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10Gb Ethernetについて勉強しているのですが、
10Gb EthernetとGb Ethernetは規格としてつなげられるように作られているのでしょうか?

10Gb EthernetをそのままGb Ethernetにつなげても大丈夫なのでしょうか(その逆も)?

できれば、こうすればつなげえることが出来る、
ではなく、規格として作られているのかどうかを知りたいです。

10GB Ethernetの教科書やいろいろなサイトを探してみても解決できず困っておりまして、
申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

「つながる」を互いのMAC層でフレームをやりとり(以下、単に「通信」


といいます)できる、と解釈します。また、規格とは、IEEE 802.3 の
範囲と解釈します。

1. 10GbEとGbEは、まったく通信方式が違うので、いかなる組合せでも
  (通信媒体に同じUTPを使用する1000BASE-Tと10GBASE-Tの間でさえも)
  通信できません。

2. 10GbE対応デバイスがGbEのモードも備える、といった
  下位互換性が、規格上義務づけられているわけでもありません。

ということで、規格で決められている範囲では、通信が保証できるように
は作られていません。これは、10MbEと100MbE、100MbEとGbE の間でも
同じことが言えます。


ご質問に対する答えとしては以上になってしまいますが、さらに以下の
点は補足しておく必要はあるでしょう。

3. 上記 1.や 2. にかかわらず、規格は一つのデバイスが複数の
  通信モードをサポートすることを禁止しているわけではありません。
  現実に出荷されている10GbE製品の中には、複数の下位モードを
  サポートするものが存在します。
  特に、現在出荷されている10GBASE-T対応製品は、
  1000BASE-Tと100BASE-TXもサポートするものが多いです。

4. さらに「10GBASE-T対応デバイスと1000BASE-T対応デバイス」といった
  一部の組合せにおいては、この2つを接続したときに互いがサポート
  する通信モードを検知する仕組みが規格上決められています
  (いわゆるオートネゴシエーション。もちろん、光vs銅や、
  同じ光同士でも波長が全く違うデバイス同士では検知できません)

  特にGbE以降はオートネゴの実装が必須になっているので、
  少なくとも「10GBASE-T対応デバイスと1000BASE-T対応デバイス」の
  組合せにおいては、互いがサポートする通信モードを知ることが
  規格の範囲内では可能であり、さらに、3. のように10GbE対応
  デバイス側がGbEの通信モードもサポートしている場合は、
  自動的にGbEへ切替えて通信が可能となります。

5. ケーブルについては、可能な限りGbEで使用していたものを10GbEでも
  使用できるよう、注意深く規格が制定されています。
  ただし、10GbEでは通信可能な距離が短くなることがほとんどです。
  どのような場合に使いまわしが可能であり、どれだけ距離が短く
  なるのかは、規格で明確に決められています。
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No.1です。


なぜ、質問への返答ではなく「別アカウント」を作成しているのかはこの際置いておきます。
(通常なら「複アカウント保持」として徹底的に無視しますが、そういった類の感じではないので。)

>私が伺いたかったことは、例として、現在、1000BASE同士で運用しているものを
>片側のみを10GBASEに置き換えて接続することが可能なのでしょうか?
>というものです(10GBASEを1000BASEとして運用することが可能?)。
>同様に、10BASEと10GBASE、100BASEと10GBASEも規格として接続が可能なのでしょうか?
>
>できれば、メタルケーブル同士の場合と光ケーブル同士の場合の相互運用が可能なのか教えて頂きたいです。
簡潔に書けば、#3氏の回答の通りです。
「可能かもしれないが、質問からでは判断しようがない」
これが結論です。

「10G」とか「1000Base」はあくまでも「通信速度」としての意味合いしか持ちません。
使用している機器(LANカード、HUB、ケープル)がそれぞれの仕様を満たしている場合のみ利用が可能です。
1000Base(1Gbps)で通信できても、100Baseに対応していない機器もあります。
同じ「1000Base」とはいっても、「メタルケーブル」の場合もあれば「光ケーブル」の場合もあります。
同じ「光ケーブル」であっても「シングル」と「マルチ」といった違いもあります。
従って、「利用形態に合わせた機器を選定すればできるだろう」ということになります。

例えば、固定電話は電話自体はメタルケーブルによる接続ですが、基幹線は光ケーブルによる多重化通信です。
途中にメタル-光の変換機器があるからこそこのようなことができます。
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#1 の「しかし」以下を読んでください.

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>SnowShowerさん


ご回答どうもありがとうございます。

申し訳ありませんが質問者として質問の補足ができなかったので
回答者として質問の補足をさせて頂きます。

私が伺いたかったことは、例として、現在、1000BASE同士で運用しているものを
片側のみを10GBASEに置き換えて接続することが可能なのでしょうか?というものです(10GBASEを1000BASEとして運用することが可能?)。
同様に、10BASEと10GBASE、100BASEと10GBASEも規格として接続が可能なのでしょうか?

できれば、メタルケーブル同士の場合と光ケーブル同士の場合の相互運用が可能なのか教えて頂きたいです。
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単純に「10Gb」と「Gb」だけでは判断がつきません。


10Gbは、高速回線という意味でそれ以前のものと「物理的な部分」で違いが多いためです。
「IEEE 802.3an」準拠ならUTPケーブルを使用する規格の為「ケーブルの接続」については問題ありません。
しかし、下位通信への対応が施されているかは別問題です。
これは利用する機器が対応しているかということになりますので、この機器の仕様を調べる必要があります。
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