようですが。

なお、車掌が乗務しないワンマン列車の場合、運転士がドア扱いを行うことになりますが、運転席の一箇所に固められたスイッチを扱う為か、素人から見ても下手すると反対側のドア扱いスイッチを触ってしまいそうだ・・・と思うことはありますね。

現在の所、これらのような人的なドア扱いミスを防ぐ方法は無かったと思います。プログラムで対処しても良いのですが、駅と駅の間でドアを開けることもあるかもしれない事を考えると、『この駅のこの停止位置の範囲内に限り、反対側のドアを開けてはならない』というプログラムと装置を組む必要があります。

そして、超音波測定技術によって何とか対策ができないか、JR東日本を中心に研究が進められています。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_21/ …

良好な結果が出れば、山手線あたりから採用されるかもしれません。

ちなみに、各社微妙に基準は異なりますが、列車の速度が時速数キロ以下の場合に限ってドアを開くことができるようになっています。
走行中に限って言えば、非常時に扱う非常コックを触らない限りドアが開くことは考えにくいと思います。

後、No.5さんが回答されているように、ホームが短い場合などで、編成全ての車両でドアを開けることができない場合もあります。

関東だと京急本線の梅屋敷駅などが有名で、梅屋敷駅は前後が踏切に挟まれており、4両分のホーム長しかありませんので、6両編成の列車が停車する際には2両分のドアを開けることはありませんね。
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最近の、一部の電車ではホームに面していないドアが開かないようになっているものもあるそうです。

もともとは電車がはみ出してしまうような短いホームに無理に停めるためらしいのですけど・・・。
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ドアーの開閉スイッチが左右で別々の所にあるので、通常走行の場合は間違えられません。

(車掌が開閉する場合)
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私は、鉄道好きなので車掌の動作も見てますが、ドアの開閉も車掌の大事な仕事の一つです。


ドアの開閉のタイミングは車掌が確認して手動で行っているのが普通だと思います。

超満員電車でもしホームと逆のドアを開けたら大変な事に成りますね。

一部のモノレール(ゆりかもめ等)は自動運転ですので、コンピュータの故障などで反対側のドアーが開く可能性があるかも、怖いですね。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/158/top.html
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当方、JR北海道管内ですが


車掌の動きを見ていれば分かりますけど
停車後に開閉スイッチを手動で操作しています

普通失敗しないですけど
ミスすれば開きそうです

もっとも、ゆりかもめとか無人運転の場合は自動でしょう
色々な場合があると思います
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検索しましたが結構あるみたいですよ。



最近のはこちら
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp …

運転手さんがスイッチ操作で開けてるみたいです。

駅によって右左決まってそうですが
何番ホームに入るとかあるので
プログラムなどで完全に縛るのは難しいのかもしれませんね。

参考URL:http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やっぱりありえることなんですね……

満員電車だったらと思うと怖いです。

お礼日時:2009/10/31 20:50

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