空気清浄機 使用期限の切れたフィルター

こんばんは。
空気清浄機は製品によっては何種類ものフィルターを使用していますよね。
そして炭を使った消臭だけが目的のフィルターには大抵使用期限が有ると思います。
使用期限に関わらず消臭効果が無くなったらただの空気抵抗にしかならないとおもうのですが残しておくメリットはあるのでしょうか？

私の場合はこの製品
http://www.irisplaza.co.jp/Index.asp?KB=051013ai …
の黒い消臭フィルターの期限が切れていて消臭効果も無かったので
試しに外したら同じ弱でも外す前と比べ排出される風量？が増えたので
外した方が効率が上がるんじゃないかな～と思っています。

No.1 回答者： noname#151730 回答日時： 2010/03/23 05:25

入力されたサイト内に各パーツのコーナーがありますよ。

（下の方）
空気清浄機のフィルターはそれぞれ使用期限がありますので、パーツごとに購入されて交換を勧めます。

お尋ねの＜フィルターをはずしたほうが風量が増えて効率が上がるんじゃないか？＞ですが、フィルターの入っていない空気清浄機はただの扇風機ですよ。意味のない電力消耗品です。

この回答へのお礼

>フィルターの入っていない空気清浄機はただの扇風機ですよ。

消臭フィルターの事ですが？

お礼日時：2010/03/23 14:36

No.2 ベストアンサー 回答者： lions-123 回答日時： 2010/03/23 05:49

＞空気清浄機 使用期限の切れたフィルター

　　　　　　　　　　　↓
Ｑ１：使用期限に関わらず消臭効果が無くなったらただの空気抵抗にしかならないとおもうのですが残しておくメリットはあるのでしょうか？

Ａ１：
フイルターには、静電フイルター（粗い埃の捕集）、活性炭フイルター（脱臭）、ＨＥＰＡフイルター（細かな花粉やカビ胞子他の捕集）等の種類があります。

それぞれ、テスト基準＆検査方法があり３０分間に規定以上の効果を発揮出来なくなる時期で交換の目安（賞味期限と言うよりも消費期限）としております。

したがって、使用頻度・使用場所の空質・メンテナンス（フイルターの仕様で洗えるタイプや掃除によって効果の持続期間、効果がある程度回復するタイプもあります）。

また、期間で直ぐに効果が無いのではありませんから、同等のフイルターへの更新をされるのが一番ですが、用意されるまでの期間の使用であれば、当該フイルターが無いよりは少しの効果ダウンを覚悟された上なら有った方が良く、当然、使用も出来ます。


Ｑ２：外す前と比べ排出される風量？が増えたので
外した方が効率が上がるんじゃないかな～と思っています。

Ａ２：
仰る通り、フイルターは、空気清浄機の室内空気の吸い込み→浄化→排出の仕事の効率面から言えば、空気抵抗に成り、吸い込み仕事率を低下させますが、それは単なる空気の機械的な流入量の問題であり、「黒い消臭フイルター＝おそらく活性炭脱臭フイルター」の脱臭による、お部屋の臭い成分の吸着削減が出来なくなります。

つまり、脱臭や除塵効果は
「吸い込み風量×吸い込み面積×効率（脱臭or除塵）」で、効果は決まるので、吸い込み風量が大きくなっても、脱臭効率がゼロ近傍であれば、脱臭効果がほぼ無い（自然減衰や機器への付着による減少のみ）と言う事になります。

これは、除塵効果も同じで、風量のみ大きくなっても、埃テストで言えば塵埃の大きさ（ミクロン単位）や密度にもよりますが、取り除きたいハウスダスト＆アレルゲンである→花粉・排気ガス物質・ダニの死骸や糞・粉塵等にはフイルターが無ければ空気抵抗が減少するだけでなく、屋内の空気がフリーパスして行くだけになり、空気清浄機としての働き・効果効用は期待出来ない事になります。


メーカー指定のフイルターを正しく装着・メンテしてお使いになる事が、健康＆快適空気清浄機としての性能の基本であります。
フイルターを外したり、使用期限を経過し効果が感じられずに運転すれば、期待される空質改善効果がありませんし、機械内部に蓄積された有害物質によりお部屋の空気に対しては逆効果：空気汚染機の恐れもあります。