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エレキギターのトーン用のポットについて。

【現在の状態】
10~3ぐらいまで非常に緩やかな効き(あまり音に変化がない)で、3~0で急激にモコモコになります。
今付けているポットは500KのBカーブです。たしか以前ポットを付け替えるとき、AとB両方試してみて、比較的変化が滑らかだったBにした記憶がありますが、どちらにしてもあまり変わらなかったように思います。
PUはハムバッカーで、コンデンサは0.022μFのセラミックコンデンサです。

【希望していること】
できればもう少し正比例的な効きかたのカーブにしたいと思います。(ポット及びコンデンサの交換)

【質問】
皆さんが使っておられるギターの、トーンに使われているカーブとその変化特性を教えてください。もし分かればポットのメーカーも教えてください。
できればハムバッカーのギターで、500kΩのポットならより有り難いです。

1)PUの種類(シングルコイルorハムバッカー)
2)トーンに使われているポットの抵抗値とカーブ
3)そのポットのメーカー
4)コンデンサの容量と種類
5)トーンの効き具合の変化具合(できるだけ詳しく)

もちろんピックアップの特性もありますから、同じポットをつけて同じ効果が得られるとは限りませんが、一定の参考基準にはなるはずです。
分かる範囲で結構ですので、どうぞよろしくお願いします。

※「トーンなど使わなくていい」、「そもそもトーンの使い方をこうすべき」という運用的観点ではなく、あくまで技術的な面に絞って回答をお願いします。

A 回答 (2件)

まず、それぞれ質問に答えさせていただきます。


1)PUの種類
 ハムバッカー
2)トーンに使われているポットの抵抗値とカーブ
 500kB
3)そのポットのメーカー
 東京コスモス RV24(ギター用ではない)
4)コンデンサの容量と種類
 Philips 311/C296 MUSTARD フィルムコンデンサ 0.022uF/200VDC
5)トーンの効き具合の変化具合(できるだけ詳しく)
質問者と同じく10~3までの変化があまり無く、3~0への変化が大きい。
特に10~8付近は変化が耳で感じ取れない。

次は改善方法ですね。
Bカーブがすでに直線的に変化するものなので、Aカーブの逆、Cカーブを使えばある程度は滑らかに変化するのではないでしょうか。
しかし、ギター用のポットにCカーブは恐らく存在せず、そもそもCカーブ自体数が多くありません。
なので、Aカーブの配線の位置を変えることによりCカーブの代用とすることが出来ます。
方法はポットの1と3の配線を入れ替えるだけです。
ただ、トーンの効きが通常とは逆(0でトーンをスルー、10でトーンを絞った状態)になってしまいます。注意してください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変参考になります。
PUとポットの形式は同じで、変化カーブもやはり同じような感じなのですね。これはもうこういうものと諦めるしか無さそうな気がしてきました・・・
Cカーブのポットというのも、店頭では見たことはなく、サウンドハウスでは左用としていちおうあるにはありますが、ほとんど売られていませんよね。

今ボリュームに「スムーステーパー化」を施そうと、抵抗とコンデンサを何種類か買ってきてあります。
これをトーンにも利用できないものか、と思ったりもしますが・・・。余った部品で少し試してみます。

お礼日時:2010/01/19 09:15

まぁ、こう言っては身も蓋もないですが、質問者の方もうすうす感づかれているとおりで、「PUの種類」というくくりでは、内部回路の微細な所も部品実装の違いも、またシングル/ハムというくくりでも個々のPU特性は違いますから、この手の情報収集は、無駄とは言わないモノのそれほど応用性のある参考にはならないです。



どっちかというと、ちょっととっつきは難しいでしょうが、こういう回路知識面から自分のギター回路と素子特性を、まず「机上理論的」に解析して、そこから当たりを付けて何種類かの部品をセレクト→テストの方が、質問者の方のスタイルでは現実的ではないかな…という気がします。
http://www.k4.dion.ne.jp/~ichian/analog/ptone/pt …

基本的には、トーンカープはBを使うのが一般的だとは思いますが、それでもリニアに変化しない事の一番の原因は、小理屈的には上のサイトの2つ目の図の変化グラフがわかりやすいところでしょう。
急激にモコモコする理由の一端は、ポットの変化カーブうんぬんだけでなく、この形式のトーンではポットを絞れば絞るほど、カットされる周波数幅とカット量が急激に変化する事にも負う所が大きいです。
(高域から徐々に落ちていく変化が、絞れば絞るほど急激な変化に変わる。また、これは出力ボリュームの変化特性とは全く別物…なので、ポットカーブの特性と必ずしもイコールな変化ではない。)

その意味では、トーンカーブが変わっても「急激に変わるポイント位置」が変わるだけで、特性自体はそんなに変わりません。

また、ここがやっかいなのですが、PUによって特性=高域の発生量が、模式グラフのように真っ直ぐではなく相当な「暴れ」があります。
だから、トーンフルテン時にPUの高域音色として大きなファクターを持っている帯域が、この手の回路では一瞬にしてガクンとゼロになってしまう瞬間が必ず発生するのも、一定はやむをえないところです。
この「PUの音色特性としての暴れ」は、PUが違ったら全然違うので、逆に言えばPUが違うとコンデンサやポットの値が同じでも効き方は全然違ってくる…ので、Aのギターがたまたま良好な変化だからといって、Bのギターを同じ値にしても変化は全く変わってきます。

コンデンサとボリュームは、図のf1とf2の値として計算で求められますから、今の値でどういう変化になるはずか、値を変えると変化位置がどう変わるはずか…という点で「当たり」を立てて、あとはやっぱり計算値は机上論に過ぎないので、テスト回路を組んでみて「机上論と実際の聞こえ方」の相関関係を試してみるのが一番だと、私は思います。

本当は、RAT STYLEとされている回路が、計算数値的には一番滑らかな変化になるのですが(ただ、前述の「PUの周波数の暴れ」があるので、暴れがキツイPUだとガクンと落ちる感は出やすいが)、記事に有るとおり、ある程度高域が減衰した形がスタートになるので、コンデンサの選定がやっかいなのと、この回路の後ろのインピーダンスで特性が大きく変わるので、扱いは難しいです。
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この回答へのお礼

非常に詳しくありがとうございます。いつも大変参考にさせていただいています。
リンク先の説明を読んでみました。こういう計算式である程度まで求められるものなんですね。(ただ、掲載の図を見てもいまひとつ理解できませんでした・・・)
急激に変化するポイントは、どうしても避けられないものなのですね。
結局ノーマルな状態で我慢して使うしかなさそうですね。また時間があるときにいろいろ部品を変更してみて、徐々にしっくりくる組み合わせを探していこうと思います。
ギターによっては、比較的スムーズに変化するものもあったりしますが、PUの特性の違いで変わってくるものですので、PUを別のものに換えてみるのも良いかもしれませんね。今のPUに不満な面もあるし、良さそうなPUを見つけたら交換してみようと思います。

お礼日時:2010/01/20 11:16

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