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AVIファイルをDVDに焼こうとすると容量が増える理由は?


800メガくらいのAVIファイルをDVDに焼こうとしています。テレビでも見られるように、Neroを使用して、焼こうとしているのですが、容量が3.5ギガくらいに膨れ上がってしまうのです。

家庭用テレビで見ることはできるのですが、何故、こんなに容量を食うのでしょうか?

また、容量を食わないようにするには、AVIファイルを別の種類の動画に変換しておいたほうがいいのでしょうか?

A 回答 (2件)

はじめまして。



AVIはコンテナ(箱)です。
中には様々な映像、音声のフォーマットを格納できます。
映像はDV-AVI、MPEG1、MPEG2、MPEG4、H264/AVC、Divx、Xvid、MotionJPEGなどなど。
音声はWAV、MP1-L2、MP3、AC-3(ドルビーデジタル)、AACなどなど。

DV-AVIの場合は元データ自体がDVDの最高画質の約3倍の容量あるので、DVD-VIDEOを作製すると容量が減ることとなります。
ところが同じ拡張子.aviでも中身が違えば容量も変わります。
一般的にDVDに使用されているMPEG2PSよりも圧縮効率の高いMPEG4系のフォーマットや音声ではMP3やAACが使用されますが、その場合DVDでSPモード程度の画質は大体2Mbps程度で変換可能ですので、容量は約半分程度に抑えることが可能です。もちろん映像ビットレートや音声ビットレートを低く設定すればするほど低画質にはなりますが、さらにデータの容量を減らすことも可能です。

あなたがやろうとしていることはこの逆なのです。
一般のDVD機器で再生できるDVD-VIDEOを作製する場合は、DVD-VIDEOの規格に準じた方式に変換されま
す。当然高圧縮なフォーマットで収録したものはMPEG2に変換されるので容量が増えます。音声もリニアPCM、MP1-L2、AC-3のいずれかに変換されます。
だから元が800MBのデータが3.5GBになっても何ら異常はありません。

DVD-VIDEO作製時のオーサリングソフトのMPEG設定が高画質(8~9Mbps)程度になっていれば、それこそ1層4.7GBのディスクには60~70分程度しか収録できません。(4~5Mbps)で大体120分程度収録可能です。
そのオーサリングソフトのMPEG設定、音声設定を変更すれば容量は抑えられますが、MPEG2の特性上VBR4Mbps(ピーク8Mbps)未満に設定すると急激に画質が劣化します。激しい動きのブロックノイズ発生や輪郭が崩れたりもします。
なので容量を節約しようとして無闇にMPEG設定を変更すると、かなり劣悪な画像になる可能性があります。
デジタルと言っても動画方式を変換する度に画質は劣化します。例え変換後を高画質に設定しても劣化は発生します。
動画変換は最小限に抑えた方が懸命です。
この場合はAVI→MPEG2と一度変換されています。AVI→他の方式→MPEG2にしたら更に画質は劣化します。

3.5GB程度ならば1層4.7GBのDVD-Rに丁度良い位のサイズです。無理にこれ以上容量をケチる必要はありません。
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この回答へのお礼

これまで不思議でしたが、容量が大きくなる理由が分かりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/02 09:20

AVIファイルで採用した圧縮方式がDVDよりも新しいためです。

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この回答へのお礼

なるほど~ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/02 09:21

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